更新日:2025/08/05

【要注意】共有フォルダにアクセスできない原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
共有フォルダにアクセスできず、業務が滞っていませんか?
- ネットワーク経由で共有フォルダに入れない
- 突然「アクセスが拒否されました」と表示される
- 特定のユーザーだけがファイルにアクセスできない
このような状態が続くと、重要な資料のやり取りがストップし、チーム全体の作業効率に深刻な影響を及ぼします。
共有フォルダにアクセスできない原因は、ネットワーク設定の不具合やアクセス権限のミス、サーバー側のトラブルなど多岐にわたりますが、正しく対処すれば回復は十分可能です。
この記事では、アクセスできない原因とチェックポイント、そしてすぐに試せる対処法について、IT初心者にもわかりやすく解説します。
もし設定変更や権限調整だけでは解決できない場合も、私たちが紹介する専門業者が24時間365日対応の無料相談を提供しています。安全・確実に問題を解決したい方は、今すぐご相談ください。
共有フォルダにアクセスできない主な原因
共有フォルダにアクセスできない原因は多岐にわたり、それぞれの原因に応じた具体的な対策が求められます。以下の目次から該当しそうな項目を確認し、問題の切り分けを行ってください。
以下、それぞれの原因について詳しく解説します。
ネットワーク接続の不具合
共有フォルダがあるサーバーやNASへPCから接続できない場合、物理的にネットワークが不安定な可能性があります。
ケーブル断線、ルーターの動作不良、Wi‑Fiの電波干渉、ハブの故障などが原因で、PING応答がない、応答が遅い、といった現象が発生します。
共有設定・アクセス権限の不備
共有設定またはNTFSアクセス権限の不足により、ユーザーがフォルダに接続できないことがあります。
共有タブで正しいユーザーに共有権限が付与されていない、セキュリティタブで読み取り/変更/フルコントロールが適切でないとエラーが出ます。
資格情報の問題
保存されている古い認証情報やユーザー名・パスワードの誤入力により、正しいアクセスができなくなるケースです。
Windowsの資格情報マネージャーに過去のログイン情報が残り、新しい認証と競合して接続に失敗することがあります。
ネットワーク種別の設定ミス
Windowsでネットワークの種別が「パブリック」になっていると、共有が禁止されているためアクセスできません。
セキュリティの観点からパブリックではファイル共有が無効化される仕様で、「プライベート」に変更する必要があります。
SMB関連の設定問題
Windows10/11では、「SMB1.0」を無効化しているのが標準になっています。古いNASや共有機器ではこのバージョンのSMBが必要な場合があります。
特に「安全でないゲストログオン」を必要とする機器では、SMB1.0の有効化、ポリシー緩和が求められます。
OSアップデート後の不具合
Windows 11の24H2アップデート後には、共有関連の設定が初期化されたりポリシーが強化され、アクセス不具合を起こす事例が増えています。
アップデートにより、認証方式・SMBバージョン・セキュリティポリシーが変わることがあり、特定の設定変更が必要となります。
ストレージ機器の故障
サーバーやNASのストレージ機器(HDD・SSD・SDカードなど)が物理的に故障していると、ネットワーク接続上は問題なく見えても中身の読み書きができないことがあります。このような場合、自力での修復は難しく、データ消失のリスクが高まります。
特にHDDではヘッドクラッシュや磁気ディスクの劣化、SSDでもコントローラーやNAND不良があると、共有フォルダへのアクセス自体が拒否される・認識されないなどの症状が出ます。重大な故障が疑われる場合は、このような状況では専門のデータ復旧業者への相談を強くおすすめします。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
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共有フォルダにアクセスできないときの対処法
以下の手順で、簡単なものから順にチェックしましょう。専門業者による対応が必要な可能性がある場合は、その旨もご案内します。
一つずつ順番に確実に対応していくことで原因が絞れます。
PC・ネットワーク機器の再起動・他端末で確認
最も基本的な対処です。ここで改善する場合も多く、自力でできる最初のステップです。
- PCを再起動します。
- ルーターやスイッチなどネットワーク機器も再起動します。
- 別のPCやスマートフォンから同じ共有フォルダへアクセスできるか確認します。
ネットワーク種別をプライベートに変更
Windowsのネットワーク種別がパブリックだとファイル共有が制限されます。設定変更で改善することが多い対処法です。
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」を開く。
- 現在接続中のネットワークを選び、「プロパティ」へ。
- ネットワークの「パブリック」設定を「プライベート」に変更。
- Windowsが再認識するまで数秒待機し、再度共有フォルダへアクセス。
共有設定・アクセス権限を見直す
アクセス権限の誤設定が原因の場合、この手順で確実に設定を確認できます。
- 対象共有フォルダを右クリックして「プロパティ」を開く。
- [共有]タブで対象ユーザーやグループに「共有」権限を確認/再設定。
- [セキュリティ]タブで読み取り・変更・フルコントロールが適切に付与されているか確認。
- 問題がある場合は必要なアクセス権限を設定し、適用・OKで保存。
資格情報のリセット/再入力
保存された古い資格情報が影響している場合、リセットして再認証することで解決することがあります。
- コントロールパネルから「資格情報マネージャー」を開く。
- Windows資格情報の中から該当のサーバー/NASのエントリーを選択。
- 「削除」をクリックして古い資格情報を削除。
- 再度共有フォルダにアクセスし、正しいユーザー名とパスワードを入力。
SMB1.0の有効化(古い機器向け)
古いNASや共有機器が原因で接続できない場合は、慎重にSMB1.0を有効化する必要があります。設定ミスやセキュリティリスクもあるため、不安がある場合は専門業者に相談を。
- 「設定」>「アプリ」>「オプション機能」を開く。
- [Windowsのその他の機能]から「SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れる。
- PCを再起動。
- 再起動後に共有フォルダへアクセスできるか確認。
ファイアウォール・セキュリティソフト設定確認
ファイアウォールやセキュリティソフトがSMB通信を遮断している場合があります。必要に応じて設定変更が必要です。
- Windows Defender または使用中のウイルス対策ソフトの設定画面を開く。
- SMB通信で使用するポート(TCP:137–139, 445)が許可されているか確認。
- ブロックされている場合は例外ルールを追加し、保存。
- 共有フォルダへ再アクセスして動作を確認。
専門業者に相談する
これまでの対処法をすべて試しても改善しない場合、ストレージ機器の故障やシステム的な複雑要因が絡んでいる可能性が高くなります。特に重要なデータが失われるリスクがある場合、自力での対応は避けた方が安全です。当サイトがおすすめしている専門業者では、24時間365日対応可能で、初期診断・見積もり無料。「データが戻るか知りたい」だけでも気軽に相談できますので、早めの相談をおすすめします。
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まとめ
共有フォルダにアクセスできない問題は、自己判断で対応を進めると設定ミスや誤操作によりデータ消失のリスクが高まる可能性があります。特に資格情報のリセットやSMB1.0などの変更は慎重さが求められます。
ネットワーク接続やアクセス権、設定の見直しで改善できるケースもありますが、自力対応が不安な方や重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。当サイトで紹介している専門業者は24時間365日対応、初期診断や見積もりは無料で、「データが戻るか知りたい」だけでも相談OK。トラブルに気づいたら、早めの行動が解決への近道です。