第二新卒の転職はやめとけってなぜ？その理由や転職のメリットを詳しく解説

「第二新卒は転職に不利なのか？」

「第二新卒の転職はやめとけと言われる理由は何か？」

「第二新卒の転職を成功させるコツはあるのか？」

このような第二新卒の転職についてお悩みの方に、以下の点をわかりやすく解説していきます。

• なぜ第二新卒の転職はやめとけと言われるのか
• 第二新卒の転職にはどのようなメリットがあるのか
• 第二新卒におすすめの転職サイト一覧

第二新卒と「新卒・既卒」との違い

第二新卒とはいつまでを指すのか、また「新卒」「既卒」との違いを解説します。

第二新卒の定義

厚生労働省によると、卒業後概ね３年以内に一度就職し退職した人を「第二新卒」と言う（※）と記されています。

上記の内容は参考程度にとどめ、求人情報に記載されている第二新卒の定義を確認してください。

※出典：厚生労働省 第111話～既卒者向け～第二新卒枠での転職活動 https://jsite.mhlw.go.jp/（2024-10-1）

新卒・第二新卒・既卒の違い

「第二新卒」に関連する言葉として、「新卒」「既卒」「中途」があります。これらの違いは下記のとおりです。

第二新卒	学校卒業から3年未満に社会経験がある方
新卒	学校卒業後初めて社会人になる方
既卒	学校卒業後3年以内に社会経験がない方

大きな違いとしては、社会経験のあり・なしです。第二新卒は社会経験があるのに対し、新卒・既卒は社会経験がありません。

出典：doda 第二新卒とは？定義や意味は？ https://doda.jp/guide/nisotsu/ （2024-10-1）

第二新卒の転職はやめとけと言われる理由は？

新卒採用から1～2年程度での転職を検討する人も多いですが、第二新卒の転職はやめておけと言われます。その理由は下記の4つです。

• すぐに仕事を辞めると思われてしまう
• 社会経験やスキル不足が懸念される
• 前職の退職理由がポジティブに説明できない
• 希望の職種や企業へ転職できない可能性もある

