
SSDが認識しない・データを取り出せないときのサルベージ方法|安全に復旧するための手順と注意点

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
大切な写真や仕事の資料が突然消えてしまった──そんな経験に、強い不安や焦りを感じたことはありませんか?
- SSDが急に認識されなくなった
- 誤って重要なフォルダを削除してしまった
- 初期化操作をしてしまい、データが消えた
こうしたトラブルでは、あわてて間違った対処をすると、かえって復旧の可能性を下げてしまう危険があります。
この記事では、SSDから失われたデータを取り戻すための実践的なサルベージ方法と、操作時の注意点をわかりやすく解説しています。
適切な手順を踏めば、まだデータを取り戻せるチャンスは十分にあります。もし自分での対応に不安がある場合は、無料で診断を行う専門業者への相談も検討してみてください。
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SSDがサルベージ(復旧)できなくなる前に知っておきたい原因
SSDはHDDと異なる構造を持ち、高速かつ静音というメリットがある一方で、トラブル時の復旧が難しくなるケースも存在します。まずは、なぜSSDからデータが取り出せなくなるのか、主な原因を理解しておくことが重要です。
誤削除やバックアップの未確認
削除したつもりがなくても、間違ってデータを消してしまっていたというケースは珍しくありません。この場合、まずゴミ箱やクラウドのバックアップが有効かを確認することが先決です。OneDriveやGoogle Driveなど、自動同期されていた場合は復元できる可能性があります。
接続トラブルによる認識エラー
SSDが全く認識されない場合、意外にもケーブルの断線や外付けケースの不良といった物理的な接続部分の問題であることもあります。また、接続しているUSBポートや別のPCで試すことで、簡単に復旧する場合もあります。
SSD特有の機能による制限
SSDに搭載されている「Trim(トリム)」という機能は、削除されたデータ領域を自動的に消去してしまうため、削除後の復旧を困難にする場合があります。そのため、削除直後の対応が復旧成功のカギを握ります。
データやシステムの論理障害
ファイル構造の破損や、データの一部が壊れた状態になると、SSDが認識されても中のデータにアクセスできなくなることがあります。このような論理障害では、復旧ソフトの利用が効果的ですが、誤った操作を避ける慎重さも求められます。
物理的な損傷・ファームウェアの障害
通電しない、異常な発熱がある、SSDがまったく反応しないといった場合は、物理障害やファームウェアの故障が考えられます。このレベルの障害になると、自力での復旧は難しく、専用設備を持つ専門業者の対応が必要となります。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
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失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
SSDサルベージの対処法と対応手順
SSDからデータを取り出したいときは、状況に応じて最適な手順で対応することが大切です。ここでは、手軽にできるチェック方法から、ソフトを使った復旧、専門業者への依頼まで、段階的に解説していきます。
ゴミ箱やバックアップの確認
まずは、クラウドストレージやゴミ箱にデータが残っていないかをチェックしましょう。意外と単純なミスで削除されたデータがすぐに見つかることもあります。
ゴミ箱やバックアップの確認
- デスクトップのゴミ箱を開く
- 復元したいファイルを右クリック →「元に戻す」
- OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドにログインし、削除済みフォルダを確認
- クラウド上で該当ファイルがあれば、ローカルに保存
接続機器の見直し
SSDがまったく反応しない場合は、物理的な接続部分に問題があるかもしれません。別のケーブルや外付けケース、他のPCで接続を試してみましょう。
接続機器の見直し
- 現在のUSBケーブルやケースを取り外す
- 新しいまたは他のケーブルで接続し直す
- 別のUSBポートやパソコンで試す
- 正常に認識されるか確認
復旧ソフトの使用(論理障害向け)
削除したファイルや、アクセスできなくなったデータがある場合は、復旧ソフトを使う方法もあります。ただし、SSDに上書き保存してしまうと復旧が難しくなるため、必ず別の保存先を選んでください。
復旧ソフトの使用(論理障害向け)
- EaseUSなどの信頼できる復旧ソフトをダウンロード
- PCにインストール(復旧対象のSSDではなく他のドライブへ)
- ソフトを起動し、対象のSSDを選択してスキャン
- 復元可能なデータを確認し、別ドライブに保存
PST/OSTなどの重要ファイルを別ドライブに復旧
Outlookなどのアプリで使用されるデータファイル(PSTやOST)は、破損や論理障害でアクセス不能になることがあります。これらはソフトで検出・抽出できることがあります。
PST/OSTなどの重要ファイルを別ドライブに復旧
- 復旧ソフトでSSD全体をスキャン
- 検出されたPST/OSTファイルを選択
- 保存先を外部ドライブや他のHDDに指定して復元
- アプリで読み込み可能か確認
重度障害・物理障害は専門業者へ相談
SSDが完全に反応しない、通電しない、強い異音や発熱がある場合は、無理に電源を入れたり、自己診断ソフトを使うことは避けてください。専用設備のある復旧業者に相談することで、安全にデータを取り出せる可能性が高まります。
SSDの基板修理やファームウェア解析には高い技術が必要です。信頼できる業者を選び、無料診断を活用して状況を正確に把握しましょう。
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まとめ
SSDのサルベージは、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。
当サイトで紹介している専門業者は、24時間365日対応。初期診断・見積もりは無料で、「データが戻るか知りたい」だけでも相談OK。トラブルに気づいたら、早めの行動が解決への近道です。SSDのデータ復旧は、安全かつ確実な手段を選ぶことが、何よりも大切です。