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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/07/11 

USB3.0接続の外付けHDDが認識されない原因と対処法

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

USB3.0対応の外付けHDDを接続しても、パソコン側でまったく認識されない——そんなトラブルに直面したことはありませんか?

  • デバイスマネージャーにも表示されない
  • 「不明なデバイス」として検出されてしまう
  • 接続時にランプは点灯するが反応がない

このような症状の背後には、電力供給不足、USBポートの相性、ドライバの不具合、さらにはBIOS設定のミスまで、さまざまな原因が潜んでいます。

誤った操作でディスクを初期化してしまうと、大切なデータを完全に失うリスクが高まります。

本記事では、USB3.0の外付けHDDが認識されないときに考えられる具体的な原因を整理し、データを安全に守るための対処法を専門的な視点で詳しく解説します。

USB3.0接続の外付けHDDが認識されない原因

USB3.0の外付けHDDが認識されない場合、単なる接続ミスからハードウェアの故障、システム設定の問題まで、さまざまな原因が考えられます。

  1. 電力不足
  2. USBケーブルやポートの不良
  3. ドライバーの問題
  4. BIOS設定の不具合
  5. HDDやケースの物理的故障
  6. OSやファイルシステムの問題

電力不足

USB3.0ポートの電力供給は最大900mAとされていますが、一部の外付けHDDではそれ以上の電力が必要となる場合があり、十分な電力が供給されないとHDDが正常動作せず認識されません。

USBケーブルやポートの不良

ケーブルの断線やポートの接触不良、劣化したHDDケースなど、物理的な接続不良も認識エラーの大きな要因です。

ドライバーの問題

USBホストコントローラーやHDD用のドライバーが古い、または破損している場合、デバイスがOSに認識されません。

BIOS設定の不具合

BIOSのUSB3.0設定(xHCIモード)が無効化されている、または互換モードになっていると、接続してもWindowsがデバイスを正しく認識できない場合があります。

HDDやケースの物理的故障

長期間の使用によるHDDの劣化、基板の損傷、またはHDDケースの電源供給・通信機能の故障なども原因になります。

OSやファイルシステムの問題

Windows側のディスク管理情報の不整合、MBRやパーティションの破損、ファイルシステムのエラーなども、認識されない原因となります。

【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。

たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。

以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。

  • 絶対に失いたくないデータがある
  • 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
  • パソコンやストレージ機器の操作に不安がある

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USB3.0外付けHDDが認識されないときの対処法

USB3.0外付けHDDが認識されないときは、原因に応じた対処を順番に試すことで、問題を解消できる可能性があります。以下に、状況別の具体的な対処法を紹介します。

  1. 電力不足を解消する
  2. USBケーブルやポートを交換・再接続する
  3. ドライバーを更新・再インストールする
  4. BIOSのUSB設定を確認する
  5. ディスクの管理で状態を確認する
  6. HDDの異常音やLEDの動作を確認する

電力不足を解消する

  1. セルフパワー式(電源付き)HDDケースを使用する。
  2. Y字型USBケーブルを使用し、2つのポートから給電する。
  3. USBハブではなく、PC本体のUSBポートに直接接続する。

USBケーブルやポートを交換・再接続する

  1. 別のUSB3.0ケーブルを使用して接続する。
  2. 他のUSBポート(2.0含む)に接続してみる。
  3. 他のパソコンでも認識されるか確認する。

ドライバーを更新・再インストールする

  1. 「デバイスマネージャー」を開く。
  2. 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開。
  3. 該当デバイスを右クリック→「ドライバーの更新」→「自動検索」。
  4. 更新後にPCを再起動する。

BIOSのUSB設定を確認する

  1. PC起動時に「Delete」や「F2」などでBIOS画面へ。
  2. 「USB Configuration」や「Advanced」内の「xHCI Mode」が「Enabled」になっているか確認。
  3. 変更した場合は保存して再起動。

ディスクの管理で状態を確認する

  1. 「Windowsキー+X」→「ディスクの管理」を選択。
  2. HDDが「未割り当て」「不明」と表示されていないか確認。
  3. 認識されているがドライブ文字がない場合は、右クリック→「ドライブ文字とパスの変更」で割り当てる。

HDDの異常音やLEDの動作を確認する

カチカチ音・カラカラ音・LEDが点灯しないなどの症状があれば、物理障害の可能性が高いため操作を中止し、専門業者に相談してください。

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まとめ

USB3.0対応の外付けHDDが認識されないときは、電力供給の問題やUSBケーブル・ポートの不具合、ドライバーやBIOS設定の不備など、さまざまな原因が考えられます。

順を追って確認・対処することで多くのケースは改善可能ですが、異音や通電しないなどの異常がある場合は物理障害の可能性があるため、速やかに専門業者に相談するのが安全です。

当社で紹介した業者であれば、診断・見積もりは無料なので、「データが戻るかどうかだけでも確認したい」という方にも安心です。

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