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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/12/26 

第二新卒が大手企業へ転職するポイントは?採用実績のある大手企業101選を紹介

第二新卒が大手企業へ転職するポイントは?採用実績のある大手企業101選を紹介

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第二新卒から転職を検討している方の中には、キャリアアップや生活の質を向上させるために、大手企業を目指す方も多くいると思います。

このコンテンツでは、難しいと言われる大手企業への転職のポイントや第二新卒を積極的に採用している企業一覧、大手企業に就職するメリット・デメリットなどを紹介します。

ぜひ参考にして下さい。


この記事で分かること

この記事の目次はこちら

第二新卒から大手企業に転職は難しい?

第二新卒から大手企業への転職は可能ですが、難易度は高めです。

特に大手企業となると経験者も含めた多くの方が応募するので、新卒のときと比べて就活難易度は上がります。

一方で、高い将来性や柔軟性があることから、第二新卒の人材への需要は高まっています。

競争率が高い大手企業への転職を目指すには、明確な志望理由や、高いポテンシャルをアピールは欠かせません。

参考:マイナビ転職|第二新卒とは?いつまで?転職市場における需要の高さ https://tenshoku.mynavi.jp/(2024-10-15)

第二新卒から大手企業に転職をするメリット

第二新卒から大手企業へ転職するメリットは6つあります。

  • 研修制度が充実しているので未経験でもスキルの差が少ない
  • 社会的な信用を得やすい
  • 福利厚生など待遇が良い
  • 年収アップの可能性がある
  • 会社に安定性がある
  • 規模の大きな仕事に携われる

研修制度が充実しているので未経験でもスキルの差が少ない

メリットの1つめは、既に働いている同世代の社員とのスキルの差を埋められることです。

大手企業の多くは、第二新卒者向けの研修制度も比較的充実しています。

第二新卒者は一定のビジネスマナーや基本的な業務スキルをすでに習得しているので、それを前提にした研修プログラムが組まれています。

  • 専門スキルの強化
  • OJT(実際の業務を通じてスキルを習得する)
  • キャリア形成のサポート

入社後に新卒で働いている社員と比較して「出遅れてしまった」と引け目を感じてしまう方も多いでしょう。

しかし、大手企業の充実した研修制度によってそのスキルの差を少なくできます。

社会的な信用を得やすい

メリットの2つめは、大手企業の知名度やブランド力が、個人の評価にも影響を与えるため、社会的な信用が得られやすくなることです。

社会的信用が得られると、以下のような点で有利になります。

  • ローンやクレジットカードの審査が通りやすい
  • 家や車など高価な買い物をする時に融資されやすい
  • 婚活やプライベートの場で高い評価を得やすい
  • 外部からのオファーや推薦が増えてキャリアの選択肢が広がる

