
Windows10でNASにアクセスできない原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
「急にNASにアクセスできなくなって、保存ファイルが開けない…」と困っていませんか?
- Windows10でNASが表示されなくなった
- エクスプローラーにネットワークドライブが出てこない
- アップデート後から接続エラーが出るようになった
この問題は、Windowsの設定変更やSMBプロトコルの無効化などが原因で発生することが多く、正しい手順で対処すれば復旧できる可能性があります。
この記事では、NASにアクセスできない主な原因と、初心者でも実践できる対処法をわかりやすく解説しています。
対応に不安がある場合は、当サイト紹介のデータ復旧の専門業者に無料相談してみるのも安心です。
この記事の目次はこちら
Windows10でNASにアクセスできない主な原因
NASにアクセスできないトラブルには、Windowsの設定ミスからNAS機器自体の問題まで、複数の要因が絡んでいることがあります。ここでは、その代表的な原因を順に紹介します。
ネットワーク設定の問題
Windows10のネットワークプロファイルが「パブリック」になっていると、ファイル共有機能が制限され、NASへの接続がブロックされることがあります。また、「ネットワーク探索」が無効だとNAS自体が見つかりません。
SMB1.0/CIFSの無効化
古いNAS製品では「SMB1.0」プロトコルを使用していますが、Windows10ではセキュリティの観点からこの機能が初期状態で無効になっています。これにより、NASへの接続ができない場合があります。
ゲストアクセスの制限
Windowsのセキュリティポリシーにより、認証のないゲストアクセスがブロックされていると、NASに保存された共有フォルダにアクセスできないケースがあります。
資格情報の不整合
以前NASに接続したときのユーザー名やパスワードがWindowsに保存されたままだと、新しい接続でエラーが出ることがあります。情報の更新が必要です。
NAS本体の物理的トラブル
NASにアクセスできない原因は、ネットワーク機器だけでなく、内部ストレージの故障であるケースも多くあります。電源は入るが応答がない、LEDの異常点滅やファンの高速回転がある場合は、HDDやSSDの物理障害が疑われます。LANやルーターを確認しても直らないときは、ストレージ本体の異常が原因かもしれません。
特にRAID構成では、初期化やリセットにより構成情報が失われ、データが消えるリスクがあります。原因が不明なままの操作は危険です。大切なデータがある場合は、当サイト紹介の専門業者への相談をぜひご検討ください。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
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Windows10でNASにアクセスできないときの対処法
NASに接続できない場合は、まずはWindows側の設定を確認し、それでも改善しない場合はNASやネットワーク機器の状態をチェックする必要があります。以下に順を追って実行できる対処法を紹介します。
ネットワーク設定の確認・変更
ネットワークプロファイルが「パブリック」になっていると、NASとの通信が制限されます。「プライベート」に変更し、「ネットワーク探索」も有効化しましょう。
ネットワーク設定の確認・変更の手順
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」→「プロパティ」
- 「ネットワークプロファイルの種類」を「プライベート」に変更
- 「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」→「共有の詳細設定」→「ネットワーク探索を有効にする」にチェック
SMB1.0の有効化
古いNAS機器との互換性を確保するために、SMB1.0/CIFSを有効化する必要があります。ただし、セキュリティリスクがあるため注意して使用してください。
SMB1.0の有効化の手順
- 「コントロールパネル」→「プログラムと機能」を開く
- 左側メニューから「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
- 「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェック
- PCを再起動する
資格情報の再登録
過去に保存されたログイン情報が原因でNASにアクセスできない場合は、「資格情報マネージャー」から再登録を行いましょう。
資格情報の再登録の手順
- 「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」→「資格情報マネージャー」
- 「Windows資格情報」タブを開く
- 古いNASの資格情報を削除
- 「Windows資格情報の追加」からIPアドレスとユーザー情報を再登録
レジストリによるゲストアクセスの許可
NASがゲストアクセスを使用している場合、Windowsの制限によってアクセスできなくなることがあります。レジストリを編集して一時的にゲストアクセスを許可することで接続できるようになります。
レジストリによるゲストアクセスの許可の手順
- regeditでレジストリエディタを起動
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters を開く
- 「AllowInsecureGuestAuth」というDWORD値を追加し「1」に設定
- PCを再起動して適用
NASやネットワーク機器の動作確認
Windows側の設定が問題ない場合は、NAS本体やルーター、LANケーブルの不具合も考えられます。ハードウェアのリセットやファームウェア更新を検討してください。
NASやネットワーク機器の動作確認の手順
- NASとルーターの電源を一度切って数分後に再起動
- LANケーブルを交換して物理的な断線を確認
- NASのファームウェアが最新版かメーカーサイトで確認
専門業者に相談する
対処法をすべて試してもNASにアクセスできない場合、ネットワーク設定やシステム構成の複雑な問題、またはNAS内のデータ損傷が起きている可能性があります。重要なファイルが保存されている場合は、無理な操作を避け、データ復旧の専門業者に相談してください。当サイトで紹介している専門業者は、24時間365日対応、初期診断とお見積りは無料で対応しています。
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まとめ
Windows10でNASにアクセスできない問題は、自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります。まずはネットワーク設定、SMBの有効化、資格情報の見直しなど基本的な確認を行い、それでも接続できない場合はNAS本体の不具合やシステム設定の影響が疑われます。
自力対応が不安な方や、大切なファイルがNASに保存されている場合は、まず専門業者に相談しましょう。当サイトで紹介している専門業者は、24時間365日対応。初期診断・見積もりは無料で、「接続できるかだけ確認したい」といった相談でも対応可能です。トラブルを放置せず、早めの対応がデータを守る第一歩になります。