すぐに仕事を辞めると思われてしまう

短期間での転職は、企業側から「雇っても長続きしなさそう」という印象を与えます。

• 転職が当たり前の時代になった
• 新卒と同様に第二新卒にも価値がある

このような解釈もありますが、すぐに仕事を辞めた事実は変わりません。

企業も時間と費用をかけて人材を探し、新人教育を行います。

このコストに見合う人材か判断するときに、マイナス要因となります。

社会経験やスキル不足が懸念される

2つめの理由は、第二新卒には十分な社会経験や専門スキルが不足していることです。

転職市場においては、企業は即戦力となる人材を求めています。

しかし、十分な実務経験の基準として「3年以上」が求められることが多いです。

第二新卒は社会経験やスキルが未熟なため、即戦力を必要としている企業からの採用が難しくなります。

前職の退職理由がポジティブに説明できない

第二新卒で退職をした人は、前職に不満があるケースが多く、退職理由をポジティブに説明できません。

• 想定していた仕事ではなかった
• 人間関係がうまく構築できなかった
• 職場環境に不満があった

仕事や会社の不満を理由をそのまま伝えると、上司や同僚から「不満が少しでもあると辞めそうだ」と認識されます。

どのような理由にせよをポジティブに伝えることが、転職成功の鍵といえるでしょう。

希望の職種や企業へ転職できない可能性もある

どの年代にも言えますが、必ず希望の職種や企業へ転職できるとは限りません。

第二新卒は短い間に得られたスキルや経験など、アピールできる実績が多くありません。

また、希望の企業が求人を募集していないことや、少ない求人に多くの人が応募する可能性もあります。

転職をすれば必ず希望の職種や企業に就職できるとは限らないので、第二新卒の転職はやめておいた方が良いと言われます。

第二新卒で転職をするメリットもある

ここまでは第二新卒で転職する欠点をまとめましたが、第二新卒ならではのメリットも数多くあります。

• 未経験の職種にも挑戦できる
• 20代は求人数が豊富
• 将来性を期待されポテンシャルを重視される
• 年収が上がる人も多い

これら4つを武器にして、転職活動に取り組んでみましょう。

未経験の職種にも挑戦できる

前述したとおり、第二新卒は「ゼロからのスタート」という意識で転職活動に望むのが基本です。

そのため、新卒として就職活動を行ったときと同様に、未経験の業界にも飛び込みやすい点が大きなメリットといえます。

即戦力を求めている企業の場合は、中途採用を行うことが多いです。

そのぶん第二新卒においてはこれまでのキャリアを考慮せず、挑戦したい業界に進むこともおすすめします。

20代は求人数が豊富

現代社会では年々若者の労働者割合が減少してきており、人材不足に陥る企業が目立ってきました。

厚生労働省のデータによるとここ10年間での若年労働者の割合は約5％減少（※1）し、NHKの調査でも2024年8月の有効求人倍率は1.23倍（※2）となっています。

このことから20代の労働者の需要が高まっており、求人数も豊富です。

つまり働くことへの意欲さえあれば、仕事には困らない環境だといえるでしょう。

※1出典：厚生労働省人材開発統括官 若年者雇用対策の現状等について https://www.mhlw.go.jp/ （2024-10-1）
※2：NHKニュース 8月の有効求人倍率 全国平均1.23倍 前月比0.01ポイント下回る https://www3.nhk.or.jp/news/ （2024-10-1）