社会的信用が得られると、金銭面での優遇やキャリアアップ、人間関係における評価が向上するなどのさまざまな恩恵が受けられます。

福利厚生など待遇が良い

メリットの3つめは、福利厚生などの待遇が良いことです。

大手企業は経営が安定し福利厚生が豊富なため、多くの従業員にとって魅力的な環境が提供されています。

  • 住宅手当・家賃補助
  • 交通費支給
  • 育児・介護支援
  • 健康保険・医療サポート
  • 企業年金・退職金制度

独身で若い時はあまり魅力を感じないかもしれませんが、妊娠・出産や病気などに、待遇の良い福利厚生が大きな支えとなります。

年収アップの可能性がある

メリットの4つめは、年収アップの可能性があることです。

大手企業に転職すると、高い年収が得られる要因がいくつかあります。

  • 給与水準が高い
  • 経験やスキルが評価される
  • 昇進や昇給の仕組みが整っている
  • 福利厚生などにより実質的に年収が上がる

転職1年目は少し年収が下がる場合もありますが、長い目でみると大手企業での昇給・昇進によって結果的に年収が上がるケースが多いです。

会社に安定性がある

メリットの5つめは、 大手企業では安定して働ける点です。

倒産のリスクが低く、直近の業績が下がったとしても給与面などでその影響を受けにくいので、将来設計を立てやすくなります。

安定した職業に就くことは、失業や給与が安定しない不安に悩むことなく、将来に向けた計画を立てるうえで大きな安心材料となるでしょう。

規模の大きな仕事に携われる

メリットの6つめは、規模の大きな仕事に携われることです。

大手企業では以下の理由から、規模の大きな仕事に携わるチャンスが多くなります。

  • 業界トップクラスの企業との取引
  • プロジェクトの規模が大きい(顧客の数や海外展開など)
  • 豊富な人材・資金的リソースの活用

規模の大きな仕事に携わることはハードな面もたくさんありますが、その分仕事にやりがいを感じ達成感を得やすくなります。

【業界別】第二新卒を受け入れている大手企業

第二新卒で大手企業への転職を目指すなら、採用の間口が広く、合格の可能性が高い企業を知っておきましょう。

どのような企業が第二新卒の採用を積極的に行っているのかを知り、自分の強みを生かせそうな企業を探してみてください。

メーカー

メーカーでは製品開発や技術革新、グローバル展開など変化が多い環境で働くため、第二新卒者には状況に応じて柔軟に対応できる力が求められます。

現職・前職で、技術職や製造・品質管理での経験がある方や、法人営業の経験がある方は高く評価されます。

第二新卒を採用しているメーカー企業

業態企業名
自動車トヨタ自動車
本田技研工業
バーソルクロステクノロジー
総合電機ソニー
シャープ
ワールドインテック
アズビル
三菱電機
機械クボタ
ヤマザキ
マザック
日立造船
テクノプロ
医薬品中外製薬
沢井製薬
コスモス薬品
積水メディカル
アドバンテック

商社

商社はメーカーが必要とする原材料の調達や営業をサポートしています。

近年、多くの商社は国際的なビジネスを展開しているため、グローバルな視点や語学力を持つ若手人材を必要としています。

また、取引先との交渉や調整の際は優れたコミュニケーション能力や、問題解決力が求められます。

商社への転職を考えている場合は、前職で法人営業をした経験や課題解決をしたエピソードを伝えられると高く評価されることがあります。

第二新卒を採用している商社

業態企業名
機械日立建機東陽
食料品・飲料丸紅
昭和
デリカフーズホールディングス
サントリー
金融・エネルギー三菱商事
三井物産

小売り

小売業の企業では、消費者のニーズや市場の変化に対して迅速に対応する必要があります。よって第二新卒者の柔軟性や新しい環境に適応する力が重宝されます。

入社後は多くの場合、接客業務を担当することになります。人と話すのが好きだったり、コミュニケーション能力に自信があったりする方は高く評価されるでしょう。

第二新卒を採用している小売企業

業態企業名
アパレルファーストリテイリング
美容・コスメロクシタン
ホームセンターコメリ
スポーツ用品ゼビオグループ
百貨店東急
ドラックストアサンドラック
家電・事務機器・カメラアップビート
アイウェア雑貨ジンズホールディングス
酒・飲料カクヤス
スーパー・ストアサンディ
いなげや

金融

金融業界はテクノロジーや規制の変化が急速で、デジタル技術や新しい金融商品への適応力が求められます。

第二新卒者は、こうした変化に柔軟に対応しやすく、ITスキルや最新のビジネス知識を持っていることが多いため、変化に強い人材として期待されています。

前職で法人営業の経験があり、顧客対応や新規開拓に強い人材は、金融業界でも即戦力として活躍できるでしょう。

会社によって風土や今後の展開はさまざまなので、各社の情報を必ず確認してください。

第二新卒を採用している金融系企業

業態企業
金融イオンフィナンシャルサービス
GOESWELL
銀行日本マスタートラスト信託銀行
野村信託銀行
静岡銀行
生命保険SOMPO
ひまわり生命保険
富国生命保険
大同生命保険
メットライフ生命保険
損害保険損害保険ジャパン
ソニー損害保険
AIG損害保険
火災保険共栄火災海上保険
日本海上日動火災保険
クレジットカードジェーシービー
クレディセゾン

