
USBメモリが認識されない原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
USBメモリが認識されない問題は、データにアクセスできないだけでなく、仕事や日常生活に大きな支障をきたします。このトラブルには、接続やハードウェアの問題から、ソフトウェアの設定不備まで、さまざまな原因があります。
この記事では、USBメモリが認識されない場合の主な原因と、それを解決するための具体的な対処法をわかりやすく解説します。
この記事の目次はこちら
USBメモリが認識されない原因
USBメモリが認識されない主な原因を以下にまとめました。
「USBメモリが認識されない」原因
- 接続の問題
- 電力不足
- ハードウェアの問題
- ソフトウェアの問題
接続の問題
USBメモリが正しく挿入されていなかったり、端子に汚れや錆びがある場合、PCがデバイスを認識できないことがあります。
電力不足
USBハブを使用している場合や、他のUSB機器が多数接続されている場合、電力不足でUSBメモリが動作しないことがあります。
ハードウェアの問題
USBメモリ自体が故障している場合や、PC側のUSBポートが損傷している場合、この問題が発生します。
ソフトウェアの問題
デバイスマネージャーでUSBメモリが表示されていない、あるいはBIOS設定が適切でない場合、認識されないことがあります。
USBメモリが認識されない場合の対処法
以下の方法を順に試して問題を解決してください。原因に応じて適切な対処法を選択しましょう。
「USBメモリが認識されない」対処法
- USBメモリを正しく挿入する
- USBポートやメモリの端子を清掃する
- 他のUSB機器を取り外す
- パソコンを再起動する
- デバイスマネージャーで確認する
- 専門業者に相談する
USBメモリを正しく挿入する
USBメモリが正しく奥まで挿入されているか確認します。
手順
- USBメモリをUSBポートにしっかり差し込みます。
- 差し込みが浅い場合は、もう一度しっかり挿します。
- PCに新しいデバイスが接続された通知が表示されるか確認します。
USBポートやメモリの端子を清掃する
汚れや錆びが原因で接続が不良になる場合があります。清掃してみましょう。
手順
- USBポートとUSBメモリの端子を確認します。
- エアダスターや乾いた布でホコリや汚れを除去します。
- 再度USBメモリを接続し、認識されるか確認します。
他のUSB機器を取り外す
USB機器が多すぎると、電力不足や認識エラーが発生する場合があります。
手順
- USBハブや他のUSBデバイスをすべて取り外します。
- USBメモリのみを接続して認識されるか確認します。
パソコンを再起動する
パソコンの再起動で、一時的な問題が解決する場合があります。
手順
- USBメモリを取り外します。
- PCを再起動します。
- 再起動後にUSBメモリを接続し、認識されるか確認します。
デバイスマネージャーで確認する
デバイスマネージャーを使用して、USBメモリが正しく認識されているか確認します。
手順
- Windowsキーを押し、「デバイスマネージャー」と入力して開きます。
- 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」セクションを展開します。
- 認識されないUSBメモリが表示されている場合、右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
- PCを再起動し、問題が解消されたか確認します。
専門業者に相談する
上記の方法で解決しない場合、USBメモリが物理的に故障している可能性があります。データが重要な場合は、専門のデータ復旧業者に相談してください。
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まとめ
USBメモリが認識されない原因は、接続不良や電力不足、ハードウェアの問題など、さまざまです。この記事で紹介した対処法を試して、問題が解決できるか確認してください。
それでも解決しない場合やデータを取り戻す必要がある場合は、データ復旧業者に相談することをお勧めします。トラブルを防ぐため、定期的なバックアップを行うことも重要です。