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SFA JOURNAL by ネクストSFA

SDカードのデータが消えた?原因と自力で復元する対処法を解説

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

SDカードはスマホやカメラ、ドライブレコーダーなどで広く使われていますが、その反面、ちょっとしたトラブルで大切なデータが突然消えてしまうこともあります。特に以下のような症状が見受けられる場合、注意が必要です。

  • 保存していた写真や動画が突然消えていた
  • フォーマットしてくださいと表示される
  • PCや端末でSDカードが認識されない

こうしたトラブルは、ファイルシステムの破損や誤操作、物理的な劣化などが原因で発生します。状況によっては、放置や誤った対処によって復元可能だったデータが完全に失われるリスクもあるため、慎重な対応が求められます。

本記事では、SDカード内のデータが消える代表的な原因と、自分でできる安全な復元手順をわかりやすく解説しています。

SDカードのデータが消える原因

SDカードからデータが消えてしまう主な原因は以下の通りです。いずれも操作ミスや軽度のトラブルで発生しやすく、正しく対処すれば復元できる可能性があります。

  1. 誤ってデータを削除した
  2. SDカードをフォーマットしてしまった
  3. SDカードが認識されない・読み込めない
  4. 軽度な論理障害

誤ってデータを削除した

スマホやカメラの操作中に、大切な写真や動画をうっかり削除してしまうことはよくあります。削除直後であれば復元の可能性が高く、上書き保存を避けることが重要です。

SDカードをフォーマットしてしまった

誤って初期化操作を行い、全てのデータが消えてしまった場合も、軽度の論理障害であれば復元ソフトを使って元に戻せることがあります。

SDカードが認識されない・読み込めない

PCやカメラ、スマホでSDカードが突然読み込めなくなる場合、接触不良やファイルシステムのエラーが考えられます。

軽度な論理障害

ファイルシステムの破損によってアクセスできなくなっても、データ自体が残っているケースは少なくありません。適切な操作を行えば、復旧できる可能性は十分にあります。

こうしたトラブルが発生した際に最も重要なのは、誤ってデータを上書きしないことです。復旧の妨げとなるため、不要な操作は避け、速やかにデータ復旧の専門家へ相談することが求められます。

【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。

たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。

以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。

  • 絶対に失いたくないデータがある
  • 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
  • パソコンやストレージ機器の操作に不安がある

編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
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失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。

SDカードの復元方法

SDカードのデータが消えた場合でも、条件によっては自力で復元できる可能性があります。以下の方法を試す際は、新たな保存や編集を絶対に行わないよう注意してください。

  1. 新たなデータの書き込みを控える
  2. Windowsのエラーチェック機能を使う
  3. データ復元ソフトを使う
  4. スマホ用の復元アプリを使う

新たなデータの書き込みを控える

削除やフォーマット、認識不良などが発生した直後に、上書きが行われると復旧が困難になります。復元前にSDカードへ一切の保存操作をしないようにしましょう。

  1. SDカードを使用中止する。
  2. 電源を切り、取り外して安全に保管する。
  3. 復元作業は別のパソコンやソフトで行う。

Windowsのエラーチェック機能を使う

SDカードが認識されているがアクセスできない場合、Windowsのエラーチェック機能で修復できる可能性があります。

  1. エクスプローラーでSDカードを右クリックし、「プロパティ」を選択。
  2. 「ツール」タブを開き、「エラーチェック」から「チェック」をクリック。
  3. 「ドライブのスキャン」を選択し、修復が完了するまで待つ。

データ復元ソフトを使う

削除やフォーマットによるデータ消失は、復元ソフトを用いることで復旧できる場合があります。ソフトは必ずSDカード以外の場所にインストールしてください。

  1. SDカードをカードリーダー経由でPCに接続する。
  2. 復元ソフト(EaseUS、Recuva、PhotoRec、MiniToolなど)をSDカード以外にインストール。
  3. ソフトを起動し、SDカードを選択してスキャン。
  4. 復元したいデータを選び、別のドライブに保存する。

スマホ用の復元アプリを使う

スマートフォンで使っていたSDカードの場合は、AndroidやiPhone向けの復元アプリを使用する方法もあります。成功率は機種やOSにより異なります。

  1. PlayストアやApp Storeで「データ復元」「SDカード復元」などのアプリを検索。
  2. スマホにインストールし、SDカードをスキャン。
  3. 復元可能なデータを確認し、端末またはクラウドへ保存する。

自己復元が難しいときは

物理的な破損(水没、折れ、端子の損傷など)がある場合や、復元ソフトで認識できない場合は、無理に操作せず専門業者に相談するのが最も安全です。無理な操作は状態を悪化させることがあります。

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まとめ

SDカードのデータが消えたとき、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。

本記事で紹介した業者であれば、診断・見積もりは無料なので、「データが戻るかどうかだけでも確認したい」という方にも安心です。

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