サービス

サービス業界は顧客対応や現場スタッフの人手不足が問題が深刻化しています。

経験の浅い若手でも、業務に対する意欲があり、柔軟に業界へ適応できる第二新卒者は即戦力として重視されるでしょう。

サービス業では顧客からの要望や不満に対して素早く対応し、問題を解決する能力も求められます。

コミュニケーション能力だけでなく、臨機応変に対応する力や冷静な問題解決スキルに自信がある方は高く評価される可能性が高くなります。

第二新卒を採用しているサービス系企業

業態企業
人材サービス パーソルワークスデザイン
アウトソーシングテクノロジー
リクルート
クリエイティブ
コプロホールディングス
福祉・介護SOYOKAZE
ニチイケアパレス
ベネッセ
スタイルケア
アースサポート
飲食ハイデイ
日高
王将フードサービス
メフォス
レジャーユーコーラッキーグループ
アンダーツリー
アプリイ
エステ・美容ライフクリエイト
教育コぺルウィルウェイ

インフラ

インフラ業界は、技術や現場管理に熟練した人材が多い一方、次世代のリーダーや技術者の育成が課題となっています。

第二新卒は、将来的なリーダーや専門技術者など、業界の成長を支える人材として期待されています。

近年はITインフラの需要が高まり、デジタル化・スマートインフラの導入が進んでいます。ITに関する知識や経験があると転職で有利になるでしょう。

第二新卒を採用しているインフラ系企業

業態企業
陸運日の丸交通
京阪バス
日立自動車交通
鉄道JR東日本
東京メトロ
京王グループ
遠州鉄道
電力・電気日本原子力防護システム
ガス高圧ガス工業

IT/Web

DX推進などから、IT系のエンジニアは人手不足が続いています。エンジニアの経験があって先端系のプログラミング言語に携わっている方は転職が有利になるでしょう。

IT業界はトレンドの流れが速く、日々スキルアップや勉強が欠かせません。

大変な面もありますが、自由な働き方や、スキルを積めば収入が増える点が魅力です。

第二新卒を採用しているIT/Web系企業

業態企業
ソフトウェア日本オラクルト
レンドマイクロ
NTTデータ
ハードウェア富士通
情報処理サービス(SI)ネクステージ
インターネット/WebLINE
ヤフー
MIXI
通信インフラソフトバンク

マスコミ

マスコミ業界では、デジタル技術やオンラインメディアの重要性が増しています。

第二新卒者のような若手の柔軟性やデジタルスキルへの理解力は、業界の変化に対応する力として求められています。

しかし、マスコミ業界の大手企業は学生からの人気が高く、採用数が少ないので新卒でもハイレベルな選考となります。

マスコミ業界へ転職したい場合は、中小企業で経験を積んだ後で大手企業へ再転職する方法も検討してみましょう。

第二新卒を採用しているマスコミ系企業

業態企業
広告ファンコミュニケーションズ
アドウェイズ
JR東日本企画
マーケティングトヨタ
コニックプロ
メディアサイバーエージェント
新聞日本経済社

公官庁・公共団体

公官庁・公共団体では、組織改革やデジタル化に取り組んでいます。

第二新卒のような若手職員がもつ斬新なアイデアや、データ分析やITリテラシーのようなデジタルスキルは重宝されます。

公務員と民間企業を併願する場合、限られた時間を有効に使うためにも転職エージェントや公務員試験対策に特化したサービスなどの活用をおすすめします。

第二新卒を採用している公官庁・公共団体

社会福祉法人三鷹市社会福祉協議会
公立大学法人公立大学法人大阪

第二新卒から大手企業に転職をするデメリット

第二新卒から大手企業へ転職するデメリットは5つあります。

  • 給料が上がりにくく年功序列で一律になりやすい
  • 社員数が多く会社に馴染みにくい
  • 意思決定に時間がかかる
  • 裁量権が少ないので動きづらさを感じる
  • 昇進に時間がかかり成長を感じづらい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

