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SFA JOURNAL by ネクストSFA

営業支援ツール徹底比較!失敗しない選び方と導入メリットをわかりやすく解説

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕


営業活動の効率化や成果の最大化に欠かせない「営業支援ツール」。近年では、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)といったツールが多く登場し、導入を検討する企業が増えています。しかし、種類や機能が多岐にわたるため、「どれが自社に合っているのかわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、営業支援ツールの基本から導入メリット、比較ポイント、さらにはおすすめツールまでをわかりやすく解説します。ツール選びで失敗しないためのヒントをつかみ、自社に最適な1本を見つけましょう。

営業支援ツールとは?基本機能と導入の背景

営業支援ツールとは、営業チームの業務を効率化し、成果につなげるためのITツールです。主にSFA(Sales Force Automation)やCRM(Customer Relationship Management)といったシステムが該当します。

営業支援ツールの定義と役割

営業支援ツールは、商談の進捗、顧客情報、活動履歴などを一元管理することで、営業担当者が業務に集中しやすい環境を整えるツールです。SFAは営業活動の記録・分析に強みがあり、CRMは顧客との関係構築・維持に焦点をあてた仕組みです。これらをうまく活用することで、営業プロセスの見える化やナレッジ共有が進み、組織全体での営業力を底上げできます。

営業管理・営業効率化との関係

営業支援ツールは、営業管理の手間を削減し、営業効率を高める仕組みとしても活用されています。たとえば、手書きやExcelで行っていた日報入力が自動化され、リアルタイムでの進捗確認が可能になります。マネージャーは、個々の担当者の状況を把握しやすくなり、適切なタイミングでの支援やアドバイスが可能になります。

また、KPI管理や売上予測もツール内で可視化されるため、組織としての意思決定もスピーディになります。

なぜ今、導入が加速しているのか

2020年代に入り、在宅勤務やハイブリッドワークの普及が進んだことで、「どこにいても営業状況を把握できる環境」が求められるようになりました。これにより、紙や口頭での報告が中心だった営業スタイルから、デジタル化された営業体制への移行が急務となっています。

さらに、営業人材の不足や若手営業職の教育課題なども背景にあり、ツールによる業務の標準化・自動化ニーズが高まっているのです。営業支援ツールの導入は、これらの経営課題を解決する手段のひとつとして、業種・業界を問わず注目されています。

営業支援ツールを導入するメリット5選

営業支援ツールは、単なる業務効率化にとどまらず、営業成果の向上やチーム全体の成長にも大きく貢献します。ここでは、導入によって得られる主要な5つのメリットをご紹介します。

1. 業務の可視化と情報共有の効率化

営業支援ツールを活用することで、各担当者の商談状況や進捗がリアルタイムで見えるようになります。これにより、営業活動がブラックボックス化するのを防ぎ、チーム全体で戦略的に動くことが可能になります。

また、営業日報や訪問記録、打ち合わせ内容もツール上で共有されるため、他のメンバーが状況を把握しやすくなり、引き継ぎやサポートがスムーズになります。

2. 属人化の解消と営業ナレッジの蓄積

ベテラン営業担当者の「勘と経験」に頼った営業スタイルでは、成果の再現性が低くなりがちです。営業支援ツールを使えば、過去の成功パターンや失注理由などの情報が蓄積され、誰でも一定レベルの営業ができる土台ができます。

これにより、新人でも効率よく成果を上げられるようになり、組織としての営業力が底上げされます。

3. 営業進捗のリアルタイム把握

ツールを活用すれば、現在どの商談がどのステータスにあるかを、マネージャーがすぐに把握できます。進捗が滞っている案件や、優先度の高い取引先への対応漏れもすぐに発見できるため、タイムリーなアクションが可能です。

これにより、無駄な会議や確認作業を減らし、判断のスピードも上がります。

4. マネジメント・KPI管理の強化

営業支援ツールでは、案件の数や成約率、訪問件数といったKPIを自動的に集計・グラフ化できます。これにより、数値に基づいたマネジメントが可能となり、課題発見から改善指示までが明確になります。

「なぜ売上が伸びていないのか」「どのプロセスにボトルネックがあるのか」といった原因分析にも役立ちます。

5. 受注率や売上アップへの貢献

日々の業務が効率化されることで、営業担当者はより本質的な活動、たとえば商談準備や顧客理解、クロージング対応に集中できるようになります。その結果として、受注率の向上や顧客満足度の向上、ひいては売上アップにもつながります。

