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SFA JOURNAL by ネクストSFA

セミナー集客成功のコツは?現役の運営担当が集客方法を解説!

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

セミナーは、参加者と直接の接点があるマーケティング手法です。
商品やサービスの説明をしたり、勉強会を開いたり、直接会うことで見込み顧客の獲得や育成に繋がりやすいのが特徴です。

ですが、(開催したことある人はわかると思いますが)セミナーは参加者を集めるのが結構大変なんです…

今回は、そんな集客のお悩みを解決するため「セミナー集客成功のコツ」を解説します。
集客前の準備から、おすすめの手法、参加率アップの方法までご紹介します!

セミナー集客開始前チェックリスト

セミナー集客開始前に、しっかりとした企画を作成しましょう。
コンセプトやターゲットが曖昧なセミナーは、集客の段階から厳しくなります。

企画時点で、下記4項目に対しテキストで答えられるようにしてください。

<チェックリスト>

  1. セミナーの目的は明確ですか?
  2. ターゲットは誰ですか?
  3. コンセプトや内容は?
  4. スケジュールはいつですか?

1.セミナーの目的は明確ですか?

「セミナー参加者が終了後にどうなってほしいか?」という視点で考え、開催目的を明確にしましょう。

ここが曖昧だと、参加を検討してる人に「自分が知りたい内容かどうか」が伝わりません。
「これは聞きたい」と思わなければ、参加するわけないですよね。

2.ターゲットは誰ですか?

ターゲットを絞れば、「そのターゲットユーザーに合わせた集客方法」を選択できます。

例えば、Web広告を使って集客する場合を考えてみてください。
Web広告は配信先を条件指定できますので、ターゲットの条件にマッチした人にだけ訴求できます。

無条件で不特定多数の人にアプローチするより、効率よく集客できます。

3.コンセプトや内容は?

セミナーのゴールとターゲットを決めたら、次はコンセプト・内容の作成です。

「ターゲットの目的達成には、どんな方法が適しているか?」という観点で、コンセプトを考えてみましょう。「2時間で○○を使えるようになる!」や「ワークショップで実践しながら学べる!」といった具合ですね!

4.スケジュールはいつですか?

1~3で、セミナーの中身は決まりました。
しかし、開催日までには他にもやることが色々あります。

  • 会場の手配
  • Webへのセミナー情報の掲載
  • 申込人数、締め切りの設定
  • 集客の開始
  • 配布資料の準備 など…

事前に全体のスケジュールを確定させ、余裕をもって集客を行いましょう。
チェックリストが全て埋まったら集客を始めます。

集客の方法はたくさんありますので、次のセクションからは「色んな集客の方法」を解説いたします。

運営サイトで集客

自社で運営するサイトにセミナーページを作成して、集客する方法です。
アクセス数が多いサイトを運営している場合は、これだけでも高い集客効果を期待できます。

また、セミナーページ内の掲載コンテンツも重要です。
「開催日時」「セミナー内容」「締切」「講師」など、参加者が気にするであろう情報が、わかりやすく伝わるようにしてください。
興味を惹かれるような文章やアイキャッチ画像を用意できるといいですね。

時間に余裕があれば、セミナー申し込み用のフォームにもこだわりましょう。
入力補助の機能(郵便番号自動入力とか)をつけたり、要らない項目を省いたりすることで、フォーム離脱率を減少させられます。

コンテンツさえ用意できればメール配信で誘導したり、サイト内に期間限定のポップアップを追加したり、様々な手法でセミナーの存在を伝えることができます。
自社で運営しているサイトだからこそ出来る施策ですね。

メールで集客

メルマガ登録者など「メールの配信先」を多数確保できているなら、メールでの集客がおすすめです。
顧客情報をしっかり管理していれば、企業の業界や役職など、ターゲットを絞った集客もできます。

メールで集客を行う場合は、以下の5つのポイントを意識して作ってみてください。

<メール集客成功の5つのポイント>

  1. 送信日時を工夫する
  2. ファーストビューにCTA(Call To Action)を設置
  3. 開封してもらえるような件名を設定
  4. リンクが正しいことを確認
  5. メール内容とセミナー詳細ページの内容を別にする

1.送信日時を工夫する

ご存知の方も多いとは思いますが、メールの開封率は日時によって差が出ます。

一般的には「火曜日が開封率が高い」みたいな調査結果もあるみたいですね。
一方で、セミナー応募などのリンクをクリックをしてもらいたい場合は、「週の後半」のほうが効果的、というデータもあります。

何がいいたいかと言うと…
メールの目的や内容に応じて、適した送信日時を設定しましょう。
ということです。

メールが読まれやすい日時については、以下の記事で詳しくまとめられています。
気になる方は読んでみてくださいね。

UX Milk, メールが読まれやすいのは何曜日の何時?:https://uxmilk.jp/3547

2ファーストビューに.CTA(Call To Action)を設置

CTA(Call To Action)は、日本語に訳すと「行動喚起」といった意味になります。
要するにアクションを起こしてもらうための、画像やテキストのことです。