給料が上がりにくく年功序列で一律になりやすい

デメリットの1つめは、年功序列制度により給料が上がりにくいことです。

昔からある大手企業では年功序列制度が残っていることがあり、年齢に応じた給与が設定されている場合があります。

大手企業への転職で高い年収を得るには、インセンティブ(成果に対する報酬)が多い業界を狙いましょう。

インセンティブが多い業界

  • 不動産
  • IT・通信
  • 人材
  • 保険
  • 自動車メーカーの営業販売
  • 医療関係の営業販売

社員数が多く会社に馴染みにくい

デメリットの2つめは、周囲と馴染むのに時間がかかることです。

特に大手企業では新卒を大量に採用することもあり、中途採用として入社すると居心地の悪さを感じるかもしれません。

同じ悩みを持ち、励ましあえる同期の存在は心強いものです。しかし、大手企業では第二新卒で採用される人数が少ないので、心細さを感じる方もいるでしょう。

同い年や年下の社員が先輩になる可能性もあります。仕事で良いパフォーマンスを発揮するには、周囲に対して自分から積極的にコミュニケーションをとって関係を築いていく必要があります。

意思決定に時間がかかる

デメリットの3つめは、意思決定に時間がかかることです。

大手企業の仕事は、複数の階層を経て許可がおりるので、意思決定に時間がかかります。

プロジェクトを完了できるまでの期間が長いので、成果を出している感覚が得られず、疲弊してしまう人も多いです。

アイデアをなるべく早く形にし、よりたくさんのプロジェクトに携わって成長していきたい方は、中小企業の方がおすすめです。

裁量権が少ないので動きづらさを感じる

デメリットの4つめは、裁量権が少なく動きづらさを感じることです。

大手企業では業務が細分化されていることが多く、個人の役割が限定されて裁量が小さい傾向にあります。

多くの裁量権を持って、自分で判断して仕事を進める機会を多く求める人は、中小企業がおすすめです。

中小企業では自分のアイデアが業務に直接反映されることが多く、やりがいを感じやすくなります。

昇進に時間がかかり成長を感じづらい

デメリットの5つめは、昇進に時間がかかり成長を感じづらくなることです。

大手企業ではチーム全体の業績が重視されるので、個人の成果が重視されずに実力があっても昇進や昇格に時間がかかります。

一方で中小企業では、個人の実力や成果が会社の業績にダイレクトに反映されやすいのが特徴です。

若手社員であっても実力があれば重要なポジションを任されることもあります。

第二新卒で大手企業に転職する上で必要な要素

ここでは、第二新卒で大手企業に転職する上で必要となる要素4つについて解説します。

  1. ある程度の学歴が必要
  2. 目指したい業種・職種で3年以上の経験を積む
  3. 価値観にとらわれず柔軟に対応できる
  4. 成長意識が強くポテンシャルが高い

ある程度の学歴が必要

第二新卒で大手企業への転職を成功させるには、ある程度の学歴が必要です。

学歴が高い人が必ずしも希望する企業にマッチするわけではありません。

しかし、高い学歴であるほど高いパフォーマンスを発揮できることの証明になり、一定の学歴以上の人が採用されやすくなります。

学歴に自信が無い方は、難易度の高い資格を取得してみることをおすすめします。

目指す業界・業種で高く評価される資格をもっていることで、経験は浅くても知識量や専門性をアピールできます。

目指したい業種・職種で3年以上の経験を積む

第二新卒で大手企業への転職は、目指したい業種・職種で3年以上の経験を積むと有利になる傾向があります。

大手企業の募集要項にも「3年以上の就労経験」を応募条件として提示しているところが多くあるからです。

3年以上の経験を条件としている求人の例

  • 【システムエンジニア 経験3年以上】株式会社エスユーエス
  • 【商品・サービスにおけるUXリサーチの3年以上実務経験】株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
  • 【社会人経験3年以上優遇】中部国際空港株式会社

