更新日:2025/07/11

PSDファイルが消えた・開けないときの原因と対処法

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕
- PSDファイルが開けなくなった
- 保存したはずのデータが見つからない
- 編集中のファイルが突然消えた
こうしたトラブルが起きた場合、PSDファイルそのものが破損しているか、保存プロセスで何らかの不具合が発生している可能性があります。特に、仕事で使っている重要なデザインデータが一瞬で消えてしまう状況は、クリエイターにとって非常に深刻です。
このまま安易に再保存や再起動を繰り返すと、データ復旧のチャンスを永久に失うリスクがあります。
本記事では、PhotoshopのPSDファイルが開けない・消えたときに考えられる原因と、データを取り戻すために今すぐ実践すべき対処法を、わかりやすく解説します。
「どうしても中身を取り出したい」「急ぎで必要なのにどうすればいいかわからない」──そんなときは、まずは無料で診断してくれる専門業者への相談も検討してください。
この記事の目次はこちら
PSDファイルが消える・開けない原因
PSDファイルが開けない、または消えてしまった場合、その背景にはさまざまなトラブル要因が考えられます。誤った対応をすると、データをさらに損なうリスクがあるため、まずは原因を冷静に特定することが重要です。
PSDファイルが消える・開けない原因は次の通りです。
誤って削除してしまった
作業中に誤ってPSDファイルを削除してしまい、ゴミ箱に移動されたまま気づかないケースや、Shift+Deleteで完全削除してしまったケースが挙げられます。
保存せずに終了・クラッシュした
PhotoshopのフリーズやPCの予期せぬシャットダウンによって、保存前の作業が消失してしまうことがあります。自動保存がオフのままだと、復元も困難になります。
PSDファイルの破損
ファイルを開こうとした際に「開けません」などのエラーが出る場合、ファイル自体が破損している可能性があります。原因としては保存中のエラーやストレージの不具合などが考えられます。
間違って上書き保存してしまった
誤って別のファイル内容で上書き保存してしまい、元に戻せないというケースです。PhotoshopではUndoで戻れない場合、以前のバージョンの復元が鍵となります。
ストレージ障害による消失
HDDや外付けSSDなど、保存先デバイスの故障や不良セクタが原因で、ファイルが消失したように見える場合があります。OSでは認識されていても、実際には読み込めない状態です。
上記のような原因が考えられる場合、自力での復旧は状況を悪化させるおそれもあります。
だからこそ、データ復旧業者での専門的な診断と適切な対応が重要です。誤った操作によってデータが上書きされたり、物理的な損傷が進行したりすると、復旧が困難になる可能性があります。
【データ消失】自己判断の落とし穴とは
パソコンやデバイスに不具合が起きたとき、「とりあえず操作してみよう」と感じる人は多いと思います。しかし、その操作がかえって状態を悪化させ、復旧できたはずのデータまで失われてしまうことがあります。
たとえば、内部でファイル構造やシステムに異常がある場合、繰り返しの操作によって上書きや障害の進行が起き、本来なら取り戻せたデータが復旧困難になるケースも実際に少なくありません。
以下のような不安や迷いがあるときは、いったん手を止めて、専門的な視点から状況を確認してもらうという判断も有効です。
- 絶対に失いたくないデータがある
- 写真や業務データなど、重要なファイルが含まれている
- パソコンやストレージ機器の操作に不安がある
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PSDファイルの消失や破損時の対処法
PSDファイルの消失や破損は状況に応じて対処法が異なります。削除、上書き、破損など、それぞれに適した操作を段階的に試すことで、データを取り戻せる可能性があります。
PSDファイルの消失や破損時の対処法は次の通りです。
- 「最近使用したファイル」や自動保存ファイルを確認する
- ゴミ箱からPSDファイルを復元する
- 「以前のバージョンに復元」機能を使う
- Tempフォルダや一時ファイルを探す
- データ復旧ソフトで削除・消失データを復元する
- 破損ファイルを修復ツールで復元する
「最近使用したファイル」や自動保存ファイルを確認する
Photoshopには自動保存や最近使用したファイルを管理する機能があります。これを活用することで保存し忘れたファイルが見つかる場合があります。
- Photoshopを開き、「ファイル」メニューから「最近使用したファイル」を確認します。
- 「編集」>「環境設定」>「ファイル管理」を開き、自動保存が有効か確認します。
- 保存先のフォルダを開いて「.psb」や自動保存形式のファイルを探し、拡張子を「.psd」に変更して開きます。
ゴミ箱からPSDファイルを復元する
削除したファイルがゴミ箱に残っていれば、すぐに元に戻すことが可能です。
- デスクトップ上の「ゴミ箱」をダブルクリックして開きます。
- 該当するPSDファイルを探し、右クリックして「元に戻す」を選択します。
- 元の保存場所にファイルが復元されます。
「以前のバージョンに復元」機能を使う
上書きや誤保存に対しては、Windowsのバージョン履歴機能が有効な手段です。
- PSDファイルを右クリックし、「以前のバージョンを復元」を選びます。
- 表示されたリストから復元したい日付のバージョンを選択します。
- 「復元」または「コピーを開く」で確認し、必要な内容であれば保存します。
Tempフォルダや一時ファイルを探す
Photoshopの作業中に生成される一時ファイルから、作業内容を取り戻せる場合があります。
- エクスプローラーで「%temp%」と入力し、一時フォルダを開きます。
- 拡張子が「.tmp」「.psb」などのファイルを探します。
- 候補ファイルが見つかれば、拡張子を「.psd」に変更してPhotoshopで開いてみます。
データ復旧ソフトで削除・消失データを復元する
ゴミ箱からも消えていたり、ストレージ障害が疑われる場合は、専用の復旧ソフトの出番です。
- Tenorshare 4DDiG、EaseUS、Recoveritなどの復元ソフトをインストールします。
- 該当ドライブをスキャンし、見つかったPSDファイルをプレビューします。
- 復元したいファイルを選択し、安全な場所に保存します。
破損ファイルを修復ツールで復元する
開けないPSDファイルには、修復専用ツールを試す方法があります。
- 「PSD Repair Kit」や「Recovery Toolbox for Photoshop」などをダウンロードします。
- 破損したPSDファイルを選択し、修復処理を実行します。
- 完了後、修復済みファイルを保存してPhotoshopで開き直します。
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まとめ
PSDファイルが開かない、消えてしまったなどのトラブルは、対応を誤ると完全に失われてしまう可能性もあります。
大事なファイルがある場合や対応に不安があるときは、専門業者への相談がおすすめです。紹介している業者は24時間365日対応、初期診断と見積もりは無料。気づいたら早めに相談するのが安心です。