公開日:2020/07/30 

「飲みニケーション」で上司が部下との関係を深めるために注意するポイント

組織で仕事をされていれば、一度は飲み会に参加されたことがあると思います。
飲み会を通して、部下との関係を深め、業務を効率よく進めるためにどうすればよいのかということで頭を悩ませている上司の方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、上司が部下を誘い飲み会でコミュニケーションを取る、「飲みニケーション」において必要なことや、注意点を紹介いたします。
今後、部下との関係を深めるための参考にしてみてください。

飲みニケーションとは?

飲みニケーションとは「飲み会」と「コミュニケーション」を掛け合わせて生まれた言葉になります。
お酒を飲みながら話すことで、普段では話せないようなことを話せるため部下の現状悩んでいる部分を把握できたり、思っていることを本音で話すことができるようになります。
上司の方は飲み会で部下とのコミュニケーションを深めて、一体感を作るということこそ、飲みニケーションの目的になります。
本来の目的をしっかり理解した上で部下とのコミュニケーションを深めてください。

本当にコミュニケーションが深まるのか?

飲みニケーションを行うことで本当にコミュニケーションが深まるのかという声もあるかと思います。
結論から申し上げると、あまり変わらないというデータもありますが、「開催しないより開催したほう前進する」というレベルです。

参考URL:飲みニケーションは本当に必要か?

実際に若者の中には飲み会は面倒臭いと考えている人も少なくありません。
では、いったいどういった場合にコミュニケーションが深まるのかというと、上司と本音で話すことができたり、自分にとって有益な情報を得ることができたと感じた場合になります。
そのためには、普段から職場の雰囲気をよくするように心がける必要があります。
普段からコミュニケーションをしっかり取った上で、飲み会を開くことで、さらに関係性が向上することになり、飲みニケーションが意味のあるものになります。

部下に飲みニケーションに参加してもらうために必要なこと

先にも述べたように、部下に飲みニケーションに参加してもらうためには、常日頃から部下との良好な関係性を築いていることは重要になります。

しかし、どんなに関係性を築いていても飲み会という場になると、話しは少し変わります。
なぜなら、飲み会は基本的に業務時間外に行われることがほとんどであって、部下の立場からすれば、自分のプライベートの時間を上司のため(仕事の延長)に費やすことになるからです。
最近の若者は、こういった時間が拘束されるという面でも飲み会に参加したくないと考える人も多くいます。
部下に飲みニケーションに参加してもらうために以下の点を参考にしてください。

盛り上がる環境を作ってあげる

参加してよかったと部下から言われた飲み会の例をご紹介いたします。

部下は飲み会という現場自体が「堅苦しい」や「面倒臭い」というイメージがあります。
そこで、部下に対して事前に景品を準備してゲームを行うことを通知しました。
ゲームの内容は簡単なもので、ビンゴで当選した人が景品を持ち帰ることができるといった、いたってシンプルなものです。

景品にかかる費用は会社の経費で精算できる範囲で準備するので、部下に対しては一切、金銭的な負担はかかっておりませんでした。
実際にゲームが始まると部下たちは、自分が景品を取ることができるのでかなり盛り上がり結果的に飲み会が終わるまで会話を楽しむことができました。
上記のように堅苦しい雰囲気ではなく、フランクに話せる環境を作ってあげることで、部下は飲み会に参加してよかったと感じてくれます。
経費精算ができない場合などは、例えば参加費を少額で集めて景品を安価なもので準備するなどの工夫をしてください。
参加費を払っても景品が出るのであれば参加したいと思ってくれる可能性が高いです。

飲みニケーションの注意点

飲みニケーションを行う上で、部下を誘う際や実際に飲み会が始まってからも色々と注意する必要があります。
部下が気持ちよく参加してくれるのであれば、親交を深めるチャンスになります。
しかし、お酒を飲んでついつい失敗してしまう場面も多く見られますので、飲みニケーションを行う際には以下の3点には十分注意してください。

無理に参加させない

最も重要なことが、無理に参加させないということになります。
部下と飲みニケーションを行うことはこれから先もあると思います。
しかし、無理矢理参加させてしまうと、部下は上司の立場を利用したと考える人も多いはずです。
これでは飲みニケーションを行うことで関係性が悪化してしまい、本末転倒になってしまいます。
部下にも参加するかどうかを選ぶ権利はありますので、誘った際に部下が例え「行きます」と答えたとしても、「無理してないか?」と一声かけてあげるくらいが丁度よいと思います。
そうすることで、部下からは自分のことをしっかり考えてくれる良い上司だと感じてもらうことができ、例え今回は参加できなくても、次回は参加しようと思ってもらえるようになります。

精神的な負担を与えない

一番起こりやすいのが、部下に対して精神的に負担を与えてしまう場合があります。
最初は「今日は無礼講だから」といって始まった飲み会でも、部下は心から無礼講が通るとは思っていません。
そんな中で、急に説教をしてしまうなんてことはあってはなりません。
むしろ部下を楽しませるという気持ちこそが必要になります。
普段、どんなに関係性を築いていても、こういった精神的負担を与えてしまうと、「この人は本当はこういう人だったんだ」というレッテルを貼られてしまいます。
最悪の場合は飲み会で説教をされたことがきっかけとなり、部下が自信がなくして会社を辞めてしまう場合も少なくありません。
上司は常に冷静に本音を引き出し、部下が何に困っているのかといったような部分に対してアドバイスをしてあげることで信頼を得ることができます。

ハラスメントに注意する

もう一つ注意する点としてはハラスメントになります。
こちらは、かなりデリケートな問題になりますので、全てがそうだという訳ではありません。
しかし、同僚ならまだしも上司と部下の関係では、部下からすれば言いたいことが全て言えるわけではありません。
そんな中で、「パワハラ」や「モラハラ」、「セクハラ」といったようなハラスメントには気を付けて発言することが重要です。
何気ない一言が後にとんでもない騒ぎに発展してしまうという場面も少なくありません。
自分が質問されて嫌なことや答えたくないことは聞かないようにして、常に自分の言動には責任を持つことが必要です。

飲みニケーション後のアフターフォローを行う

飲み会が終わり、しっかりコミュニケーションが取れたとしても、アフターフォローをしっかりと行うことをおすすめします。
例えば、時間が遅くなったのであれば、「時間は大丈夫だったか?」や「ちゃんと睡眠は取れたか?」といったような一言をかけてあげることでより一層、部下との関係性を築くことができ、次回もまた飲みニケーションに参加したいと思ってもらえるようになります。
ここまでやらなければいけないのかと疑問に思う方もいるとは思います。
しかし、部下との関係性を深め、一体感を作りあげることができれば、その後の業務にも良い影響をもたらすことができます。
飲みニケーション後のアフターフォローをしっかりと行うことで、部下からの信頼を得ることにも繋がってきますので、是非実践してください。

まとめ

今回は飲みニケーションに参加してもらうために必要なことや注意点についてご紹介しました。
最近では、飲みニケーションは必要ないと考える方もいますが、組織で仕事をする上で部下の現状の把握や悩んでいる点を見つけるためにも必要なことです。
重要なのは上司が部下を大切にしようとする気持ちがあれば、それは伝わるということです。
お酒を飲みながら会話をすることで、普段では話せないようなことでも話すことができる機会でもあります。
飲みニケーションに参加してもらうためには、事前の準備をしたりアフターフォローをするなど、色々と配慮することはありますが、部下との関係性を深めるために是非参考にしてもらえればと思います。

エトゥー
エトゥーこの記事の執筆者
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