たとえ職務経験があったとしても、2年以下といった短い期間ではスキルが身についているとは評価されません。

大手企業に転職することを視野に入れながら、採用試験でアピールできるレベルのスキルと成功体験を積みましょう。

3年以上同じ場所で経験を積んで成果を出した実績があれば、採用側の「また短期間で辞めてしまうのでは」という不安も解消されるでしょう。

価値観にとらわれず柔軟に対応できる

第二新卒で大手企業で採用されるには、自分の価値観にとらわれず、周囲の状況にあわせて柔軟に対応する力が求められます。

なぜなら、大手企業での仕事は以下のような特徴があるからです。

  • 消費者のニーズや市場の変化に対応する
  • 多様な価値観をもつ社員と共に、チームでプロジェクトを達成する
  • 異なる文化をもつ部門間で異動がある

大手企業では技術革新や市場の動向に応じて、社内の組織や業務内容が頻繁に変化します。

今までの経験に固執するのではなく、状況に合わせて経験を活かせる柔軟さが求められます。

成長意識が強くポテンシャルが高い

第二新卒で大手企業への転職を成功させるには、「成長意識が強くポテンシャルが高い」ことが必須です。

経験が浅い第二新卒を採用するのは、会社の将来を担う働き手の成長を期待し募集をかけます。

仕事に関するすべてのことを貪欲に学び、身に着ける行動力と積極性をしっかりアピールしましょう。

第二新卒が大手企業に転職するコツ

第二新卒が大手企業に転職するコツは以下の4つです。

  • 大手企業に転職したい理由を明確にする
  • 退職・人事異動や転勤の時期に合わせて求人を探す
  • 大手企業だけにこだわらず幅広い視点で求人にエントリーする
  • 転職エージェントも利用する

大手企業に転職したい理由を明確にする

大手企業への転職を成功させるには、大手企業へ転職したい理由を明確にすることが大切です。

大手企業に入社して何を実現したいのか具体的にイメージし、中長期的なキャリアプランを設定してみることをおすすめします。

  • その会社でしか実現できないこと
  • その会社に入社することで自分の能力や強みが最大限活かせること

以上の点を整理して選考で明確に伝えられると、選考突破の可能性が高まります。

退職・人事異動や転勤の時期に合わせて求人を探す

転職に適した時期を選ぶことも、転職を成功させるためのポイントです。

第二新卒で転職する際におすすめなのは、退職や人事異動、転勤の時期である4月入社と10月入社のタイミングです。

4月と10月に第二新卒の募集が多い理由は以下のとおりです。

  • 【4月】他の新卒社員と一緒に研修や配置を行える
  • 【10月】早期に辞めてしまった新卒社員の補填ができる

転職活動は平均1~3ヵ月程度かかる(※)ので、4月や10月から逆算して転職活動を進めていくと、採用される可能性が高くなります。

※参考:厚生労働省 マイジョブ・カード https://www.job-card.mhlw.go.jp/ (2024-10-12)

大手企業だけにこだわらず幅広い視点で求人にエントリーする

幅広い視点を持ち複数の求人にエントリーすることで、転職の成功確率を上げられます。

特に「大手企業で働くこと」よりも「今の会社から転職したい」気持ちが強い方は、中小企業の求人にも目を向けておくと良いでしょう。

日本全体の企業数の99.7%(※)が中小企業であり、これに比例して中小企業の求人が大手企業を大きく上回っています。

特に若手人材や第二新卒をターゲットとした求人が豊富なので、大手企業に比べて採用の間口が広いのが特徴です。

中小企業の中には、自分の転職の目的や希望条件に合った企業が存在している可能性があるため、幅広い視点を持って転職活動することをおすすめします。

※参考:経済産業省|中小企業の数 https://www.chusho.meti.go.jp/(2024-10-15)