将来性を期待されポテンシャルを重視される

20代の転職市場は、これまでの経験よりも今後の可能性を期待する「ポテンシャルを重視」した採用を行っています。

第二新卒者枠を対象にした選考での重視項目を調査したデータ（※）によると、「熱意・意欲」と回答した割合が最も高く、60％以上を占めていました。

• スキルがなくて転職がうまくいくかわからない
• 入れる企業が限定されそう

このような悩みを抱えている第二新卒者でも、過度にためらう必要はありません。

適切なコミュニケーション能力があり、仕事に対しての意欲さえあれば、どんな職種にでも挑戦しやすいのです。

※出典：厚生労働省人材開発統括官 若年者雇用対策の現状等について https://www.mhlw.go.jp/ （2024-10-1）

年収が上がる人も多い

転職先の企業によっては、第二新卒の転職でも年収が上がる可能性があります。

• 前職で基本的な資格を取得しベースが整っている
• 福利厚生の充実度が高まった
• 成長産業に転職した
• 成果主義の企業に転職した

上記のようにさまざまなケースが考えられますが、いずれの場合も挑戦する業界・企業によって年収の振れ幅が大きいのは事実です。

自身の挑戦次第で可能性は広がるので、第二新卒者は大きなポテンシャルを秘めているといえるでしょう。

第二新卒で転職を成功させる人の特徴

ここまでの内容を踏まえて、第二新卒のメリットを大いに活かせる人の特徴をまとめていきます。

• キャリアプランが明確に設定されている
• 転職理由をポジティブに説明できる
• 新しい職場でも柔軟に対応できる
• 前職での失敗を前向きに活かせる

これらに該当する人は、第二新卒での転職を成功させやすいです。

キャリアプランが明確に設定されている

転職を成功させる人は、必ずキャリアプランを明確にして軸を持っています。

第二新卒者はポテンシャル重視といっても、闇雲に転職を繰り返していてはマイナスな印象を与えかねません。

• 資格を取る年や学習環境を設定している
• 技術者からマネージャーへ働き方を変える転職
• 短期、中期、長期的な目標を設定している

このように、能動的に動き環境を変える意思を持っている人材は、どのような企業でも必要とされるでしょう。

転職理由をポジティブに説明できる

面談に望むときは、転職の理由をポジティブに説明できるようにしましょう。

企業との面談においては、「なぜ前職を辞めたのか」を深く語るだけでは、採用担当者が魅力的な人材だとは感じません。

前職を辞めた理由があったとしても、「今後どんなキャリアを組んでいきたいのか」を全面に出す志望者の方が好印象になります。

そのために、前項で解説したキャリアプランの設定は非常に重要です。志願した企業で働きたい理由に筋が通っていればポジティブな印象を与えられるでしょう。

新しい職場でも柔軟に対応できる

働くうえで大切にしたい価値観を持っているとしても、何事にも柔軟に対応していく意識は忘れないでください。

「気に入らない部分が少しでもある＝退職」という状況では、どんな企業でも長続きしないでしょう。

前職のやり方やルールに固執せず、新しいマニュアルを柔軟に受け入れることを大切にしてください。

前職での失敗を前向きに活かせる

第二新卒で転職を成功させる人は、前職での失敗や経験としっかり向き合い、前向きに活かせます。

試行錯誤しながら仕事の課題と向き合い、他者からの指摘や問題を真摯に受け止め、ポジティブな学びに変えているからです。

何度も失敗し学びに変えることで、成長をしていける第二新卒や若手の人材に企業は期待しています。

未経験の業界に転職したとしても問題と向き合い、常に向上心を持っていれば、第二新卒での転職は成功するといえるでしょう。

第二新卒が転職を成功させるコツ

ミスや無駄なく第二新卒の転職を進めたい人は、ここで紹介する5つのコツを押さえておきましょう。

• 在籍中に転職活動をすすめる
• 自己分析をしっかりと行う
• 転職をする目的を明確にする
• 退職理由はポジティブに伝える
• 転職サイトやエージェントを活用する

在籍中に転職活動をすすめる

精神的・経済的な安定を確保するためにも在籍中に行うことをおすすめします。

転職先が決まる前に退職した場合、収入が途絶えた焦りから、求人を十分に検討できず転職失敗のリスクが生じかねません。

また、在籍中に転職活動をすれば働く意欲や責任感をアピールできる要素にもなります。

できるだけ仕事の経験を積みながら、安定した転職活動を行ってください。

自己分析をしっかりと行う

転職の基本ではありますが、自己分析を通じて強みや弱み・価値観・スキル・やりたいことなどを明確にしておきましょう。

これらの内容が具体化しているほど、転職活動の方向性が定まりやすく、就職後の満足度も高くなります。

ただし、第二新卒者は社会人経験が少ないため、自分が本当にやりたい仕事や適性を見極めることが難しい場合があります。

もし自己分析が苦手な人は、後述する転職エージェントのサポートを受けてみてください。

転職をする目的を明確にする

転職を考えるときは「なぜ転職したいのか」「新しい職場で何を実現したいのか」をはっきりさせることで、活動の軸が決まります。

• どの企業に応募すべきか条件や希望がわからない
• 企業とミスマッチを感じる可能性が高まる
• 自分に合った職場を見つけられないまま入社する

「キャリアアップを図りたい」「ワークライフバランスを重視したい」といった具体的な目的があれば、それに基づいた企業・職種選びが可能です。

自分に適した求人や職場環境を見極める基準を設定するためにも、必ず何を目的に転職するのかを明確にしてください。

退職理由はポジティブに伝える

面接の際に聞かれる退職理由は、必ずポジティブに伝えましょう。

例えば、人間関係のトラブルや給与面の不満を強調すると、自己中心的で適応力がないと受け取られやすいので、退職理由は前向きに伝えます。

• 新しいスキルを身につけて自分の価値を高めたい
• 難易度の高い仕事に挑戦してキャリアアップしたい
• 幅広い業務にチャレンジして可能性を広げたい

このような意図を持って転職したい企業を選んでいき、成長意欲を強調することが成功の秘訣です。

転職サイトやエージェントを活用する

効率的に転職を進めるのであれば、転職サイトやエージェントを活用していきましょう。

転職サイト	自分のペースで求人情報を調査して、気になった求人にいつでも応募できる
転職エージェント	専門のキャリアアドバイザーがついて、希望やスキルに合った求人を提案してくれる

