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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/09/18 

適性検査とは?ストレス耐性で将来のメンタルリスクやパフォーマンスは判定できる?

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

適性検査ではその人の能力や性格、特性などを知ることができます。面接や書類だけでは分からないストレス耐性や責任感などが客観的に分かるため、実施している企業は多くあります。

自社に適した人材を見つける上で、適性検査でストレス耐性を知り、メンタルリスクがあるか知りたいと思う採用担当者もいるでしょう。では適性検査の結果を見れば本当にメンタルリスクが分かるのでしょうか。

本記事では適性検査の基本情報を紹介した上で、適性検査のストレス耐性とメンタルリスクやパフォーマンスとの関連性について解説します。

おすすめの適性検査サービス

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要お問い合わせ 年間ライセンス料,320,000〜¥2,750,000
受検料は¥550〜¥1,100/名です。
C-GAB(シーギャブ)
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  • 5,000社以上の導入実績
  • 国内の導入実績5000社を超える「CUBIC」をもとにして、共同開発された適性検査
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要お問い合わせ (従量課金プラン)
基本料金¥11,000円/月
受検料金:適性検査¥2,200円/件
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(定額プラン)
適性検査:¥2,200,000~¥4,840,000/年
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Webテスト
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要お問い合わせ 導入費用:¥1,320,000〜¥2,750,000
受検料:¥1,100/名です。
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Compass
  • 自社の社員の中で誰と近いかを判定できる
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要お問い合わせ ・適性検査
(年間の見込み利用者数が100名以下)
基本料金:無料、受検費用:¥2,200/名
(年間の見込み利用者数が100名以上)
年間基本料:¥110,000、受検費用:¥1,100/名
・基礎能力検査
(年間の見込み利用者数が100名以下)
受検料:1科目¥275/名
(年間の見込み利用者数が100名以上)
年間基本料:¥55,000、受検料:1科目¥275/名
Webテスト
質問紙形式
SCOA
  • 採用管理システムSONARと連携により、受検者の登録や受験結果の反映が完全自動化される
  • 「人事測定・評価開発研究委員会」による厳しい分析で、信頼性の高いデータが取得できる
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要お問い合わせ 2,200円(税込)/名
検査方法でテストセンター方式を使うときや、セット料金の適用を受けるときは¥3,300〜¥5,390
ペーパーテスト
テストセンター方式
パーソナリティ形式のみWebテストに対応
TAP
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要お問い合わせ 初回登録料:¥33,000
タイプごとの採点料:¥1,100~¥1,320
各種オプション:¥605~¥660
Webテスト
テストセンター方式

また、おすすめの適性検査サービスの比較は、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

適性検査とは

適性検査とは、面接では知るのが難しいその人の特性や価値観などを可視化するものです。特に、ストレス耐性という重要な要素は、面接だけでは評価が難しいため、適性検査によって客観的に評価することが可能です。しかし、適性検査で行う内容や目的が分からない人もいるでしょう。ここでは適性検査の基礎知識である、実施内容や目的を詳しく解説します。

適性検査の種類と内容

適性検査で測定できる内容は大きく分けて、能力検査と性格検査の2種類です。能力検査はその人の計算能力や論理的思考力など、仕事にあたって必要な能力を測ります。一方の性格検査とは、その人の考え方や特性を測るものです。仕事における能力よりも、人間性というとイメージしやすいでしょう。ストレス耐性を測るには、性格検査が適しています。

適性検査の目的

適性検査は応募者の能力や性格を客観的に分析して、自社に合う人材かを見極めるのが目的になります。採用では書類選考、面接を行いますが、それだけで応募者の性格や思考の癖を把握するのは困難です。また、仮に能力や思考を見極めたとしても面接官の主観が入るため、客観的な評価は難しくなりがちです。その上、面接官によってばらつきが出てしまう可能性もあります。しかし、適性検査であれば書類選考と面接では分からない特性を把握でき、一定の基準によって客観的な判断ができます。ストレス耐性を測るのに適している性格検査には正解という基準がありません。回答した内容の傾向から、企業がその人の性格を分析し、ストレス耐性の判断材料にします。

適性検査のストレス耐性でメンタルリスクの予測は困難

では適性検査から得られたストレス耐性の判断のみでメンタルリスクの予測ができるかというと、できないと判断するのが現状です。

適性検査はその人の特性を知ることができ、性格検査の結果などからストレス耐性を把握できるものもあります。そのためストレス耐性の把握=メンタルリスクの予測ができると思う人もいるでしょう。しかし、性格検査でストレス耐性が弱いからといって、将来メンタルに問題を抱え休職や離職する可能性がある人物とは言いきれません。なぜならストレス耐性で責任感の強さや敏感さは把握できるものの、入社後の環境の変化による影響までは分からないためです。

仮に本人のストレス耐性が高くとも、労働環境や人間関係で処理しきれない大きなストレスが原因で、うつ病や抑うつ状態になることは十分に考えられます。従って、総合的に適性検査だけでメンタルリスクを予測するのは困難です。仮に社員がうつ病などの精神疾患になったとしても、本人の特性による問題ではない可能性も十分あるのです。

ストレス耐性の低さとパフォーマンスの低さは比例しない

ストレス耐性の低さとパフォーマンスの低さは比例しないと見られています。

ストレス耐性が低いとすぐに落ち込み、切り替えが苦手で他の仕事に支障をきたすと考える人もいるでしょう。しかし、ストレス耐性が低いことが原因でパフォーマンスの低さにつながるのではありません。むしろ営業成績の良い社員は、内向的で神経質な傾向にあるともいわれています。成績の良い営業職といえば、外交的で情緒が安定しているとのイメージがありますが、実際は反対の特性を持っていることが多いのです。

内向的で神経質にもかかわらずパフォーマンスが高いのは、、神経質が故に人の気持ちに敏感なためスムーズにフォローでき、内向的であるからこそ相手の話を聞き寄り添う姿勢があるため、信頼を得やすいからと見られています。

反対に情緒が非常に安定している人は、相手の気持ちを察するのが苦手で、クレーム対応が苦手な傾向にあるようです。

これらは全ての人に当てはまるわけではありませんが、ストレス耐性の高さと仕事の能力は必ずしも関連しないといえるでしょう。ストレス耐性で採用者を決めると、自社に適した人間を逃す可能性があります。

適性検査はあくまでデータの一つ

これまで紹介したように、適性検査はあくまでデータの一つです。適性検査の結果と仕事の能力は必ずしも比例するものではないため、面接や書類選考も含めて総合的に判断していく必要があります。

また、業界によってはある程度のストレス耐性が求められますが、ストレス耐性が低いからといってメンタルリスクがあるとはいえません。

仮にストレス耐性が高いとしても、職場の人間関係や環境によって、メンタルに問題を抱える可能性は十分にあります。適性検査は一つの目安として採用に活用し、多面的に判断することで、自社で良いパフォーマンスを発揮できる人材を見つけましょう。

同時にメンタル問題は適性だけではなく環境の影響もあると認識し、社内のストレス要因にも目を向け把握することも大切です。

また、おすすめの適性検査サービスの比較は、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください

https://next-sfa.jp/journal/tools/aptitude-test

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