転職エージェントも利用する

大手企業への転職を成功させたいなら、積極的に転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントでは、求職者の希望にマッチした求人の紹介や、選考突破に向けた書類作成や面接対策などのサポートを無料で受けられるからです。

転職エージェントでのサービス内容の例

  • 求職者にマッチした公開求人、非公開求人の紹介
  • 求職者の経歴の棚卸し
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 入社時の希望条件の調整
  • 転職後のキャリアプランの相談

自己分析や業界のリサーチ、面接対策など、本業と並行してやるべきことはたくさんあります。大手企業への転職を1人で成功させるのは容易ではありません。

新卒で入社した時と同じ思考回路で同じ結果(再び転職したいという状況)にならないようにす、転職エージェントのスタッフに相談する工程をはさみましょう。

大企業を目指す第二新卒におすすめの転職エージェント・サイト

ここでは、大手企業を目指す第二新卒におすすめの転職エージェント・サイトを6つ紹介します。

  1. キャリアスタート
  2. DYM就職
  3. ハタラクティブ
  4. 第二新卒neo
  5. uzuzキャリア
  6. マイナビジョブ20’s

それぞれどのような方におすすめなのかを解説しているので、転職エージェント選びの参考にしてください。

キャリアスタート

キャリアスタートは、20代で大手企業への転職を考えている方におすすめの転職エージェントです。

紹介される企業は、給料・福利厚生・休日などが安定した大手企業を含む優良企業が多く、思っていた企業と違うといったミスマッチの心配はありません。

キャリアスタートの特徴

  • 独自のツールを使った自己分析や適職診断を行う
  • 業種・職種を幅広くカバー
  • 担当キャリアアドバイザーが若手
  • マンツーマンでの面接のトレーニング

応募した企業や求職者の特性に合わせた模擬面接を行ってくれるので、本番の面接に自信をもって挑めます。

求人数非公開
対応職種営業・販売
事務
エンジニア
施工管理
その他
対応雇用形態正社員
契約社員
対応エリア全国

出典:キャリアスタート株式会社 【公式】キャリアスタート https://careerstart.co.jp/ (2024-10-15)

DYM就職

DYM就職では、営業職・エンジニア・販売職に興味がある20代の転職希望者におすすめです。

DYM就職が紹介する求人は原則として書類選考がありません。求人を紹介されればすぐに面接へ進むことが可能なので、スピード感をもって転職活動を進められます。

DYM就職の特徴

  • 営業、エンジニア、販売職の紹介が多い
  • ブラック企業を排除した求人を紹介している
  • 合同説明会などのマッチングイベントが多い
  • 対象は35歳未満
  • 大手企業の求人は少なめ

未経験者を積極的に採用している会社との結びつきがあるので、選考に突破しやすい履歴書・職務経歴書の書き方や面接の対策が可能です。

求人数非公開(2024年10月時点)
対応職種営業
販売
エンジニア
その他
対応雇用形態正社員契約社員
対応エリア全国

出典:株式会社DYM DYM転職 https://www.dshu.jp/ (2024-10-15)

ハタラクティブ

ハタラクティブは職歴やスキルがない若年層を重点的にサポートしてくれる転職エージェントです。

第二新卒向けの未経験可能な求人数が多いので、未経験分野に挑戦したい方におすすめです。 

ハタラクティブの特徴

  • 未経験可能な求人が8割以上
  • 最短2週間で内定獲得
  • 転職後のサポートまで対応

電話面談やオンライン面接にも対応しているので、自分の都合の良い時間を有効に使いながらスピーディーに転職活動できます。

求人数4554件(2024年10月11日時点)
対応職種法人営業
エンジニア
施工管理
デザイナー
事務
サービス
企画
その他
対応雇用形態正社員
契約社員
対応エリア全国

出典:ハタラクティブ|求人検策 https://hataractive.jp/joboffers/(2024-10-15)

