
Windowsマーク(スタートボタン)が反応しないときの原因と対処法|すぐ試せる修復手順を解説

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
Windowsのスタートボタン(左下のWindowsマーク)が突然反応しなくなった──そんな状況に心当たりはありませんか?
- 左クリックしても何も起きない
- 右クリックメニューも表示されない
- タスクバーの操作全体が不安定になる
このようなトラブルは、エクスプローラーの異常やシステムファイルの破損、ドライバーの不具合など、複数の要因が重なって起きることがあります。
本記事では、スタートボタンが反応しないときに考えられる主な原因と、それぞれのケースに応じた具体的な修復方法を順を追ってわかりやすく解説しています。
日常業務の妨げになる前に、ぜひ参考にして対処を進めてみてください。どうしても改善しない場合は、無料で診断を行う専門業者への相談も選択肢のひとつです。
Windowsマーク(スタートボタン)が反応しない主な原因
スタートボタンが効かなくなる原因は、単なる一時的な不具合からシステムレベルのエラーまでさまざまです。症状を見極めながら、適切な対処を行うために、まずは考えられる原因を整理しましょう。
- Windows Updateの不具合や適用ミス
- エクスプローラー(Explorer.exe)の不具合
- グラフィックドライバーや周辺機器ドライバーの問題
- 常駐ソフトやマルウェアによる影響
- システムファイルの破損
Windows Updateの不具合や適用ミス
Windowsの更新を行った直後に、スタートボタンが急に使えなくなることがあります。これは、特定の更新プログラムがシステムの動きに影響を与えてしまうことがあるためです。特に「累積更新」や「プレビュー版」といった大きなアップデートのあとに、こうしたトラブルが起こりやすくなります。
エクスプローラー(Explorer.exe)の不具合
スタートボタンやタスクバーなど、画面の下にある部分の操作は「エクスプローラー」という仕組みで動いています。このエクスプローラーがうまく働かなくなると、スタートメニューが開かなくなったり、画面が固まってしまうことがあります。
グラフィックドライバーや周辺機器ドライバーの問題
画面を映すための「グラフィックドライバー」や、マウス・キーボードなどの機器を動かす「ドライバー」がうまく機能していないと、Windowsの見た目やボタンの動きが不安定になります。アップデート直後や、自動でドライバーが更新されたあとに不具合が出ることもあります。
常駐ソフトやマルウェアによる影響
パソコンを起動すると自動で動くソフト(常駐ソフト)の中には、スタートメニューなどの操作に悪影響を与えるものがあります。セキュリティソフトやカスタマイズ系のツールが原因になることもあり、まれにウイルスやマルウェアが影響していることもあります。
システムファイルの破損
Windowsの中には、スタートメニューやタスクバーの動きを支えている大切なファイルがあります。これらのファイルが壊れてしまうと、スタートボタンが反応しなくなったり、保存していたデータが消えてしまうこともあります。とくに、電源を無理に切ったあとや更新に失敗したあとに起きやすく、無理に操作を続けると状況が悪化する場合もあるので、不安なときは専門の業者に相談してみるのも安心につながります。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
中でもデジタルデータリカバリーは、以下のような点からおすすめできます。
- 2011年1月以降、累計46万件以上の相談対応実績
- 実際に扱ってきた障害事例は15,000件以上
- 24時間365日初期診断・見積もりはすべて無料
失いたくないデータがある方は、とりあえず相談だけしてみてはいかがでしょうか。
Windowsマークが反応しないときの具体的な対処法
ここでは、スタートボタンが反応しない症状に対して、効果が高いとされる対処法を順に紹介します。すべての操作はPCに大きな負荷をかけるものではなく、比較的安全に実施できます。症状が軽い場合は、上から順に実行するだけで回復することもあります。
エクスプローラーの再起動
エクスプローラーがフリーズしているだけの場合、再起動することでタスクバーやスタートボタンが復旧するケースがあります。
エクスプローラーの再起動
- [Ctrl] + [Shift] + [Esc]でタスクマネージャーを開く
- 「Windowsエクスプローラー」を選択
- 右クリックして「再起動」または「タスクの終了」
- 終了した場合は「ファイル」→「新しいタスクの実行」→「explorer.exe」と入力し実行
PCの再起動
一時的な不具合やプロセスの競合であれば、単純な再起動で改善することがあります。スタートボタンが使えない場合でも、キーボード操作で再起動可能です。
PCの再起動
- [Ctrl] + [Alt] + [Delete]を押す
- 画面右下の電源アイコンから「再起動」を選択
システムファイルの修復
システムファイルの破損が疑われる場合、SFCとDISMという2つのコマンドで修復を試みることができます。
システムファイルの修復
- 「スタートメニューが開かない」場合は「Windowsキー + R」で「cmd」と入力
- 「管理者として実行」を選択し、以下のコマンドを順に入力
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth - 修復完了後にPCを再起動
Windows Updateの確認とアンインストール
最近の更新が原因の場合、更新履歴を確認してアンインストールすることで不具合が解消されることがあります。
Windows Updateの確認とアンインストール
- [Windowsキー] + [I]で「設定」→「Windows Update」へ移動
- 「更新履歴の表示」→「更新プログラムのアンインストール」
- 最近の日付の更新を選択し、削除→再起動
ドライバーの更新
古いまたは破損したドライバーが原因でスタートボタンに影響することがあります。特にグラフィックドライバーの更新を確認しましょう。
ドライバーの更新
- デバイスマネージャーを開く([Windowsキー] + [X] →「デバイスマネージャー」)
- 「ディスプレイアダプター」→使用中のGPUを右クリック→「ドライバーの更新」
