ドアtoドアで通勤時間はどれくらい?通勤時間を快適に過ごすための方法をご紹介
【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬
よく耳にする「ドアtoドア」という単語ですが、
何気なく使っていることもあるかと思います。
今回は、「ドアtoドア」で実際どれくらいの通勤時間がかかっているのか、
また、通勤時間を快適に過ごすための方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次はこちら
ドアtoドアとは
「ドアtoドア」は三省堂 大辞泉 第三販によると、
①ある戸口から別の戸口へ。 「 -で四〇分の通勤時間」 「 -の宅配便」
②次々に戸別訪問すること。 「 -のセールスマン」
とあります。
「ドアtoドア」とは、一言でいうと、
自宅のドアを出てから目的のドアまでの所要時間のことです。
例えば、公共交通機関を利用した通勤の場合、
駅やバス停まで歩く時間や、乗り換え、実際の徒歩の時間や、
建物内でエレベーターに乗る時間を考慮する必要があります。
車通勤の場合は、駐車場に車を止める時間、
駐車場から歩く時間も考慮する必要があります。
通勤時間の長さによって異なるメリット
ここでは、電車通勤の場合のメリットを紹介します。
通勤時間が短いメリット
通勤自体にストレスを感じにくい
通勤時間が短いことにより、満員電車に揺られる時間も少なく、
窮屈な環境を我慢する時間も短いため、
ストレスとなることも少ないです。
朝の時間に余裕を持てる
何かと忙しい朝も通勤時間が短いことで、
朝ごはんを食べる時間ができたり、家事をする時間ができたりなど、
余裕をもった行動ができます。
人によっては、睡眠時間を長く取る、ということもできるのではないでしょうか。
自由時間が増える
仕事が終わって帰宅してからも、通勤時間が短いことによって、自由時間が増えます。
自由な時間が増えることによって、趣味を行うこともできます。
また、自己研磨の時間としても利用できる時間が増え、効率的です。
通勤時間が長いメリット
運動不足の改善
長時間、電車に揺られることにより、体力を使います。
強制的に、バランスを取ったり、乗り換えで歩いたりなどすることで、
運動不足の解消に役立ちます。
趣味の時間を楽しめる
読書をしたり、音楽を聴いたり、
スマートフォンを使って、ゲームをしたり、
ドラマを見たり、映画を見たりできます。
少しでも有意義な時間にするために、これらをやっている人は多いのではないでしょうか。
家賃を抑えた場所に住むことができる
電車通勤の場合、都心部にオフィスがあることも多々あります。
通勤時間が短ければ、その分都心部に住むことになり、家賃も高いことが多いです。
しかし、都心部から離れた場所に住み、通勤に長い時間をかけることによって、
家賃を抑え、その分、自分が望む環境の家に住むことも可能です。
通勤時間の長さによって異なるデメリット
ここでは、電車通勤の場合のデメリットを紹介します。
通勤時間が短いデメリット
仕事とプライベートの切り替えがしにくい
通勤時間が短いということは、家とオフィスの場所が近いということです。
すると、通勤時間内に仕事とプライベートの切り替えがしにくくなります。
通勤時間中に、眠ったり、スマートフォンを触ったり、読書をしたりすることで
仕事モードとプライベートモードを切り替えている人も多いのではないでしょうか。
会社と家だけの往復になってしまう
通勤時間が短いと、乗り換えなども少なく、
乗り換え電車を待つ間に寄り道をする、などということも少ないかと思います。
家がオフィスに近いならば、食事も家でとってしまう方が早いなどということもあるでしょう。
オフィスに行って帰るだけ、の生活になってしまうことが、通勤時間のデメリットと言えます。
家賃が高い傾向にある
電車通勤の場合、都心部にオフィスがあることも多々あります。
通勤時間が短ければ、その分都心部に住むことになり、家賃も高いことが多いです。
通勤時間が長いデメリット
満員電車のストレス
通勤時間帯は、多くの通勤客で電車が満員になるのは言うまでもありません。
満員電車が長ければ長いほど、混めば混むほどストレスになります。
体力を消耗してしまう
先にあげた、満員電車のストレスに関連して、
混んだ電車では、立ったまま過ごすということが多いと思います。
不安定な体勢のまま過ごすと体力を消耗してしまい、
出勤時では仕事前に疲れてしまったり、
退勤時では一日の疲れがさらに増えてしまいます。
自由時間が減る
通勤時間が長いと、その分自由に使える時間が減ります。
睡眠時間が減ったり、家事に使える時間が減ったり、
通勤時間ではできないさまざまなことに時間を割くことができません。
自由時間が減り、リフレッシュできなければ
仕事にも影響が出ることもあります。
実際どのくらい通勤時間がかかっているの?
