更新日:2025/07/04

Windows 10でエクセルファイルが消える原因と対処法を徹底解説

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
- 突然エクセルファイルが開かなくなった
- 保存したはずのデータが消えている
- フォルダ内からExcelファイルだけが見つからない
こうした症状が現れた場合、多くのケースでExcelファイルは一時的な障害、あるいは深刻な消失トラブルに見舞われている可能性があります。
もし大切なExcelファイルが失われたまま放置すると、
顧客データ・売上記録・勤怠情報など、業務に直結する重要な情報が二度と取り戻せなくなるリスクもあります。
そうなる前に、まずは状況に応じた正しい対処が不可欠です。
本記事では、Windows 10環境でExcelファイルが突然消える原因と、それぞれの状況に適した解決策を専門家の視点でわかりやすく解説します。
「どうしても中身を取り出したい」「急ぎで必要なのにどうすればいいかわからない」──そんなときは、まずは無料で診断してくれる専門業者への相談も検討してください。
この記事の目次はこちら
Excelファイルが突然消えてしまう原因
Excelファイルが突然消えてしまう現象は、多くのユーザーが経験するトラブルのひとつです。原因を正しく把握することで、適切な対応が可能になります。
ここでは、考えられる代表的な原因を分類して解説します。
ユーザーによる誤操作や削除
最も多い原因のひとつが、ファイルの誤削除です。特に「Shift + Delete」キーで削除した場合は、ゴミ箱を経由せず完全に削除されてしまうため注意が必要です。また、ファイル整理中のうっかり削除もよくあるトラブルです。
ファイルの移動や名前変更
フォルダ移動やファイル名の変更によって、ユーザー自身がファイルの保存場所を見失ってしまうケースがあります。検索機能を使ってもファイルが見つからない場合、名前の変更が原因かもしれません。
WindowsやExcelのシステムエラー
WindowsのアップデートやExcelソフトのクラッシュにより、一時的にファイルが消失することがあります。システムエラーが原因で保存されなかった、または破損しているケースも存在します。
自動保存の不具合や保存忘れ
Excelの「自動保存」や「保存されていないブック」の設定が正しく行われていない場合、ファイルが一時保存されず消失したように見えることがあります。終了時に保存を忘れることもありがちです。
ウイルスやマルウェアの影響
セキュリティソフトによる自動隔離、あるいはウイルスがファイルを破損または削除するケースもあります。特にネットワークに接続している状態では、感染拡大により複数のファイルが消えることも。
このように、Excelファイルが消える背景にはさまざまな要因が潜んでいます。放置すると、二度とデータを取り戻せなくなる危険性があります。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
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対処法
ファイルが見つからない場合でも、適切な手順を踏むことで復旧できる可能性があります。
以下にすべての方法を詳細に解説します。
- ゴミ箱を確認する
- 検索機能や最近使ったファイルを使う
- バージョン履歴や以前のバージョンを復元する
- 自動保存・未保存ファイルの復元
- セキュリティソフトの隔離フォルダを確認する
- データ復元ソフトを使用する
- バックアップから復元する
- 専門のデータ復旧業者に依頼する
ゴミ箱を確認する
まず最初に確認したいのが「ゴミ箱」です。Shift + Deleteを使っていない限り、削除されたファイルはここに残っている可能性があります。
- デスクトップ上の「ゴミ箱」をダブルクリックして開く。
- 消えたファイルを一覧から探す(名前や日付で絞り込み可)。
- 該当ファイルを右クリックして「元に戻す」を選択。
検索機能や最近使ったファイルを使う
ファイルが移動やリネームされた場合は、検索機能で場所を特定することが有効です。Excelやエクスプローラーの「最近使ったファイル」からも確認できます。
- エクスプローラーを開く。
- 右上の検索バーに「.xlsx」やファイル名の一部を入力。
- 表示された結果から該当ファイルを確認。
バージョン履歴や以前のバージョンを復元する
WindowsやExcelには、過去の状態に戻す機能があります。ファイルやフォルダの「以前のバージョン」や、Excelのバージョン履歴から復元が可能です。
- 対象フォルダまたはファイルを右クリックして「プロパティ」を選択。
- 「以前のバージョン」タブをクリック。
- 利用可能なバージョンを選び「復元」を実行。
自動保存・未保存ファイルの復元
Excelには未保存のデータを一時的に保存してくれる機能があります。終了前に保存を忘れても、復元できる場合があります。
- Excelを起動し、「ファイル」→「情報」→「ブックの管理」を開く。
- 「保存されていないブックの回復」を選択。
- 一覧から目的のファイルを開き、保存する。
セキュリティソフトの隔離フォルダを確認する
セキュリティソフトがファイルをウイルスとして誤検出し、隔離することがあります。設定画面から「隔離された項目」を確認しましょう。
- 使用しているセキュリティソフトを開く。
- 「脅威履歴」または「隔離された項目」などを選択。
- 対象ファイルを確認し「復元」または「例外設定」を実行。
データ復元ソフトを使用する
ゴミ箱からも消えてしまった場合や、完全削除されたファイルは、市販のデータ復元ソフトで復元を試みることができます。ただし、新しいデータを書き込むと復元成功率が下がるため、操作は最小限にしましょう。
- 可能なら該当PCの使用を中止し、別PCで復元ソフトをダウンロード。
- USBメモリなどに復元ソフトを保存し、対象PCで実行。
- スキャンを行い、見つかったファイルを保存。
バックアップから復元する
Windowsのバックアップ機能(ファイル履歴や「バックアップと復元」)を利用している場合は、そこから過去のファイルを復元することが可能です。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」を開く。
- 「ファイル履歴を使用して復元」または「バックアップと復元(Windows7)」を選択。
- 目的のファイルを選んで「復元」をクリック。
専門のデータ復旧業者に依頼する
すべての方法で復旧できない、または重要な業務データや個人情報が含まれる場合は、専門のデータ復旧業者への相談をおすすめします。
- 復旧業者の公式サイトから初期診断を申し込む。
- 機器を発送または持ち込みし、専門スタッフが診断。
- 復旧可能な場合は見積後、作業を実施して納品。
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まとめ
Excelファイルが見つからない場合は、焦らずに対処し、操作を控えることが成功の鍵です。自己判断で対応するとデータを失うリスクが高まる可能性があります
自力対応が不安な方や、重要なファイルがある方は、まず専門業者に相談しましょう。ご紹介したデータ復旧専門業者は、24時間365日対応、診断・見積もりは無料なので、「データが戻るかどうかだけでも確認したい」という方にも安心です