CTAをメールのファーストビューに分かりやすく設置することで、メール開封時点で興味を持った人にページをスクロールさせることなく、申し込みを促せます。

htmlメールを作成できる場合は、CTAのボタンを設置することが実践できます。
また、htmlメールを自力で作成できなくても、メール配信ツールなどを導入していれば、簡単に使えるテンプレが用意されていることが多いです。

今までメールの最下部にCTAを設置してしまっていた方は、ファーストビューにもリンクを設置してみてください。

3.開封してもらえるような件名を設定

「緊急性」「有益性」「独自性」「具体性」の4項目を意識して、タイトルを作ってみましょう。
下記の2つの見比べてみてください。

 

例:
悪いタイトル:イベント参加率アップセミナー開催のお知らせ

良いタイトル:参加率150%アップ?! セミナー運営10年の私が成功のコツを解説します!

 

後者の方が惹かれませんか?私なら後者のほうがいいです。

ただし、件名には明確な正解はありません。
可能であれば色んな件名で開封率のテストを行って、開封されやすいパターンを検証するといいですね。
弊社でも、複数のメールタイトルをA/Bテストで配信し、効果検証しています。

4.リンクが正しいことを確認

メール内に記載してあるリンクが正しいことを確認しましょう。
リンクを押してもセミナーの申込みページに繋がらければ、機会損失になります。
すごく基本的なことですが、メールの送信前に必ずチェックしましょう。

htmlメールを利用する場合は、特に注意が必要です。
裏側のソースコードが間違っていたり、テンプレをそのまま使ってしまったり…
私にも苦い経験があります。

5.メール内容とセミナー詳細ページの内容を別にする

「これは意外!」と思われた方もいるのではないでしょうか?
ですが「メール文面=セミナー詳細ページ」だとがっかりしてしまうと言われています。
クリック後、さらに惹かれるような内容を掲載できると良いですね。

 

上記の5つは、セミナー集客を目的としたメールを送るケースの紹介でしたが、他の内容でメールを送る際に、フッターにセミナー申込リンクを設置するなどの活用もできます。
さらに、メールでの集客の効果を高めたい方は、以下のメディアがおすすめです。筆者自身も過去に何度もお世話になりました。

参考:メルラボ(メールコミュニケーション、メールマーケティングを支援するメディア)

SNSで集客

SNSは拡散性が高く、多くの人に対してアプローチできます。
また、フォロワーの数が増えれば、見てもらえる範囲は広がります。

社内で協力を呼びかけ、個人アカウントで共有してもらうことで、さらに多くのユーザーにセミナーの存在を知ってもらえるでしょう。

SNSでの集客は、単純にセミナー集客用の投稿を行う以外にも存在します。
おすすめの集客手法を2つ紹介します。

Facebookでイベントページを作成

Facebookにはイベントページを作成する機能があります。
Facebook上で申込者の管理が完結するため、自社サイトを持っていない方でもイベントの運営が可能です。

Facebookのイベントページを使う場合、2つの点に注意してください。

1つ目は、イベントの概要ページに掲載する情報です。
イベントページのファーストビューに表示される情報は、画像とわずかな文章に限られます。

画像と文章の内容は、セミナーの内容・目的・対象など、要点を簡潔に伝えられるようにしましょう。

2つ目は、開催日前にも申込者とコミュニケーションを取ることです。
イベントページ上に準備の様子や写真を投稿したりすれば、参加者の期待度を高められます。

また、イベントページにメッセンジャーを設置すれば、より気軽に申込者とやり取りができます。
終了後も当日の様子や要約をアップすることで、次回以降のリピートを期待できます。

広告を使う方法

Facebook限定ではなく、TwitterやInstagramといった他の媒体でも実施できます。
※もちろん広告なのでお金はかかります。

性別や年齢、興味関心など様々なターゲティングオプションがあるため、理想のターゲット像に近いユーザーを集められます。

注意点としては、媒体によって特徴が異なるため、セミナーのターゲットに適した手法を選択する必要がある点です。

例えば、Facebookであれば実名登録による、精度の高いターゲティングをできます。
Twitterなら、ツイート内容や検索履歴から、その人にマッチした広告の出稿が可能です。