「やみくもに動く営業」から「戦略的に動く営業」へのシフトを後押しするのが、営業支援ツールなのです。

ツール選びで失敗しない!営業支援ツールの比較ポイント

営業支援ツールは種類も多く、提供されている機能や価格もさまざまです。導入後に「想像と違った」「現場が使ってくれない」とならないために、比較検討時に押さえておくべき6つのポイントをご紹介します。

1. SFA/CRMのどちらを重視すべきか

まず確認すべきは、自社にとって「営業活動の管理(SFA)」と「顧客情報の管理(CRM)」のどちらが重要かです。営業プロセスの見える化や日報の効率化が主目的であればSFA機能を、既存顧客との関係構築を重視するならCRM機能を優先すると良いでしょう。

近年では、SFAとCRMの両方の機能をバランスよく備えたツールも多いため、機能の切り分けが明確な製品かも比較材料になります。

2. 自社の営業フローや体制に合っているか

営業支援ツールは、「現場で実際に使われる」ことが最も重要です。そのため、自社の営業スタイルに合うかどうかを事前に確認しましょう。

たとえば、訪問営業が多いのか、インサイドセールス中心なのか。チーム体制が1〜2人の少人数か、数十人の部門か。こうした要素によって、必要な機能や管理項目、使い勝手も大きく異なります。

3. UI/UX(使いやすさ)の重要性

どれだけ高機能でも、使いにくいツールは現場に定着しません。日々の入力や確認操作が簡単にできるか、スマートフォンからの操作に対応しているかなど、実際の操作性も必ずチェックしましょう。

無料トライアルがある場合は、できるだけ多くの営業メンバーに触ってもらい、現場目線での使いやすさを確認することが重要です。

4. サポート体制・導入支援の有無

初めてのツール導入では、現場の不安や操作上の質問が出やすくなります。そのため、サポート体制がどれだけ充実しているかも大きな判断材料です。

導入時にマニュアルや初期設定をサポートしてくれるか、チャットや電話での質問にスムーズに対応してもらえるか、さらには定着支援があるかまで確認しておきましょう。

5. コストパフォーマンス(月額・初期費用)

ツール導入にあたっては、コスト面の検討も欠かせません。多くの営業支援ツールは「月額費用制」が主流で、初期費用が別途かかるものもあります。

注意したいのは、「機能に比して価格が適正かどうか」「社内で使う人数に応じて費用が変動するか」など。たとえば、ネクストSFAでは10ユーザーまで月額5万円(税抜)、11ユーザー以上は1ユーザーごとに5,000円追加という明確な料金設定があり、コスト面で安心できる設計になっています。

6. 外部ツールとの連携性

営業支援ツールは単体で完結するものではなく、他の業務システムとの連携も重要です。たとえば、MA(マーケティングオートメーション)やBIツール、Slack、カレンダーなどとの連携が可能かによって、日常業務のスムーズさが変わってきます。

すでに社内で使っているツールとの連携実績があるかも確認し、情報の一元管理や分析効率化が図れるかどうかを見極めましょう。

営業支援ツールおすすめ10選【比較表つき】

営業支援ツールは非常に多くの選択肢があり、それぞれ機能・価格・対象企業規模などに違いがあります。ここでは、導入実績や使いやすさ、コスト面などを総合的に評価し、特におすすめできるツールを10選ご紹介します。

以下は主なツールの比較表です。

ツール名特徴月額費用対象規模サポート体制
ネクストSFA
https://next-sfa.jp/
使いやすさ・定着支援に強い、UI直感的50,000円/10ユーザー中小〜中堅導入・定着まで無料
Salesforce
https://www.salesforce.com/jp/
カスタマイズ性が高く拡張性あり3,000円〜/1ユーザー中堅〜大企業パートナー体制あり
eセールスマネージャー
https://www.e-sales.jp/
顧客・案件・行動を一元管理できる3,500円~/1ユーザー中小〜大企業専任コンサルつき
kintone
https://kintone.cybozu.co.jp/
アプリ構築型でカスタマイズ自由1,800円〜/1ユーザー中小〜中堅サポートサイト充実
HubSpot CRM
https://www.hubspot.jp/products/crm
無料プランあり、MA連携に強み96,000円〜中小企業有料サポートあり
Zoho CRM
https://www.zoho.com/jp/crm/
多機能でグローバル展開1,680円〜/1ユーザー中小〜大企業オンライン対応
マツリカSFA
https://product-senses.mazrica.com/
直感的で簡単、少人数チームに好評27,500円〜/5ユーザー小〜中規模チャットサポートあり
UPWARD
https://upward.jp/
フィールドセールス特化3,800円~/1ユーザー営業訪問多い業種専用サポートあり
GENIEE SFA
https://chikyu.net/
国内向け、低価格で導入しやすい34,800円~/10ユーザー中小企業サポートあり