- 自動検索で最新ドライバーをインストール
マルウェアスキャンの実行
予期せぬ動作やUIの問題は、マルウェアが影響している可能性も否定できません。念のため、セキュリティソフトでフルスキャンを実行しましょう。
マルウェアスキャンの実行
- Microsoft Defenderまたは信頼できるウイルス対策ソフトを起動
- 「フルスキャン」または「カスタムスキャン」でシステム全体をチェック
- 検出された脅威を駆除後、再起動
改善しない場合は専門業者への相談
ここまで紹介した方法をすべて試してもスタートボタンがまったく反応しない場合、システム自体に深刻な不具合が起きている可能性があります。状況によっては、Windowsの復元や初期化が必要になることもありますが、誤った操作をするとデータが失われるリスクもあります。大切なファイルを守りたい方や操作に不安がある方は、無理をせず、専門業者に相談することも検討してみてください。
おすすめのデータ復旧業者
データ復旧業者を選ぶ際、最も重要なのは「復旧技術」、つまり復旧率の高さです。全国には100社以上の業者が存在しますが、その技術力には大きな差があります。
そこで編集部が厳選した、特におすすめのデータ復旧サービスが デジタルデータリカバリー です。技術力で選ぶなら、迷わずこちらを検討してください。
データ復旧業界の老舗! 14年連続国内売上No.1を誇る「デジタルデータリカバリー」
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
データ復旧率 | データ復旧率最高値91.5%(※1) |
対応製品、メディア | NAS/サーバー等のRAID機器ハードディスクパソコンSSDレコーダーUSBメモリSDカード・MSDカード・SFカードビデオカメラスマートフォンなど 記憶メディア全般 |
完全成果報酬型 | 成果報酬制 |
受付時間 | 24時間365日受付可能 |
スピード対応 | 〇(依頼の約8割を48時間以内に完了) |
無料見積もり | 〇 |
無料診断 | 〇 |
店舗持ち込み | 〇 |
セキュリティ | 〇(ISO27001・Pマーク取得) |
初期診断 | 最短5分 |
復旧 | 最短15分・依頼の約8割を48時間以内に完了 |
データ復旧専門業者14年連続国内売り上げNo.1! これまでの相談実績は46万件超
デジタルデータソリューション株式会社は、1999年に創業以来、データ復旧業界の第一線を走る老舗企業です。HDDやUSBメモリなどのデータ復旧を行うデータリカバリー事業では、累計46万件超のインシデント対応をした実績を誇ります(※)。
※対象期間:2011年1月1日以降
これまでTOYOTAやNTTデータなどの大手企業をはじめ官公庁や大学、病院など、さまざまな業界・規模の企業がサービスを利用しています。
セキュリティ対策や秘密保持契約(NDA)の締結などの対応がしっかりしている点も、利用の決め手となっているようです。一発勝負であるといわれるデータ復旧において、実績を重視したい方におすすめです。
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 国内最大級のデータ復旧ラボと確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
デジタルデータソリューション株式会社では、「難易度の高いサーバー復旧を得意とするRAID・サーバー緊急対応チーム」や「物理的な破損による障害を復旧する物理復旧チーム」など、症状や強みごとに専門チームを組成しています。
また、国内最大級のデータ復旧ラボには、国内外から取りそろえた復旧の設備が300以上あり、年代ごとに異なる互換性にも対応することが可能です。豊富な知識や確かな技術力、設備環境によって成功率を高めており、復旧率の最高値はなんと91.5%を誇ります(※)。
※一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)
他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破! 24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
初期診断はデータ復旧の鍵を握る重要な要素ですが、デジタルデータソリューション株式会社では、機器の異音や最先端のプログラム解析機、電圧測定器などを使って最短5分で故障個所を特定することが可能です。
これまでの症例を1件ずつ電子カルテ化するなど、診断や復旧作業の精度を高める取り組みを積極的に行っているので、他社や製造メーカーで復旧できなかったケースでも復旧が可能な場合があります。
24時間365日、相談や初期診断、見積もり対応をしているので「機器が壊れてしまった」「データが消えた」といった急を要する事態にも柔軟に対応できます。法人であれば、全国出張診断が無料で依頼できます。お問い合わせフォームからご相談ください。
こんな方におすすめ
- 確実にデータを復旧したい方
- なるべく早くデータを復旧してもらいたい方
- セキュリティ対策がしっかりしている業者に相談したい方
おすすめデータ復旧業者 | デジタルデータリカバリー |
URL | https://www.ino-inc.com/ |
データ復旧専門業者14年連続国内売上No.1
相談実績は46万件超、他社で復旧不可だった機器の相談件数が7,300件を突破!
復旧率の最高値は驚異の91.5%! 確かな技術力で幅広い機器や障害に対応
24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
まとめ
Windowsマーク(スタートボタン)が反応しない問題は、意外にも身近な原因で発生することがあります。まずは「エクスプローラーの再起動」や「再起動」といった基本操作から試し、それでも改善しない場合はシステムファイルや更新履歴の確認を進めていきましょう。
自力での対応に不安がある場合や、業務環境で使用しているPCなど確実な復旧が求められる場面では、専門業者への相談が安全かつ確実な選択肢です。
当サイトで紹介している専門業者は、24時間365日対応。初期診断・見積もりは無料で、「復旧の可能性があるか知りたい」「データを守りたい」といった相談もOK。トラブルを放置せず、早めに適切な対策を取ることが、スムーズな解決への近道です。