
【2025年版】USBのCOMポートが認識しない原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
USB機器がCOMポートとして認識せず困っていませんか?開発や制御機器の利用中に接続できないと不便ですよね。
- デバイスマネージャーにCOMポートが表示されない
- 「!」マークの不明なデバイスが出る
- 接続してもソフトが機器を認識しない
こうした症状は、ドライバーやハードウェアの状態など幅広い要因で起こります。
本記事では、原因と順に試せる対処法をステップ形式で解説します。繰り返しの誤操作が接続機器の故障を招くリスクもあるため注意が必要です。
大切な作業データや接続機器を守るためにも、当サイトがおすすめする専門業者の無料相談を活用してください。
この記事の目次はこちら
USBのCOMポートが認識しない原因
USBのCOMポートが認識しないときは、ドライバーや設定の問題から物理的な故障まで複数の要因が考えられます。ここでは代表的な原因を整理します。
ドライバーの未インストール・破損
USBシリアル機器(FTDIやProlificなど)を利用する際、専用ドライバーが未インストールまたは破損していると認識されません。Windows標準ドライバーが適用されて誤動作する場合もあり、正常に通信できない原因となります。
デバイスマネージャーでの競合や非表示
デバイスマネージャー上で「非表示のデバイス」として残っていたり、過去のCOM番号が競合していると正常に認識されないことがあります。不明なデバイスに「!」マークが付くケースも典型的で、通信エラーの原因となります。
BIOSや省電力機能の設定ミス
BIOSでUSBやレガシーサポートが無効化されていたり、Windowsの省電力設定によってUSBコントローラーが無効化されていると、COMポートが認識されない場合があります。意図せず設定が変更されていることもあるため、確認が必要です。
USBポートや機器の物理的トラブル
USBケーブルの断線やポートの劣化、さらにUSBコントローラー自体の故障によって、デバイスが正常に認識されないことがあります。表面上は単なる接触不良に見えても、内部で深刻な損傷が進んでいるケースも少なくありません。
繰り返し抜き差しを行うと端子や基板への負荷が大きくなる危険があるため注意が必要です。重要なデータを守るためには、自己対応を続けるのではなく、専門のデータ復旧業者による正確な診断と安全な対応を受けることが推奨されます。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
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USBのCOMポートが認識しないときの対処法
認識不良が発生した場合は、ソフトウェア側から順に確認していくと効率的です。以下の手順を試し、改善しない場合はハードウェア故障を疑いましょう。
- デバイスマネージャーで非表示デバイスを確認・削除
- 最新ドライバーのインストール・再インストール
- COM番号の変更や手動追加
- USBコントローラーの再構成・BIOS確認
- ハードウェアの分岐テスト
- 専門業者に相談する
デバイスマネージャーで非表示デバイスを確認・削除
過去に接続した機器の情報が残っていると、新しい機器が正しく認識されないことがあります。非表示デバイスを削除して競合を解消します。
非表示デバイスを削除する手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「表示」→「非表示のデバイスの表示」を選択
- グレー表示のCOMポートや不明なデバイスを右クリック→「デバイスのアンインストール」
最新ドライバーのインストール・再インストール
公式サイトやWindows Updateから最新のドライバーを導入します。破損している場合はアンインストール後に再起動し、再インストールするのが効果的です。
ドライバーを再インストールする手順
- デバイスマネージャーで該当デバイスを右クリック→「デバイスのアンインストール」
- PCを再起動し、Windowsに自動認識させる
- 改善しない場合はメーカー公式サイトから最新ドライバーを手動でインストール
COM番号の変更や手動追加
COM番号が競合していると通信できません。空いている番号に変更することで解消するケースがあります。
COM番号を変更する手順
- デバイスマネージャーで対象デバイスを右クリック→「プロパティ」
- 「ポートの設定」→「詳細設定」を開く
- 「COMポート番号」を選び、空いている番号に変更する
USBコントローラーの再構成・BIOS確認
USBコントローラーが不安定な場合は一度削除して再起動することで復旧することがあります。BIOS設定で「USBレガシーサポート」を有効化することも重要です。
USBコントローラーを再構成する手順
- デバイスマネージャーを開く
- 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開
- 「USBルートハブ」「ホストコントローラー」を右クリック→「デバイスのアンインストール」
- PCを再起動して自動認識させる
- BIOS設定を確認し、USBサポートが有効になっているか確認する
ハードウェアの分岐テスト
ハード故障を切り分けるため、別のUSBポートや別PCで試すことが有効です。ケーブル交換も忘れずに行いましょう。問題が再現する場合はハードウェア不良の可能性が高いです。
ハードウェアの分岐テスト手順
- 別のUSBポートに接続して動作確認する
- 別のケーブルを使用して試す
- 可能であれば別のPCに接続して認識するか確認する
専門業者に相談する
上記の方法で改善しない場合、USB機器やストレージに深刻な障害がある可能性があります。自力での対応を繰り返すと障害が進行して完全にデータを失う恐れもあります。特に制御機器や業務用データが関わる場合は、早めに専門業者へ相談することが安全です。当サイトおすすめの業者は無料相談・診断に対応しており、確実な復旧や修理を依頼できます。
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まとめ
USBのCOMポートが認識しない原因は、ドライバー不具合やデバイス競合といったソフト面から、USBポートや機器の物理故障まで多岐にわたります。自己判断で繰り返し抜き差しや再インストールを行うと、かえって本来復旧できたデータまで失うリスクがあります。
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