大規模イベントなどコストをかけてでも集客したい場合は、SNS広告の利用も検討してはいかがでしょうか。

セミナーポータルサイトで集客

短時間での集客には、セミナーポータルサイトがおすすめです。
セミナー情報を探しているユーザーが集まるため、効率良く集客ができます。

代表的なセミナーポータルサイトをピックアップしてみたので、自社に合うものを探してみてください。

Peatix

出典:peatix

<特徴>

  • 400万人以上の会員を抱え、申し込み~当日までスムーズな運営が可能
  • 有料セミナーも手軽に開催できる

Techplay

出典:Tech Play

<特徴>

  • テクノロジー関連のイベントに特化
  • テーマに応じたタグを設置することができ、ターゲットユーザーに届きやすい

セミナーズ

<特徴>

  • 日本最大級のビジネスセミナー情報サイト
  • ビジネス~フィットネスまで様々な種類のセミナーが掲載

こくちーず

<特徴>

  • スマホのみで、募集作成~アンケートまで完結できるほど操作が簡単
  • ZoomやSlidoなど様々なツールと連携しており、ウェビナーの開催にも強い

セミナー情報.COM

<特徴>

  • 投資や金融知識など、マネー系のセミナーの掲載が多い
  • セミナー掲載にあたり内容の審査が行われるため、ユーザーも優良な人が多い

EventForce

出典:Event Force

<特徴>

  • イベントポータルサイトとSNSのコミュニティ要素を組み合わせたサービス
  • 参加者同士のコミュニケーション促進や、お気に入りの講師をフォローする機能などが充実

弊社の場合はIT関連のセミナー掲載が多い、Techplayをよく使用しています。
各プラットフォームやターゲットの特徴に応じて、効果の高いサイトを探してみてください!

FAX/DM、チラシによるオフライン集客

FAX/DMとは、FAXを利用してチラシなどのダイレクトメールを送信する手法です。

郵送に比べると、紙代や送料がかからないため、コストを抑えて集客を行えます。
その一方で、読んでもらえずに捨てられてしまう確率も低くありません。

メールでの集客における件名のように、FAX/DMでは、デザインとキャッチコピーが成功の鍵です。
また、セミナーの概要や申し込み方法など、掲載内容に漏れや不備がないようにしましょう。

昨今はFAXを多用している企業も少なくなってきているので、集客ターゲットの特徴・業界などに応じて、必要に応じて使用を検討してみてください。

成功のポイントは来場までのフォロー

色々な手法を利用して、目標集客人数を達成しても、その時点で安心してはいけません。
セミナー集客のゴールは当日来場してもらうことです。

企業が行う無料セミナーの場合、一般的な来場率は申込数の60~70%程度と言われています。

(参考:セミナー集客の方程式 来場者数アップの鉄則とは
当日の来場率向上のためには、申し込み後のフォローが欠かせません。
ここからは、フォローの際意識して欲しいポイントを3つ紹介します。

  1. 申し込みお礼メールの用意
  2. リマインドメールで期待感・親近感を持たせる
  3. 電話でリマインド

申し込みお礼のメールの用意

申し込みがあったユーザーに対しては、必ずお礼のメールを送信しましょう。

このメールがないと、ユーザーは本当に申込ができたのか不安になってしまいます。
申し込みのお礼に加えて、送信内容や当日のプログラムなども送ってあげましょう。
より丁寧な印象を与えることができます。

WordPressやMAなど、ご利用のツール次第では、フォーム通過者への自動返信メールを設定できるので、利用してみてください。

リマインドメールで期待感・親近感を持たせる

オンラインでのセミナー申込は手軽な一方で、期間が空いてしまうと、忘れてしまったり、熱量が下がってしまいます。

当日までに、最低でも1回はリマインドメールを送りましょう。
1週間前、3日前、1日前といった具合に複数回送れば、「忘れていた」という理由で欠席する人はさらに少なるはずです。

また、リマインドメールはセミナーに期待感・親近感を持たせるコミュニケーションツールとしても活用できます。

例えば下記のような使い方が考えられます。

期待感を高める内容の例:

「今回限定で特別に弊社のデータを公開します!」といった文章や講演スライド冒頭を1,2枚送ることによって、申込者のセミナーへの期待感を高められます。

親近感を高める内容の例:

「○○様の席を準備してお待ちしております」といった記載や、登壇者本人の名前でメールを送信することによって、親近感を感じてもらいやすくなります。

電話でリマインド

上記2つより、さらに丁寧にフォローを行いたい場合は、開催日前日に一人一人に確認の電話をいれてみましょう。
申込者が多い場合は難しいですが、少人数セミナーで来場率を上げたい際は試してみてください。

なお、ここまで解説した参加率向上のノウハウは無料セミナーに限定されます。
有料セミナーは、お金を払っていますので、参加率が高くなります。
コンテンツに魅力があり、参加者が集まりそうな場合は、思い切って有料にするのも一つの手段ですね。

まとめ

セミナー集客の手法や成功のコツはお分かりいただけましたか?
集客数や来場率にだけ注目し、「セミナー参加後にどうなってほしいか」という本質は見失わないようにしましょう。

「適切なターゲット」「良質なコンテンツ」「丁寧なフォロー」こういったポイントをおさえれば、集客が成功する可能性は高まります。
セミナー集客に悩んだら、もう一度本記事を読みかえしてくださいね。

げんき
げんきんぐこの記事の執筆者

SFAは活用されてこそ意味がある

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