第二新卒neo

第二新卒neoでは、キャリアアドバイザーが実際に訪問した会社のみを紹介しています。

会社の労働環境や社風などを評価し、ブラック企業に該当しない企業のみを扱っているので安心です。働き方にこだわりたい方にぴったりな転職エージェントです。

第二新卒neoの特徴

  • 19~29歳までが利用可能
  • 未経験者歓迎の求人が豊富
  • 求職者1人当たり平均8時間の手厚いサポート
  • 地方求人数が少ない

人事目線の模擬面接を行ってもらえるので、自分の弱点や企業のどのような情報をより深く調べたらいいのか具体的にわかります。

求職者に合った自己PRや志望動機の伝え方も伝授してくれるので、自信をもって面接に臨めますよ。

求人数非公開(2024年10月時点)
対応職種全職種に対応
対応雇用形態正社員
対応エリア全国

出典:株式会社ネオキャリア 第二新卒エージェントneo https://www.daini-agent.jp/ (2024-10-15)

UZUZキャリア

UZUZキャリアはIT業界の求人を豊富に扱い、20代のフリーターやニートに特化した転職エージェントです。

インフラエンジニアをはじめとするIT・Web業界の求人を多く保有しているため、IT系の求人に興味がある方におすすめです。

UZUZキャリアの特徴

  • 求職者1人当たり平均12時間の手厚いサポ―ト
  • IT・Web系の求人が多い
  • 支援実績はまだ少ない

UZUZカレッジというプログラミングスクールも運営しているので、資格取得から就業支援までを一貫してサポートしてもらえます。

未経験でも、エンジニアへの転職を成功させやすい環境が整っているのが魅力です。

求人数3,000以上(2024年10月11日時点)
対応職種IT通信
インフラ
広告
流通
金融そ
の他
対応雇用形態正社員
契約社員
対応エリア東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪

出典:株式会社UZUZ 【公式】ウズウズキャリアサポート https://uzuz.jp/ (2024-10-15)

マイナビジョブ20’s 

マイナビジョブ20’sは、20代の転職市場について熟知しているプロのキャリアアドバイザーから手厚いサポートが受けられます。

書類選考に通るための履歴書・職務経歴書の書き方を指導してほしい方や、20代ならではの強みを引き出す面接対策をしてほしい方におすすめです。

マイナビジョブ20’sの特徴

  • キャリアアドバイザーの面接対策サポートが手厚い
  • 適性検査で客観的な分析ができる
  • 企業側からスカウトを受けられる
  • 紹介している求人のほとんどが非公開求人なので競争率が低い

他の転職エージェントにはあまりない、企業側からスカウトが受けられる点が大きな特徴です。

企業が自分を見つけ出してくれることで、転職の成功率がグッと上がりますよ。

求人数5,744件(2024年10月11日時点)
対応職種全職種に対応
対応雇用形態正社員
契約社員
派遣パート
アルバイト
対応エリア全国

出典:株式会社マイナビワークス 【公式】マイナビジョブ20’ https://mynavi-job20s.jp/ (2024-10-15)

第二新卒から大手企業へ転職をする注意点

第二新卒から大手企業へ転職する際に、陥りがちな注意点があります。この注意点を回避すると、選考通過率を格段にアップできます。

現職が大手企業の方と中小企業の方、それぞれに向けて解説するので、ご自身にあてはまるものを参考に転職活動に臨んでください。

大手企業から大手企業へ転職する場合

現職も大手企業の方は、以下のような傾向があるので要注意です。

  • 転職先に求める条件が多くなる
  • すでに大手企業に勤めているという油断から、対策がおろそかになる
  • 入社後に、前職でのやり方を通そうとする

企業によって、福利厚生や給与などの条件面には差があります。

また、仕事内容でも前職では魅力を感じていた部分が転職先ではなくなり、不満を感じてしまうケースもあるでしょう。

現職も大手企業の方は、どうしても譲れない企業選びの軸をもって転職活動を進めましょう。

今の会社から転職することで解決したいことは何か、具体的に1つか2つに絞ることをおすすめします。

中小企業から大手企業へ転職する場合

現職が中小企業の方は、以下のような傾向があるので要注意です。

  • 仕事の裁量権が少なくなり、動きづらさを感じる
  • 幅広い仕事を任せてもらえず、不満を感じる
  • 昇進のスピードが遅く、成長を感じにくい
  • 待遇面にこだわり、興味関心のない仕事を選んでしまう

