更新日:2025/07/11

iPhoneで完全に削除した動画を復元する方法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
「iPhoneの動画を間違って削除してしまった…」そんな焦りを感じていませんか?
・ゴミ箱にも残っておらず復元できない
・iCloudにバックアップがあるか不安
・家族の大事な動画を消してしまった
削除からの経過日数やバックアップの有無によって、復元できる可能性と方法は大きく変わります。
本記事では、iPhoneで削除した動画を取り戻すための手順を、状況別にわかりやすく解説しています。
自分で復元できるか不安な場合は、動画復旧の専門業者に無料で相談してみてください。
この記事の目次はこちら
iPhoneで動画が復元できない原因
iPhoneで完全に削除した動画が復元できない主な理由は、Appleの仕様とストレージの仕組みによるものです。まずは「なぜ復元できない状態になるのか」、背景を正しく理解することで、対処法の選択に役立てましょう。
「iPhoneで動画が復元できない」主な原因
削除後30日以上経過している
iPhoneでは削除後の写真や動画が30日間「最近削除した項目」に保管されますが、この期間を過ぎると完全に削除され、通常の操作では復元できません。気づかず放置していると、復元の可能性は大きく低下します。
iCloud/iTunesのバックアップが存在しない
iCloudやパソコンでバックアップを取っていなかった場合、削除前の状態に戻すことができません。また、バックアップに動画が含まれていないと復元は無効となり、さらに初期化や上書き操作が必要なケースもあるため注意が必要です。
削除後に新しいデータで上書きされている
削除された動画データは、すぐに完全に消えるわけではなく、一時的にストレージ上に残っていることがあります。しかし、新しく写真やアプリなどを保存すると、その領域に上書きが行われ、データが消えてしまう可能性が高まります。
このような状況では一般的な復元ソフトでは対応が難しいこともありますが、データ復旧業者であれば専用ツールを使って上書きされた痕跡から一部を復元できる可能性もあります。大切な動画を失いたくない場合は、できるだけ早く専門業者に相談するのが得策です。
クラウドに保存されていなかった
GoogleフォトやiCloud写真ライブラリなどのクラウドサービスを利用していない場合、クラウド経由での復元はできません。クラウドと同期されていなければ、「最近削除した項目」にも残らず、別端末からのアクセスでも復元は困難です。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは

パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
編集部では、これまで多くのデータ復旧サービスを調査してきましたが、
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iPhoneの動画を復元するための対処法一覧
ここからは、iPhoneで削除してしまった動画を復元するための具体的な方法を順に紹介します。状況に応じて使える手段は変わりますが、できる限り安全に、かつ可能性を最大限に活かす方法を取り上げています。新たなデータで上書きされる前に対処することが、復元成功の鍵になります。
「iPhone動画復元」の対処法
「最近削除した項目」から復元する
削除後30日以内であれば、「写真」アプリの「最近削除した項目」から動画を元に戻せます。この方法がもっとも簡単で確実です。
復元手順
- 「写真」アプリを開く
- 「アルバム」タブを選択
- 画面下の「最近削除した項目」を開く
- 対象の動画を選択して「復元」をタップ
- 元のアルバムに戻っていることを確認
バックアップから復元する
iCloudやiTunesのバックアップを取っていた場合は、削除前のデータを含むバックアップに戻すことで動画を復元できます。ただし、現在のデータがすべて上書きされるリスクもあるため、慎重な判断が必要です。
iCloud復元手順
- iPhoneを初期化する(設定 → 一般 → 転送またはリセット → すべてのコンテンツと設定を消去)
- 再起動後のセットアップ画面で「iCloudバックアップから復元」を選択
- 復元したい日付のバックアップを選択して復元開始
- 復元完了後、動画が戻っているかを確認
iTunes/Finder復元手順
- iPhoneをパソコンに接続し、iTunes(またはFinder)を起動
- デバイスを選択し、「バックアップを復元」をクリック
- 対象のバックアップを選択し復元
- 復元完了後に動画が含まれているか確認
データ復元ソフトを使う
バックアップがない場合や、初期化を避けたい場合は、iPhone内の削除データをスキャンできる復元ソフトを使う方法があります。ただし、すでにデータが上書きされていた場合は、復元できないこともあるため注意が必要です。
復元ソフト使用手順
- パソコンに信頼できる復元ソフトをインストール
- iPhoneをUSBケーブルで接続し、ソフトを起動
- 「削除されたデータのスキャン」を選択し、iPhoneをスキャン
- 見つかった動画を確認し、復元可能なものを選んで保存
iCloud.comやGoogleフォトを確認する
iCloudやGoogleフォトの自動同期をオンにしていた場合は、アプリ内で消えていてもクラウド側に残っている可能性があります。とくに「最近削除した項目」がWeb版でも表示されているため、削除後30日以内であればチャンスがあります。
クラウド確認手順
- パソコンまたはスマホで「icloud.com」または「photos.google.com」にアクセス
- Apple IDまたはGoogleアカウントでログイン
- 「最近削除した項目」フォルダを確認
- 対象の動画を復元
専門業者に相談する
「最近削除した項目」にも残っておらず、バックアップもなく、復元ソフトでも動画が見つからない場合、一般的な手段での復元はほぼ不可能です。
ですが、専用ツールや高度な解析技術を持つデータ復旧業者であれば、ストレージ内部の痕跡から動画データを復元できる可能性があります。
大切な動画をあきらめたくない場合は、無理な操作をせず、まずは復旧実績のある専門業者に相談するのが安全で確実な対応策です。
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まとめ
iPhoneで完全に削除した動画の復元は、状況によって可能性が大きく変わります。削除から30日以内であれば、「最近削除した項目」から復元できる可能性が高く、バックアップがある場合はそこから戻すことも可能です。バックアップがなくても復元ソフトでスキャンすれば、一部の動画が見つかることもあります。ただし、すべての方法が当てはまらない場合は、自力での復元はほぼ不可能となります。
完全に削除された動画の復元は、自己判断で操作を誤るとチャンスを逃す可能性があります。自力対応に不安がある場合や、どうしても大切な動画を取り戻したい場合は、復元に対応した専門業者に相談するのが安全です。当サイトで紹介している専門業者は、24時間365日対応。初期診断・見積もりは無料で、「復元できるか確認したいだけ」でも気軽に相談できます。今後のためにも、定期的なバックアップを習慣にしておくことが、もっとも確実な備えになります。