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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/07/26 

『ディレクション』って何?意味や使い方を解説

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

ディレクションはプロジェクトの方向性や舵を決めていく事であり、スタッフ(Web業界ならデザイナー、システムエンジニア、コーダー、ライターなど)の指導や指示などの総指揮を指します。
 

通称ディレクションを取り行う人間を「ディレクター」と言います。
今回はディレクションの意味、使い方、ディレクションに必要な能力などを解説していきますので、
こちらの記事を見て参考にして下さい。

ディレクションとは

ディレクションは、指導や進行管理などの意味でよく使われています。
例えばWEB業界ではWebサイト制作や広告運用、システム構築などにおいて、進行管理やデザイナー・エンジニアなどのチームを導いていく仕事をディレクションと言います。
また、本質的な意味では『方向・説明・指導・監督』などリーダー的な意味合いも含まれる言葉です。

英語からきた言葉【direction】

まず前提として『ディレクション』は英単語の『direction』からきた言葉(単語)です。
前述のとおり、ディレクションには『方向・説明・指導・監督』の意味が含まれています。
 

また、ディレクションという言葉はビジネスシーンでは一般的に飛び交っている言葉で、当たり前のように使われているワードになります。

ディレクションとマネジメントの違い

私も仕事中に「ディレクションとマネジメントの違いって何だろう」と考える事があります。
一般的に仕事でもよく使う言葉ですが、実際にちゃんと理解している方は多くはないと思います。
簡単に説明すると、以下のような違いがあります。

ディレクション
…現場の業務進行、日程調整などの管理(メンバーの指導なども含む)

マネジメント
…数字の管理など、経営的観点における管理

このように見てみると『まとめる』という点では共通しています。
ディレクションは『現場単位の仕事管理』、マネジメントは『会社単位の仕事(経営)管理』という意味合いが相応しいと思っています。
 

要するにディレクションは業界の知識や経験、理解などがあれば管理出来ますが、マネジメントは会社方針やビジョンなどの戦略的な部分が見えていないと『管理している』と言えないのではないでしょうか。
 

正直私もチームを持っている立場ですが、今まで対応していたのは『マネジメント』ではなく『ディレクション』だったと痛感しています。
自分の将来を考えた時に、どちらの道に行くかで考え方や仕事内容も変ってくることが分かります。

ディレクションに必要な能力

ディレクションに必要な能力は一般的に以下と言われています。

1つずつ、確認していきましょう。

コミュニケーション能力

ディレクション業務において、人と関わらず仕事をしていく事はまず不可能と思っています。
私の経験上、コミュニケーション能力はとても重要なスキルの一つです。
 

様々なビジネスシーンで有益な能力であり、出世している方の多くは高いコミュニケーション能力を有しています。
実際自分の周りを見ても、コミュニケーション能力が高い方は、何かしら出世や大成している方が多いですね。
コミュニケーション能力は人やメンバーなどと信頼関係を作っていき、仕事や人生を豊かにしていく一つのツールであり、能力でもあります。

スケジュール管理能力

仕事において、多くの方が経験されているであろう重要な要素の一つが『納品』などの期日です。
そもそも納品期日がなかったら、いつまでたっても作業が終わらないかもしれません。
そうなってしまったら、見も蓋もないですよね。
 

ディレクションにおいてスケジュール管理は重要な指標となっています。
無駄を無くして指示を出したり、メンバーや部下の負担を削減したりなど、スケジュールはとても大切です。
 

その中でまずは初級編として以下を対応してみましょう。
上手なスケジュール管理に役立ってくれるはずです。

上記、簡単ではありますが、意外とできていない人が多いのも事実です。
徹底していけばスケジュール管理がうまくなり、スムーズなディレクションの一助になります。
現場で管理業務をされている方の参考になれば幸いです。

統率力(リーダーシップ)

統率能力とは、目標に向けてチームや部下、メンバーを導いていく能力のことです。
業務を行っていると、重要な意思決定を求められるシーンは数多く出てきます。
 

ですが、最終的な決断の時には高い統率能力が必要です。
これがないとメンバーを導いていけないのではないでしょうか?
どうすれば身につく能力なのかに関しては様々な方法や意見がありますが、修羅場をくぐり、数多くの経験を積むことで身につくのではないか、と思っています。

まとめ

今回はディレクションに関しての意味や使い方などを解説させていただきました。
私も仕事をしている中で、「ディレクション」という言葉や「マネジメント」という言葉を何度も使ってきましたが、今回自分で記事を書いている中で間違って使ってたなと実感しています。
お恥ずかしい部分でもございますが、私のような人間も多いのではないかと思います。
 

この記事を読んでいただいた方は、正しい認識のもと様々な知識を学び、ディレクション業務を遂行していただければと思います。

P-ちゃん
P-ちゃんこの記事の執筆者

SFAは活用されてこそ意味がある

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