大手企業と比べて中小企業での仕事は、スキルや身につけやすさやスピード感、やりがいを感じやすいといった魅力があります。

仕事でのやりがいを重視する方は特に、本当に大手企業に転職して後悔しないかどうかを考えて転職活動を進めましょう。

また、大手企業の魅力である待遇面ばかり優先し、自分の興味関心からほど遠い企業を選んでしまう恐れもあるため、要注意です。

第二新卒から大手についてのよくある質問

ここでは、第二新卒から大手企業への転職を考えている方からよくある質問についてお答えします。

第二新卒はいつまでですか?

第二新卒とは、一般的に学校を卒業してから6ヵ月以上3年以内の方のことを指します。

具体的な期間には明確な定義がないため、企業によって異なる場合があります。

参考:厚生労働省|第二新卒者の応募条件 https://www.mhlw.go.jp/(2014-10-15)
参考:厚生労働省|第二新卒枠での転職活動 https://jsite.mhlw.go.jp/(2024-10-15)

第二新卒で大手企業に転職できるタイミングを教えてください。

第二新卒が大手企業に転職できるタイミングは、一般的に4月や10月が多い(※)です。

この時期は多くの企業で人事異動や採用を行うため、転職のチャンスが大きくなります。

早期に退職してしまった新卒社員の補填として臨時募集を行う企業もあるので、企業の採用情報などを確認しながら対応しましょう。

また、 選考でスキルのポテンシャルをアピールするために、希望する業界・業種で少なくとも2年以上の経験を積んだタイミングで大手企業への転職をおすすめします。

※参考:GLOBIS CAREER NOTE 転職にベストなタイミングはあるの?求められる能力 https://mba.globis.ac.jp/ (2024-10-15)

第二新卒でも中小企業から大手企業に転職できますか?

第二新卒でも中小企業から大手企業へ転職が可能です。企業側は第二新卒者の以下の点に注目し、採用を行っています。

  • 社会経験があるか
  • 社会人としてのマナーが身についているか
  • 仕事に対するポテンシャルが高いか

第二新卒の採用は、「新卒枠」と「中途枠」があり企業によって異なります。

新卒と差をつけるためにも、狙っている業界・業種で3年程度の経験を積み、社会常識やマナーをしっかり身に付けることが有効です。

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 https://www.jil.go.jp/institute/ (2024-10-12)

第二新卒で大手に転職する割合は?

第二新卒で大手に転職する割合について、具体的なデータは企業や業界ごと異なります。

第二新卒採用の市場は拡大しており、転職者全体の中で大手企業への転職も増加傾向です。

第二新卒者は長期的なキャリアや短期間で成長できるポテンシャルが見込まれるので、一定数の方が中小企業から大手企業への転職に成功しています。

第二新卒から大手|まとめ

第二新卒として大手企業への転職を目指すのは、難易度が高いものです。新卒の時と同じような対策では、厳しい選考を突破できません。

大手企業で働くメリットとデメリットを今一度確認し、それでも大手企業へ転職すべきかどうかを検討しましょう。

大手企業にこだわりすぎず、自分の価値観や目指すキャリアに沿った企業選びが、転職成功のカギとなります。

転職エージェントでは、求職者の希望にマッチした求人の紹介や、選考突破に向けた効率的な面接対策などを無料で行ってくれます。

転職の成功率を高め、効率的に転職活動を進めていくためにも、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。

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