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更新日:2020/07/14 

【初心者必見】プロジェクトの意味と、誤解しやすい語句との違いを説明します!

ここにいる(!?)みなさんは社会人になり仕事をこなしていく上で「プロジェクト」という言葉を耳にしていると思います。
業務で聞くうちに、なんとなく使ってしまっている方ことも多いでしょう。

 
ただ、思い返すときちんと意味を教わる機会はあまり無かったのではないでしょうか。まさに私がそうでした…。
同じような方もいらっしゃると思いましたので、よく一緒に使われる語句との違いも交えながら、本記事では改めてプロジェクトの意味を紹介していきます。

プロジェクトとは

ウィキペディア、Weblio辞書、コトバンクなどで調べみると、どれも「目的達成や新しいものを考える上で行う計画や組織、業務を指す」というような説明がされています。

 
分かりやすく説明すると、「目標達成するための業務」がプロジェクトであり、そのプロジェクトを行っていくメンバーやチームを、それぞれプロジェクトメンバー、プロジェクトチームと呼んでいます。

 
またプロジェクトの定義には、期限が明確に設けられています。例えば「いつまでに○○を作る」ことはプロジェクトと定義付けられますが、「作成した○○の品質を上げていく」となると、そこまで期限が明確化されていないので、同じようにプロジェクトと呼ばれる訳ではないと考えられます。

似ている語句との違い

ここまででプロジェクトについてある程度理解してもらえたかと思いますので、次は似たような場面で使われる語句との違いを説明していきます。
しっかりチェックしていきましょう!

タスクとの違い

まずはプロジェクトと同様にみなさんがよく使うであろう「タスク」との違いです。一言で言うと、語句が持つ規模感が違うと考えます。プロジェクトが目的達成のために構成される様々な業務全体を指すのに対し、タスクとはプロジェクトを成功させるためにやるべき業務を指します。

 
例えば、「サッカー大会で優勝する」ことをプロジェクトとして掲げた場合、タスクとして考えられるのは、「出場メンバーを決める」「練習内容を決める」「対戦相手を分析する」という作業が該当します。
このように、優勝するための細かい要素一つ一つがタスクと呼ばれています。

プロダクトとの違い

こちらは良く言い間違えられる(私だけですか?)「プロダクト」との違いについてです。「イントネーションがかなり似ていますが、明確な違いが一つあります。それはプロジェクトが「業務」を指す語句なのに対し、プロダクトとは「生産物、成果物」という意味合いを持つ点です。

 
両者の意味を私なりに理解しまとめると、プロジェクトとは「プロダクトを生み出すための活動」と定義できるのではないかなと思います。

プロジェクトマネジメントとの違い

最後に、最近よく聞くプロジェクトマネジメント、通称PMについてです。これもタスク同様、プロジェクト内の要素の一つです。簡単に説明すると「プロジェクトを円滑に進めるための管理」を指す語句となります。

 
この業務を行う人はプロジェクトマネージャーと呼ばれることが多く、計画決めからチーム員の状況把握、ケアなど多岐に渡る業務を遂行する必要があります。

プロジェクトを成功させるためには

プロジェクトはただ立ち上げて終わり、ではなく達成まで導かなければなりません。
成功をつかみ取るために必要なポイントを個人的に集めてみましたので、いくつか紹介していきます。

ゴールを明確にする

まずはプロジェクトのゴールをしっかり設定してあげることが重要です。
我々何の目的で何をどういった状態にすれば達成とするのか、をハッキリと明確にすることで、目的意識を統一させる意図を持ちます。

 
この共通認識をもつ・明確にするということが非常に重要です。きちんと認識を合わせることで、プロジェクトの長期化などが引き起こすトラブルを避けることができます。
ゴールが明確になっていれば、何があっても、同じ場所を目指してプロジェクトを推進することができるのです。

メンバー個人の高い意識作り

続いては、プロジェクトチームの「当事者意識」です。
プロジェクトを進めるうえで、各メンバーの当事者意識が必要となります。そのための高い意識づくりをするとよいでしょう。
当事者意識がなくプロジェクトマネージャーに全てを任せてしまっては、良い人材が揃っていたとしてもベストパフォーマンスを発揮することができません。

 
各々が自分に与えられた役割をしっかり理解し、責任を持って遂行していくことが成功の秘訣です。
チーム全体で取り組むことがあくまで重要なのです。
また、プロジェクトはスケジュールが定まっているため、お互いの進捗を確認し、必要であればフォローし合うことも大切なポイントです。

リスクの予防

最後にリスクの予防です。予めプロジェクトメンバーで起きうるリスクについて議論をすることが重要です。
業務を行う以上、どこかで不測の事態が発生してしまう可能性が100%ないとは言えません。

 
そのため、プロジェクトを進める上で想定されるリスクは、予めチームメンバー全員で共通認識を持っているのが良いでしょう。
何か起きてからではなく、起こる前からある程度想像がついていれば、対応にかかる時間も少なく留められ、円滑にプロジェクトを進めることができます。

まとめ

今回はプロジェクトの意味と関連語句との違い、また気を付けるべきポイントをご紹介しました。
プロジェクトを上手く進めるためには、各個人の意識も勿論大切ではすが、プロジェクトマネージャーを筆頭に行うプロジェクトマネジメントも重要な要素になってきます。
また自分達だけで行うのが難しいと判断した場合は、プロジェクト管理ツールなどを用いてより効率的な運営を行っていくのも一つの手です。

 
この記事を参考にしていただき、みなさんがスムーズにプロジェクトを運営ができることを心の底より祈っております。(心の底より)

よぴお
よぴおこの記事の執筆者

SFAは活用されてこそ意味がある

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