通勤時間の長さによって異なるメリット・デメリットをご紹介しました。
それでは、実際、社会人はどのくらいの通勤時間がかかっているのでしょうか。
弊社の社員123人を対象にしたアンケートを取りました。
質問内容「通勤時間は片道(家ドア→会社ドアで)どれくらいですか?」
選択肢:30分以下・30分・45分・1時間・1時間15分・1時間30分・1時間45分・2時間以上
結果
- 同率1位 30分・1時間 (それぞれ31名・それぞれ25%)
- 3位 45分 (26名・21%)
- 4位 30分以下 (12名・10%)
- 5位 1時間15分 (11名・9%)
- 6位 1時間30分 (8名・7%)
- 7位 1時間45分 (3名・2%)
- 8位 2時間以上 (1名・1%)
同率一位は、30分と1時間です。
3位も45分と、30分~1時間の間の通勤時間の人が71%を占めています。
弊社では、通勤にかける時間が片道1時間以内の人が大多数です。
しかし、通勤に片道1時間以上かける人がいるのも事実です。
往復では、1時間以上2時間未満かかる人が大多数ということになります。
次に、通勤時間を快適に過ごすための方法をご紹介します。
通勤時間が短い人も長い人も、参考にしてみてください。
通勤時間を快適に過ごすための方法6選
ここでは、電車通勤の場合の過ごし方をご提案します。
新聞を読む
ある新聞のCMでも、(新聞を読む人と読まない人の)365日分の差は大きいと言われています。
新聞を利用して情報収集をすることで、
一日の流れを組めたり、集中力を鍛えることもできます。
音楽を聴く
通勤時間中に音楽を聴く人は多いのではないでしょうか。
満員電車で、窮屈な体勢になったとしてもできることの一つです。
好きな音楽を聴いて、少しでも楽しい気持ちになると、
仕事へのモチベーションも高まります。
ラジオを聴く
音楽同様、窮屈な体勢になったとしてもできることの一つです。
ラジオは音楽と違って、情報収集集の面もあるかと思います。
自分の趣味以外の音楽を聴くことができたり、
他の人が今何を考えているのか知ることもできて
仕事への参考になることもあるかもしれません。
ゲームをする
スマートフォンを使用して、ゲームをするのはいかがでしょうか。
短い時間で完結させられるゲームがおすすめです。
例として、
ディズニーツムツム・パズル&ドラゴンズ・トゥーンブラスト
などがあげられます。
もちろん、「歩きスマホ」はNGです。
テレビ・動画・映画を見る
スマートフォンやタブレットなどを利用して、
テレビや動画、映画を見るというのも一つの手です。
通勤時間では、まとまった時間が取れるので、
ニュース番組を見たり、お役立ち動画を見たり、好きな映画の好きなシーンを見たりすることで
情報収集になったり、気分転換になるかと思います。
ストレッチをする
通勤時間を有意義に過ごすために、ストレッチをしてみてはいかがですか。
簡単な物だと、
「つま先立ち」で立って、バランス感覚を養ったり、
「お腹に力を入れたままへこませて」立って、姿勢をよくして腹筋を鍛えたり、
マスクをしていることが多い今ならば、
「マスクの下で変顔」をして、表情筋をほぐしたり
できます。
これらを使って、より健康的に毎日を過ごせるようになれると
仕事にも良い影響が出ると思います。
まとめ
今回は、「ドアtoドア」で実際どれくらいの通勤時間がかかっているのか、
また、通勤時間を快適に過ごすための方法をご紹介しました。
通勤時間の長さには、それに応じたメリット・デメリットがあります。
どちらが自分に合っているのか考え、通勤時間を有意義に使って、
毎日の生活をより豊かにしていきましょう。