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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/12/06 

SDカードがパソコンで認識しないときの原因と対処法を解説

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

SDカードが認識されない場合、さまざまな原因が考えられます。本記事では、考えられる原因と具体的な対処法について解説します。



なお、自己解決が難しい場合、大切なデータを確実に取り戻すには専門のデータ復旧業者に依頼するのがベストです。焦らず冷静に対応し、大切なデータを守りましょう。

SDカードが認識されない主な原因

SDカードが認識されない主な原因は次の通りです。

接触不良

SDカードの端子部分が汚れている場合や、カードリーダー内にほこりや異物が溜まっている場合、SDカードとデバイスの接触が不十分になり、認識されなくなります。



例えば、長期間使用したSDカードは端子に皮脂やほこりが付着しやすく、読み書きが不安定になることがあります。また、頻繁に抜き差しすることで端子が摩耗し、接触が悪くなるケースも見られます。



SDカードの端子を柔らかい布や無水エタノールを使って清掃することで、接触不良を改善できます。また、カードリーダーのスロット内部をエアダスターで清掃し、ほこりを取り除くことも重要です。

ファイルシステムの破損

SDカードのファイルシステム(例:FAT32、NTFS)は、データの管理に必要な構造を維持しています。この構造が破損すると、デバイスがSDカードを認識できなくなることがあります。



原因としては、データ書き込み中の電源断や、SDカードを安全な取り外しを行わずに抜き取った場合が挙げられます。



ファイルシステムの修復には、Windowsの「chkdsk」コマンドやmacOSの「ディスクユーティリティ」を使用するのが効果的です。これにより、破損したセクタやエラーを検出して修復できます。

マルウェアの影響

SDカードがウイルスやマルウェアに感染すると、ファイルが破損したり削除されたりするほか、ファイルシステム自体が破壊される場合があります。特に、不明なデバイスや公共のPCでSDカードを使用した際に感染するリスクが高まります。



最新のウイルス対策ソフトを使用してSDカードをスキャンし、感染している場合は駆除します。駆除後もデータが失われている場合は、データ復旧ソフトを使用して回復を試みましょう。

突然の電源断や取り外しミス

データ書き込み中に電源が切れたり、SDカードを安全な手順を踏まずに取り外した場合、ファイルシステムが不完全な状態で保存され、破損する可能性があります。これにより、SDカードがデバイスから認識されなくなることがあります。



データ書き込み中は電源を切らず、デバイス上で「安全な取り外し」手順を実行してからSDカードを抜き取ることを徹底しましょう。

書き込み回数の限界(寿命)

SDカードのフラッシュメモリには書き込み回数の限界があり、これを超えるとメモリセルが劣化し、データの書き込みや読み取りができなくなります。この現象は特に頻繁にデータを上書きする用途(監視カメラ、ドライブレコーダーなど)で使用されるSDカードで顕著です。



定期的に使用状況を確認し、SDカードの寿命が近い場合は、新しいカードに交換してデータを移行しましょう。また、大切なデータはバックアップを習慣化してください。

SDカードの物理的損傷

SDカードは非常に繊細な電子機器であり、衝撃や落下によって内部の回路やメモリチップが損傷する可能性があります。また、水没や過度な高温にさらされると、カード内の構造が劣化して動作不良を引き起こします。物理的な損傷は、多くの場合修復が難しいため注意が必要です。



この場合、SDカードを無理に操作すると、データが完全に失われる可能性があります。重要なデータが含まれている場合は、早急に専門のデータ復旧業者に相談してください。

SDカード認識トラブルの対処法

以下の対処法を試して、問題を解決してください。

接触部分を清掃する

SDカードの接点部分を清掃することで、認識不良を解消できる場合があります。

  1. SDカードを取り外します。
  2. 柔らかい布や綿棒を使用して接点部分を清掃します。
  3. ホコリや汚れがないことを確認し、再度スロットに挿入します。

他の機器で試す

SDカードを別のデバイスに挿入して認識されるか確認します。これにより、問題がSDカード自体か、元のデバイスにあるのかを特定できます。

ドライバーを更新する

SDカードリーダーのドライバーを更新することで、認識トラブルを解消できる場合があります。

  1. 「デバイスマネージャー」を開きます。
  2. 「SDカードリーダー」を右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
  3. 最新のドライバーをインストールします。

チェックディスク(chkdsk)の実行

Windowsの「chkdsk」コマンドを使用して、SDカードのエラーを修復します。

  1. 「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。
  2. 「chkdsk [ドライブ文字]: /f」と入力してEnterキーを押します。
  3. 修復が完了するまで待機します。

macOSで「ディスクユーティリティ」を使用

macOSには「ディスクユーティリティ」という内蔵ツールがあり、SDカードの修復が可能です。

  1. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を開きます。
  2. SDカードを選択し、「First Aid」をクリックします。
  3. 修復が完了したら、再度SDカードを確認します。

データ復旧ソフトを使用

データ復旧ソフトを使用すると、SDカード内のデータを回復できる可能性があります。推奨されるソフトウェアには以下があります。

  1. ソフトをインストールし、SDカードを接続します。
  2. スキャンを実行し、復旧可能なファイルを確認します。
  3. 必要なファイルを別のストレージに保存します。

フォーマットを行う

データが不要な場合、フォーマットを行うことでSDカードを再利用可能にすることがあります。

  1. 「ディスクの管理」を開きます。
  2. SDカードを右クリックして「フォーマット」を選択します。
  3. 適切なファイルシステムを選択して実行します。

専門業者に相談する

上記の方法で解決しない場合や、物理的な損傷や論理障害が深刻な場合は、自力での復旧が難しいため、専門業者に依頼してください。

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まとめ

SDカードが認識されない原因は、接触不良や互換性の問題、論理的障害、物理的損傷など、さまざまな要因が考えられます。それぞれの原因に応じた適切な対処を行うことで、多くの場合、問題を解決できます。

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