希望条件に合った求人の提案だけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面談対策なども行えます。

第二新卒におすすめの転職サイト・エージェント

転職サイトや転職エージェントのなかには、第二新卒に特化したサービスがあります。

• キャリアスタート
• DYM就職
• ハタラクティブ
• 第二新卒neo
• uzuzキャリア
• マイナビジョブ20’s

上記の6つのサービスを解説していくので、登録して積極的に活用していきましょう。

キャリアスタート

求人数	公開：記載なし　/　非公開：記載なし件
タイプ	転職エージェント
対応職種	全般
対応雇用形態	全般
対応エリア	首都圏・都市部

キャリアスタートは新卒・第二新卒・既卒に特化した転職エージェントです。

キャリアアドバイザーの手厚いサポートには定評があり、企業に合わせた書類添削や面接対策は内定率は86％を誇ります。

また、日本マーケティングリサーチ機構の調査によると、ミスマッチの少ない転職エージェント第1位に選ばれ、転職後の定着率92％という数値も納得できます。

その他にも過去には520社の転職エージェントのうち、Good Agent Rankingで第2位を受賞しました。

内定率・定着率の高さから伺えるキャリアアドバイザーのサポートで、満足のできる転職が実現できるでしょう。

転職後の定着率も92％と非常に高いので、第二新卒での転職を成功させやすい環境が整っています。

出典：キャリアスタート株式会社 【公式】キャリアスタート https://careerstart.co.jp/ (2024-10-1)

DYM就職

求人数	公開：記載なし　/　非公開：記載なし
タイプ	転職エージェント
対応職種	全般
対応雇用形態	全般
対応エリア	全国

DYM就職はさまざまな業界の求人を扱う、総合型の転職エージェントです。

主なターゲット層はニートやフリーターなので、退職から期間が空いてしまった人や全くの就業未経験者の登録をおすすめします。

未経験OKの求人が多く、なかでも営業職や販売職、エンジニア職の求人に強いのが特徴です。

研修制度が整った企業の求人を中心に、上場企業の求人まで扱っています。意欲次第であらゆる可能性を引き出せるでしょう。

出典：株式会社DYM DYM転職 https://www.dshu.jp/ (2024-10-1)

ハタラクティブ

求人数	公開：4,500件　/　非公開：記載なし
タイプ	転職エージェント
対応職種	全般
対応雇用形態	全般
対応エリア	全国

ハタラクティブは正社員を目指したい第二新卒やフリーター・ニートに特化した転職エージェントです。

利用者の3人に2人が未経験で転職を実現し、転職者の約80％が大企業に就職しています。

就職のプロと面談から内定までマンツーマンのサポートが受けられ、転職者の約80.4％が最短2週間で内定を獲得しています。

また、連絡はメールだけではなくLINEでもやりとりできるので、気軽に相談できるでしょう。

第二新卒でスキルに自信のない方や仕事から離れてブランクがある方にも、マンツーマンの徹底したサポートでスピーディーに内定を目指せます。

出典：レバレジーズ株式会社 【公式】ハタラクティブ https://hataractive.jp/info/company/ (2024-10-1)

第二新卒エージェントneo

求人数	公開：80件　/　非公開：記載なし
タイプ	転職サイト・エージェント混合型
対応職種	全般
対応雇用形態	全般
対応エリア	全国

第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーター・ニートの20代に特化した転職エージェントです。

1人あたり平均８時間のサポートでは、丁寧な書類添削や企業に合わせた面接対策を受けられるため、最短2日で内定獲得も可能です。

また、第二新卒エージェントneoで提供されている「年収診断」では4つの質問に答えるだけで転職後の年収目安が分かります。

遠方にお住いの方にはオンライン面談にも対応しているので、最速で内定を獲得したい方におすすめです。

出典：株式会社ネオキャリア 第二新卒エージェントneo https://www.daini-agent.jp/ (2024-10-1)

UZUZ（ウズキャリ）

求人数	公開：記載なし　/　非公開：記載なし
タイプ	転職エージェント
対応職種	全般（IT領域に強い）
対応雇用形態	全般
対応エリア	全国

UZUZキャリアはIT業界に強い転職エージェントです。

一人ひとりの希望に合った「オーダーメイド型」の就業サポートを行っており、定職率は業界トップクラスの95％を誇ります。

転職サポートだけでなくITエンジニアの養成スクールも展開しているので、未経験者も事前知識をもって転職ができます。

IT業界に興味があるけど知識がない方やSEやプログラマーを1から目指したい方におすすめです。

出典：株式会社UZUZ 【公式】ウズウズキャリアサポート https://uzuz.jp/ (2024-10-1)