各社特徴が異なるため、ツール選定時は「自社が解決したい課題」を明確にし、それに合った機能・サポート内容を重視することが成功のカギとなります。

中小企業・初心者にもおすすめ「ネクストSFA」の魅力とは

営業支援ツールを初めて導入する企業や、中小企業で「現場定着」を重視したい方におすすめなのがネクストSFAです。

1. シンプルで直感的なUI、だから“使える”

ネクストSFAの最大の特長は、営業現場の意見をもとに開発された「誰でも使える」設計です。必要な情報がすぐに見つかる画面構成、入力の手間を最小限にした設計で、ITツールが苦手な方でもストレスなく使いこなせます。

2. コスト明瞭で導入しやすい

月額利用料は10ユーザーまで50,000円と明瞭。11ユーザー以上も、1ユーザーあたり月5,000円で拡張できるため、成長フェーズの企業でも予算の見通しが立てやすくなっています。

また、初期費用は都度見積もりで、必要最低限の構成からスタートできる柔軟さも魅力です。

3. 導入から定着までの無料サポート

ネクストSFAでは、導入時の初期設定や操作説明、日々の質問対応まですべて無料サポート。定着に向けたフォロー体制も整っており、利用率が低下しがちな導入初期でも安心です。

営業支援ツールは「使いこなされてこそ価値がある」もの。だからこそ、サポート体制が充実したネクストSFAは、ツール選びに悩む企業にとって有力な選択肢の一つとなるでしょう。

営業支援ツール導入の流れと成功ポイント

営業支援ツールを導入しても、思うように活用されなければ意味がありません。ここでは、導入から現場定着までの基本的な流れと、成功のためのポイントを解説します。

1. 導入前に整理すべき情報とは?

まずは「なぜ導入するのか」「何を改善したいのか」を明確にします。たとえば「日報入力の手間を減らしたい」「KPIを部門全体で見える化したい」など、目的を定めることが第一歩です。

次に、現状の営業フローや管理方法を棚卸しし、「何をどこまでツールに任せるか」を決めておくと、導入後のギャップが生まれにくくなります。

2. トライアルを活用して現場を巻き込む

多くのツールでは無料トライアルやデモ環境が提供されています。営業メンバーに実際に触ってもらい、使い勝手や機能の過不足をチェックしましょう。

この段階で現場の声を反映しておくことで、導入後の「使われない」リスクを減らすことができます。

3. 導入後は“定着”までが勝負

営業支援ツールは、導入しただけでは成果が出ません。定期的に活用状況をチェックし、「入力が負担になっていないか」「機能が業務に合っているか」を確認しましょう。

教育研修やマニュアル整備も有効ですが、実際には「すぐに聞ける人がいる」ことが安心につながります。導入サポートの手厚さは、ツール選びの大きな判断材料となるのです。

4. ネクストSFA活用の運用事例に見る“定着の鍵”

ネクストSFAでは、導入企業に対して“伴走型”のサポートを提供しており、「初めてのSFA導入だったが、現場の定着率が高い」といった声も多くあります。トライアル時点で操作に慣れてもらい、運用初期に専任スタッフが細かくフォローすることで、スムーズな社内展開が実現されています。

まとめ|自社に合った営業支援ツールで営業力を最大化

営業支援ツールは、営業活動を「見える化」し、チームの力を底上げする重要な武器です。ただし、選び方を誤ると現場に定着せず、期待した効果が得られないケースもあります。

本記事では、営業支援ツールの基本から導入メリット、比較ポイント、そしておすすめツールまでを紹介しました。とくに、初めての導入や中小企業にとっては「使いやすさ」「定着サポート」「コスト明瞭性」が大きな決め手になるでしょう。

もし「何から始めればいいかわからない」と感じているなら、まずはネクストSFAのように導入サポートが無料で、現場目線で開発されているツールから試してみるのもひとつの選択肢です。

営業の成果を安定的に伸ばすためにも、最初の一歩を確実に踏み出しましょう。

SFAは活用されてこそ意味がある

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