更新日:2025/07/11

Windows 10のクリップボード履歴が消えた・使いたいときの原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
「コピーしたはずのテキストが貼り付けられない」「前にコピーした内容に戻りたい」…そんな経験はありませんか?Windows 10では、過去にコピーした履歴を一覧から呼び出せる“クリップボード履歴”機能が利用可能です。本記事では、クリップボード履歴が必要なシーン、復元・操作方法、注意点までをわかりやすく解説します。
この記事の目次はこちら
Windows 10のクリップボード履歴が飛ぶ原因
Windows 10のクリップボード履歴機能は便利な一方で、保存内容が突然消えてしまうことがあります。これには仕様上の制限や設定ミス、システムの不具合などが関係しています。以下に、クリップボード履歴が飛ぶ(消える)主な原因を詳しく解説します。
PCの再起動やシャットダウン
クリップボード履歴は基本的に一時保存であり、再起動またはシャットダウン時に「ピン留めされていない項目」はすべて削除される仕様です。
履歴の容量制限
保存できる履歴は最大25件までと決まっており、新たなコピー操作を繰り返すと、古い内容から順に上書きされていきます。
手動での削除操作
ユーザー自身が履歴一覧で「すべてクリア」や「削除」を行った場合、ピン留めしていない項目は一括消去されます。
クリップボード履歴機能がオフになっている
「設定」→「システム」→「クリップボード」で履歴機能が無効化されていると、コピー内容は一時的にしか保存されません。
ストレージセンサーや自動クリーンアップの影響
Windowsの「ストレージセンサー」などが有効な場合、一時ファイルやクリップボード履歴も定期的に削除されることがあります。
システムの不具合やバグ
Windowsアップデートの不具合、一時的なシステムクラッシュ、バックグラウンド処理エラーなどにより、履歴データが消えることもあります。
なお、クリップボード履歴は「ピン留め」した項目のみが再起動後も保持され、それ以外は消えるという仕様があるため、重要な履歴は必ずピン留めしておくことが推奨されます。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
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クリップボード履歴が使えない・消えた場合の対処法
クリップボード履歴が使えない・消えた場合も、設定を確認することで多くは復元可能です。以下の手順で設定を確認・操作してみましょう。
履歴機能を有効にする
- 「スタート」→「設定」→「システム」→「クリップボード」を開く。
- 「クリップボードの履歴」を「オン」に切り替える。
- Windowsキー + V を押し、「有効にする」ボタンが表示される場合は選択。
履歴を表示・貼り付ける
- Windowsキー + V を押す。
- コピーした履歴の一覧が表示される。
- 目的の項目をクリックまたはEnterキーで貼り付け。
ピン留めして履歴を保存する
- 履歴一覧の項目の右側にある「…」をクリック。
- 「ピン留めする」を選ぶと、その履歴は削除対象外になります。
履歴を削除・クリアする
- 不要な項目の「…」をクリックして「削除」。
- すべての履歴を消すには「すべてクリア」を選択。
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まとめ
Windows 10のクリップボード履歴機能は、業務や資料作成など多くの場面で役立つ便利なツールです。
うっかりコピーし直してしまった内容や、直前まで使っていたテキスト・画像も履歴から即時呼び出し可能。Windowsキー + V で操作できるため、日常業務の効率化に活用しましょう。
ただし自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。