
SSDが揮発した?データが突然消える原因と復旧方法を解説

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
突然、SSD内の大切なデータが跡形もなく消えてしまい、しかもバックアップが取れていなかった――そんな状況に直面し、途方に暮れていませんか?
- SSDの中身がすべて消えていた
- 特定のファイルだけが見当たらない
- バックアップを取っていなかったため復元できない
これらの症状が見られる場合、SSD内部で深刻なエラーが発生している可能性が高く、対応を誤ると「二度とデータを取り戻せない」事態に陥ることもあります。
SSDは本来揮発性がないはずですが、実際には特定の状況下で「消えるはずのないデータが揮発したように消失する」現象が起きることがあります。その原因は、ファームウェアの異常・電源障害・コントローラーの故障など、複数の要因が複雑に絡み合っています。
本記事では、SSDデータが突如として消える原因と、その現象にどう対応すればデータを取り戻せるのかを、専門的な視点からわかりやすく解説します。
「どうしても中身を取り出したい」「急ぎで必要なのにどうすればいいかわからない」──そんなときは、まずは無料で診断してくれる専門業者への相談も検討しておきましょう。
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SSDデータが揮発する原因
SSDは一般的に電源を切ってもデータを保持できるはずですが、特定の条件下では「データが勝手に消える」現象が起こり得ます。状況を放置すると、貴重なデータが永遠に失われる可能性もあるため、まずは考えられる原因を把握しましょう。
SSDデータが揮発する原因は次の通りです。
長期間の無通電状態
SSDは数か月以上放置されると、内部のセルに蓄積された電荷が劣化し、データ保持力が低下します。とくにNANDメモリの品質が低い場合、3か月程度でデータが不安定になることもあります。
使用せずに長期間放置すると、再接続時にファイルが消えている、またはアクセスできない状態になっている可能性があります。
NANDフラッシュの寿命・劣化
SSDのNANDメモリには書き込み回数に上限があり、繰り返し使用することでセルが劣化し、データが保持できなくなります。寿命が尽きたSSDは、突然データが読めなくなることがあります。
高温多湿や極端な温度環境
高温や湿気、あるいは氷点下のような極端な温度環境は、NANDメモリのデータ保持力を著しく損ないます。保管環境によっては、物理的な劣化より早くデータ消失が進行することがあります。
ファームウェアやOSの障害
SSD内部の制御を担うファームウェアが不具合を起こしたり、OSやドライバの不調で認識されなくなるケースがあります。これにより、「データが揮発したように見える」現象が発生します。
物理的な衝撃や静電気
衝撃や静電気によってSSDの回路が損傷すると、突然のデータ消失に至ることがあります。特に水濡れや落下など外的要因は、深刻な物理障害を引き起こします。
だからこそ、異常に気づいた段階で速やかに適切な対応を取ることが重要です。誤った操作や放置によって、SSD内部の記録状態がさらに悪化し、データの復旧が困難になるケースも少なくありません。
そのため、少しでも異常を感じた場合は、データ復旧業者の専門的な診断を受けることが賢明です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは
パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
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失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
SSDデータ消失時の対処法
SSDの「揮発」によるデータ消失は、原因に応じて適切な対応を取ることで復旧可能な場合があります。以下に具体的な復旧手順を紹介します。
データが消えた直後の確認と初期対応
SSDからのデータ消失に気づいた時点で、まず以下の対応を行うことで、復旧の可能性が大きく左右されます。データが消えた直後の確認と、初期対応の手順は次の通りです。
- ごみ箱やクラウド、外部バックアップにデータが残っていないか確認する。
- SSDの使用を直ちに停止し、通電や書き込みを避ける。
- 必要であれば、復旧作業まで取り外して保管する。
復元ソフトを使用する方法
論理障害が原因の場合、市販や無料の復元ソフトを用いて復旧できる可能性があります。
- 別のPCに復元ソフトをインストールする。
- 対象SSDを読み取り専用で接続し、スキャンを実行。
- 復旧できたデータは、必ず別のストレージに保存する。
専門業者に依頼する方法
物理障害やファームウェアの問題など、個人での対応が難しい場合は専門業者への相談が最適です。
- SSDをそれ以上操作せず、安全な状態で保管する。
- データ復旧業者に問い合わせて、症状を詳しく伝える。
- 初期診断と見積もりを受け、復旧作業を依頼する。
復旧時に気をつけるポイント
誤った操作で状況を悪化させないよう、以下の点に注意してください。
- SSDを再フォーマットしない。
- 復元ソフトの利用は慎重に行い、上書き保存は避ける。
- 異常がある状態で通電や長時間の接続を行わない。
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初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
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まとめ
SSDの揮発や消失トラブルは個人では対応しきれないケースがほとんどです。
大事なファイルがある場合や対応に不安があるときは、専門業者への相談がおすすめです。紹介している業者は24時間365日対応、初期診断と見積もりは無料。気づいたら早めに相談するのが安心です。