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更新日:2023/12/27 

営業における年賀メールの書き方とは ~注意点や例文までご紹介~

年末年始が近づいてくると年賀状について考え始める方も多いのではないでしょうか。近年、ビジネスにおいては年賀メールで挨拶をする企業が増えています。そこで今回はメールで年始の挨拶をする場合のメリットや注意点について解説します。

年賀メールのメリット

年賀はがきと比較した際の年賀メールの主なメリットは、主に以下の点です。

コストダウンにつながる

年賀はがきの場合、はがき代だけでなく、宛名やデザインを印刷するための作業にもコストがかかります。対照的に、年賀メールの場合は、送付先データの準備やデザイン作成といった作業は必要ですが、メール配信機能が搭載されたツールを活用すればコストを抑えることができます。そのため、はがきに比べてコスト削減につながるでしょう。

サイトへの誘導も可能

年賀はがきにURLを記載しても、サイトに入るにはPCや携帯でアクセスする必要があるため、流入はほぼ期待できないでしょう。一方で、年賀メールの場合はメールに記載されたURLをクリックするだけなので、簡単にサイトへの誘導を促すことができます。

配信予約が可能

メールの場合、予約配信も可能になります。事前にメールの配信予約をしておけば、顧客の仕事始めの日に合わせた送信などが簡単に行えます。例えば、年始は忙しいといった企業でも、仕事が落ち着いている年末のうちに配信予約を済ませておけば、年始は手間をかけることなくメールを送信することが可能です。

顧客管理ができる

メール配信の場合は、送付先リストの作成が必要になります。一度作成しておくことで、来年以降の年賀メールなどにも活用でき、より効率的な配信が可能になります。また、HTMLメールで送信する場合は、メールの開封率やクリック率の計測も可能です。

営業における年賀メールの注意点

件名の工夫

仕事初めの日は多くのメールが届いていますよね。そのため、急ぎの案件とそうではない案件が見分けられるように、件名に「新年のご挨拶」などと一言添えると良い印象になるでしょう。また、どの企業からの連絡なのか分かるように、社名も入れるのがおすすめです。

例)
・新年のご挨拶【会社名】
・【会社名 名前】新年あけましておめでとうございます

個別メールのように宛名を入れて送る

一般的に、自分宛に来たメールの方がしっかり読んでもらいやすく、印象も良くなります。そのため、一括配信で送る場合であっても、会社名や担当者名を必ず入れるようにしましょう。メール配信機能が搭載されているツールには、任意の会社名や担当者名などを自動で差し込む仕組みがあることが多いです。こういった機能を活用することで、メールでも相手にOne to Oneの感覚を感じてもらいやすくなるでしょう。また、一括送信を行う際に気を付けたいのがBccで設定するはずがccで送ってしまったなどの情報漏洩のリスクです。ツールを活用する場合、一括配信であっても各送付先それぞれをTOとして送ることが可能なことが多いです。安全で効率的にメールを送信できるツールを選ぶようにしましょう。

賀詞の使い方に注意する

賀詞は年賀状におけるお祝いの言葉です。「あけましておめでとうございます」「謹賀新年」など様々な言葉がありますが、相手によって不適切な使い方となることがあるので注意しましょう。基本的には「謹」といった文字が入ることで相手への敬意を表す挨拶となります。そのため、取引先や上司への年賀メールの場合は「謹賀新年」「謹賀新春」といった賀詞を利用するのが良いでしょう。

年賀メールの文例

ここからは年賀メールの文例をいくつかご紹介します。ぜひ参考に自社に合った年賀メールを作成してみてくださいね。

例1)
○○株式会社
○○部
○○様

謹賀新年
○○株式会社 ○○です。

昨年は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

本年も□□社員一同、○○様にご満足頂けるサービスを心がけてまいりますので、
何卒昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。

メールにて恐縮ですが、貴社益々のご発展をお祈り申し上げ、
新年のご挨拶とさせていただきます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

令和○年 元旦

例2)
○○株式会社
○○部
○○様

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
○○株式会社 ○○です。

昨年中は格別なお引き立てにあずかり、厚く御礼申し上げます。
本年も誠心誠意サービスに努めてまいりますので
昨年同様変わらずご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

なお、新年は1月○日より平常営業とさせていただきます。
ご用命がありましたら、お気軽にご連絡ください。

貴社益々のご発展をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

20○○年元旦

ツールを活用した年賀メールの送り方

ここでは実際にツールを活用した年賀メールの送り方を簡単に解説します!弊社のネクストSFAにはメール一括配信機能があり、その機能を活用することで年賀メールも簡単に送付することができます。

①リストを作成する

日々の営業活動で獲得した顧客情報をリストとして活用できます。商材などで分けて送りたい場合は、セグメントしてのリスト作成も可能です。

②メールのテンプレートを作成する

メールのテンプレートは一度作っておけば、来年以降も活用できるのでより効率的に年賀メールが配信できるようになります。また、HTMLメールの場合はテキストに色を付けるなど視覚的にも訴求できるメールを送ることが可能です。送信後の開封率やクリック率といった効果測定もできるので、ぜひ作成してみてくださいね。

③メール配信予約の設定を行う

メール管理の画面で「どのリストに送るのか」、「配信日時」、「テンプレート」などの必要事項を入力して設定するだけなので簡単です。

④配信予定の日に自動で送付される

設定に沿って下記のようにメールが自動で配信されます。配信後に効果測定等を行い、次回の配信時により効果的に送れるように活用しましょう。

まとめ

年賀メールは効率だけでなく、簡単かつ視覚的にもキレイに送れる点もメリットです。リスト作成などの準備は必要になりますが、SFAツールなどを活用すれば日々の営業活動で獲得したデータを活用して簡単に作成できます。ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

SFAは活用されてこそ意味がある

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