問い合わせフォームの作成方法~作成時の注意点・ポイントまで解説~
【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬
現在、ほとんどの企業が自社ウェブサイト上で問い合わせフォームを提供しています。しかしまだ作成してなくて、「フォームを作りたいけど、作り方が分からない・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では問い合わせフォームの作成方法や作成時の注意点・ポイントまで解説します。
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フォーム作成方法
問い合わせフォームは様々な方法で作成できます。HTMLやCSSの知識がある場合、ツールを使わずに手動で作成することも可能ですが、代表的な方法として以下のサービスが広く利用されています。
- Googleフォーム
- WordPress
- CRMなどのツールに搭載されたフォーム作成サービス
ただし、これらのサービスには使用料が発生する場合がありますので、注意が必要です。選択する前に、自身のニーズや予算に合ったサービスを検討するようにしましょう。
問い合わせフォームの項目
問い合わせフォームを作成する際には、以下の項目を設置すると良いでしょう。
- 会社名(BtoBの場合)
- お名前
- メールアドレス
- 電話番号
- 問い合わせ内容
これらの項目は、問い合わせに迅速かつ効果的に対応するために必要な基本情報です。会社名はBtoBの場合に特に重要です。また個人情報の取り扱いについての注意事項やプライバシーポリシーへのリンクを設けることも重要です。これにより、利用者に安心感を与えることができます。
フォーム作成時の注意点
問い合わせフォームを作成する際には、使いやすさや情報の正確な収集のためにいくつかのポイントに気をつけることが重要です。以下にその一例を挙げてみます。
必須・任意を明示
自分がフォーム入力する時を想像するとイメージがつきやすいですが、この項目は入力が必須なのか・任意なのかが分かると、入力がしやすいですよね。そのため、項目名の横に「必須」「任意」といった明示があると良いでしょう。
エラー表示は明確にする
入力漏れや入力内容に不備がある場合のエラー表示についても、ユーザーにとって分かりやすくすることが大切です。ユーザーがフォーム送信まで進んでも、エラー表示で離脱されてしまっては意味がありません。そのため、エラー表示は「どこに不備があるのか」を明示し、ユーザーが「どこを修正すればいいのか」を理解できるようにする必要があります。
完了ページ・サンクスメールも作成する
フォーム送信が完了したら、送信が成功したことが分かるように専用の完了ページを表示すると良いでしょう。特に、メールアドレスを取得している場合は、送信完了のお礼としてサンクスメールを送信すると、利用者への印象が一層良くなります。このようなフォーム送信後のページやメールは、お客様との最初のコンタクトの場でもあります。印象を良くすることで、その後のアプローチがスムーズに進む可能性があります。また、サンクスメールは自動送信で設定できるツールも存在しますので、手間をかけずに対応できる方法を選択すると良いでしょう。
セキュリティ対策を行う
問い合わせフォームでは個人情報を取得することがありますので、セキュリティ対策は絶対に欠かせません。自分でセキュリティ対策を講じることが不安な場合は、信頼性のあるツールを活用することをおすすめします。フォームの作成時には、必ずセキュリティ対策が十分に行われているかを確認しましょう。
問い合わせが来やすいフォームを作るポイント
項目数は最小限にする
フォームの項目が多いと、入力するのが面倒に感じられることがありますね。一般的に、入力項目が少ない方がフォーム送信まで進んでくれる確率が高くなります。問い合わせまでのハードルを下げるためにも、必要な項目だけを厳選して設置するように心がけましょう。
ユーザーの入力負担を減らす
フォーム入力をなるべく楽にしてもらうには、面倒な箇所は自動で設定されると良いでしょう。例えば、全角・半角の切り替えが必要な入力欄は、自動で切り替えられるようにすることや、住所は郵便番号を入力すれば自動で住所が補完されるようにするなどがあります。これらの工夫により、ユーザーの負担を減らし、フォーム送信完了までの進行をスムーズにすることができます。
入力例を入れる
フォームの中には入力内容に迷うものがあります。そういったユーザーが悩む時間を減らすために、入力例を表示すると良いでしょう。例えば、電話番号の場合、ハイフンを入れる必要があるのかなど、具体的な例を示しておくことで、ユーザーは迷わず正確に入力することができます。
見やすい・分かりやすいデザインにする
例えば、タップする入力欄が小さくて操作しにくいと、入力が面倒に感じられ、離脱につながることがあります。そのため、フォームのデザインは見やすく、分かりやすいものにすることが重要です。ユーザーの視線の動きを意識して、入力項目を縦に設置したり、適度に余白を入れて見やすくするなどの工夫をすることで、ユーザーの利便性を向上させることができます。
個人情報は最後に入力させる
特にBtoC商材の場合、個人情報を入力するのに抵抗感を持たれることがあります。ユーザーが「せっかくここまで入力したから」といった心理が働きやすいため、電話番号やメールアドレスなどの項目はフォームの最後に設置するのがおすすめです。これにより、ユーザーが一連の情報を入力し終えた後に、個人情報を求める部分に到達することで、抵抗感を軽減できます。
ネクストSFAのMA機能で出来ること
フォームの作成にはツールを使うのがおすすめです。例えばネクストSFAにはMA機能も搭載されており、営業活動の効率化だけでなく、フォームの作成まで簡単に行うことができます。
フォーム作成が簡単にできる
ネクストSFAではフォームの作成が簡単にでき、さらにフォーム内の文字やボタンの色まで簡単に変更することができます。社内にCSSの知識をお持ちの方がいる場合は、CSSファイルを取り込むことが可能ですので、デザインのカスタマイズの幅が一層広がります。
フォーム通過したデータはネクストSFAに自動反映される
問い合わせフォームを通過したデータは、ネクストSFAに自動的に反映されます。リアルタイムの更新により、アプローチの速度も向上させることができます。さらに対応状況も把握でき、対応漏れを防ぐのにも役立ちます。
完了ページ・サンクスメールも作成できる
フォーム送信後に表示される完了ページやサンクスメールも簡単に作成可能です。さらに、完了ページは別のページにリダイレクトさせることも可能なため、Googleアナリティクスなどを用いて効果を検証したい場合にもご活用いただけます。
どのフォームから成約に至ったかが追える
ネクストSFAではGoogle広告・Yahoo!広告との連携も可能です。どの販路からの問い合わせなのか、問い合わせ後に案件や受注につながったのかも追跡することができるため、どのフォームに広告費を割り当てると受注が増えそうかなど、より具体的な戦略を練ることができます。
まとめ
問い合わせフォームを上手に活用して、効率的に問い合わせを増やしていくことで、事業の発展につなげたいですね。しかし、フォーム作成時にはセキュリティ面に注意が必要であり、場合によってはHTMLやCSSの知識が必要なことがあります。そういった面に不安がある場合は、フォーム作成機能が搭載されているツールの活用がおすすめです。ぜひこの機会に導入を検討されてはいかがでしょうか?
【フォーム作成が気になる方へ】
こちらの資料ではネクストSFAのフォーム作成方法を詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。