マイナビジョブ20’s

求人数	公開：5,700件　/　非公開：記載なし
タイプ	転職エージェント
対応職種	全般
対応雇用形態	全般
対応エリア	全国

マイナビジョブ20’sは数多くの転職サービスを展開しているマイナビのなかで、20代の転職支援を専門にしたサービスです。

主要6都市に拠点を構えているほか、セミナーやWebで参加可能なセミナーなどもあります。

地方に住んでいて参加しにくい人にもおすすめです。

出典：株式会社マイナビワークス 【公式】マイナビジョブ20’ https://mynavi-job20s.jp/ (2024-10-1)

第二新卒の転職はやめとけについての良くある質問

ここでは第二新卒の転職に関してよくある質問をまとめました。今後転職を検討している方は、参考にしてみてください。

第二新卒の転職は人生終了というのはなぜですか？

「第二新卒の転職は人生終了」という考えは誤解だと考えましょう。

このような偏見が生まれる理由は、新卒社員の価値が高いことや、早期に転職すると「忍耐がない」と見なされる傾向があるためです。

第二新卒での転職はネガティブなことではなく、むしろ新しいチャンスを掴む機会と捉えるべきでしょう。

第二新卒の内定率はどのくらいですか？

第二新卒の内定率は、求人の市場や個人のスキル、経験によって異なりますが、戦略次第で70％を狙えるでしょう。

理由としては、新卒と同様に仕事に対する熱意や意欲を重視して採用していることが挙げられます。

厚生労働省（※）によると大学等卒業予定者の内定率は70％を超えています。そのぶん第二新卒でも決して低くない内定率だと認識してください。

※厚生労働省 令和４年３月大学等卒業予定者の就職内定状況（10月１日現在）を公表します https://www.mhlw.go.jp/ （2024-10-1）

第二新卒がもったいない理由を教えてください。

第二新卒がもったいないと言われる理由は、ポテンシャルが十分に発揮されていないからです。

第二新卒は社会人経験が浅く、新しいスキルや知識を吸収しやすい段階にあります。

そのぶん今後どのような仕事を軸にしていくか見極めていく段階とも言えるので、企業側から見ると長く職に就いてくれるかわかりません。

適切なタイミングで転職しないと成長の機会を逃してしまうこともあり、それが「もったいない」とされる理由です。

参考：doda 第二新卒とは？年齢は何歳まで？定義や転職のやり方、採用企業目線を解説 https://doda.jp/guide/nisotsu/ （2024-10-1）

第二新卒の就活は厳しいですか？

多くの企業が第二新卒を積極的に採用しており、十分な自己分析と対策を行え転職の成功率は高いです。

ただし、基本的には仕事をしながら転職活動をしていくことが推奨されています。

転職活動に割く時間の確保という意味では新卒者よりも難しい可能性はあるものの、転職エージェントなどを活用すればスムーズに進行するでしょう。

第二新卒で大手企業は狙えますか？

大手企業であっても、将来性を求めて第二新卒を積極的に採用しています。

第二新卒者は基本的なビジネスマナーを身につけていることが多いので、新卒者よりも即戦力として期待されるケースも多いです。

ポテンシャルや成長意欲を重視する大手企業は、第二新卒の狙い目とも言えるでしょう。

第二新卒はやめとけ｜まとめ

第二新卒での転職はやめとけとマイナスな解釈も出てきていますが、現在の社会事情を考慮すれば第二新卒者は貴重な働き手といえます。

自己分析やキャリアプランが明確であればチャンスが広がるので、今の仕事に満足していない人は目的を持って転職に挑戦してみましょう。

より満足度の高い転職をしたい場合は、第二新卒に特化した転職エージェントを活用してみてください。