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更新日:2022/07/22 

自己管理能力が低いとどうなる?誰でも自己管理能力を高められる方法を紹介

みなさんは「自己管理能力」という言葉はご存知ですか?
文字通り、「自己」を「管理する能力」になるわけですが、具体的に自己の何を、どういった風に管理するのが適切なのか、説明できますでしょうか。
実は、自己管理能力の差によって、仕事だけではなく普段の生活にも大きな影響を受けてしまうことがあるんです。

そもそも自己管理能力って何でしょうか?自己管理能力の高低の差は?高めるメリットは?どうしたら良くなるの?
ここでは、自己管理能力のあれこれについて解説をしていきたいと思います。

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自己管理能力とは?

「自己管理能力」とは、自分自身をきちんと律して、管理し、上手にコントロールすることができる能力であり、カタカナで表すと ”セルフマネジメントスキル” です。
自己管理能力という言葉自体は何だか堅苦しい感じがしますが、この能力が正しく身につけば、思い通りに自分を管理・行動させることができます。
自己管理能力は言い換えれば「やる気やモチベーションをコントロールし、自分を思い通りに行動させる力」となります。

自己管理能力の高い人の特徴

では、自己管理能力が高い人はいったいどのような人なのでしょうか?
例をいくつか上げます。

◇目的・目標がある人

目的・目標を達成するためには自己管理能力が欠かせません。
たとえば、「〇〇の資格を取得する」という目標を定めている人であれば、仮に遊びに誘われても、その時点で勉強が不十分であれば勉強を優先し遊びには行かない、という行動になるかと思います。この判断が自己管理能力です。

◇意欲・モチベーションがある人

物事に意欲・モチベーションがある人は、それに向かって自分をコントロールすることができます。常に細かい目的や目標をもっている人とも言えるかもしれませんね。

◇自分の弱点を知っていて、それを改善出来る人

自分の弱点を見て見ぬふりするのではなく、しっかり注目して改善しようと動ける人も自己管理能力に長けているかと思います。
たとえば、近頃食生活が偏っているかもしれないと感じたならば、自分を律して、間食を控えたり、食事もそこそこにして、適度な運動も取り入れるなどの対策をするでしょう。

◇健康に常に気を使っている人

前述の例にも近い話になりますが、常に健康に気を付けている人というのは、早寝早起きにはじまる生活リズムであったり、食事のバランス、運動などにいつも気を使って行動することができているかと思います。

◇お金の管理ができる人

自身の財布を正しく管理するのも自己管理能力の1つです。衝動買いのような、思うがままに実行に移すのではなく、自身の財布の状況と、本当に必要なのか、今でなくては駄目なのか、といったように、お金に関してもきちんと冷静な判断ができる人も自己管理能力が高い人といえるでしょう。

自己管理能力の低い人の特徴

では反対に、自己管理能力の低い人にはどのような特徴があるのでしょうか?
ここではいくつか具体例を挙げますので、自分に当てはまらないかどうか考えてみましょう。
(当てはまる人が必ずしも自己管理能力が低い、というわけではありません)

◇物事が長続きしない人

  • 自分で決めたことが続かない
  • 勉強や仕事が集中できない
  • ダイエットや筋トレが続かない 

◇お金の浪費癖がある人

  • 給料が入った直後にすぐ使ってしまう
  • 深く考えずに衝動買いしてしまう
  • 新商品を買わずにいられない

◇時間にルーズな人

  • 遅刻癖がある
  • 予定を細かく決められない
  • 限られた時間で終わるように調整できない

いかがでしょうか?すべてではなくても、いくつか耳が痛い内容もあったのではないでしょうか。すべてを完璧に、とはなかなかいかないと思いますが、少しづつでも出来ていない分野を克服し、自分を正しく管理できるようにしていきたいですね。

自己管理能力を高めるメリットは?

自己管理能力を高めるとどんなメリットがあるのでしょうか?
まずはじめに、自分に自信を持てるようになります。小さな目標を設定し達成し続けることによって、それが自分の大きな自信へと繋がるのです。

また、自己の管理=時間を管理する事にも繋がりますので、あらゆる面で効率が良くなり、日々の仕事や生活に余裕が持てるようになるでしょう。
誘惑などに負けず自分を管理、律することができるので、金銭面でもしっかりとコントロールができたり、他人から任せられた仕事も予定通りにこなし、人からの信頼を得られるかもしれません。

こういった人からの信頼を積み上げていければ、将来的に重要な仕事の任命や、新しいポジションへの昇格が見込まれ、公私ともに充実した生活をおくることができそうですね。

自己管理能力はどうしたら高められる?

ではどのような生活をおくれば自己管理能力を高めることができるのでしょうか?
高める上で重要な要素から順にお伝えをしたいと思います。

目標・目的を持つようにする

小さなことからでも構いませんので、仕事でもプライベートでも、目標・目的をもつことによって、おのずとそれらを達成させるために自分を管理、律することができるはずです。

たとえば明日の夜に用事があることがわかっている場合、早く会社を出るために明日の仕事の分を少しでも今日中に終わらせようなど、計画的に考えますよね。この物事を計画的に考えるということの繰り返しが自己管理能力の向上へと繋がります。

たてた目標・目的を達成するためのやる気作りを意識

先ほどの早く帰宅したいという例では1日で終わりますが、数ヶ月~1年といったような長期的な目標にはモチベーションの維持が欠かせません。

モチベーションの維持には、たてた目標を達成することで自分がどう変わるのか、またその自分の変化によって日々の生活がどのように充実していくのかを常に意識し続けることが重要です。たとえば、難易度の高い資格取得を目標とした場合、その資格を取得することで新しい技術が身につき、それを仕事に活かすことで昇給が見込まれるかもしれません。その昇給によって、私生活も今以上に充実したものになるでしょう。

モチベーションのキープは非常に難しいですが、それを達成した時の自分の変化、環境の変化といったような、行動の原動力は見失わないようにしましょう。

何か決断をするときに一度考える癖をつける

たとえば、ダイエット中につい誘惑に負けて高カロリーな物を食べてしまいそうになった時は、
目標にしているきれいな体型の人の画像と、自分の体を見比べてみましょう。
衝動買いしてしまいそうになったときも、本当に必要なものか?今でないといけないのかどうか?ということを考えてみましょう。自分の思うがままに即行動するのではなく、一歩立ち止まって少し考えることで、行動やその後の結果が大きく変わってくるかと思います。

まとめ

自己管理能力を高める方法は一見シンプルにも見えますが、いざ実行してみると、難しい、続かない、と感じる人も少なくないでしょう。
目標・目的があれば自然とモチベーションも向上し、モチベーションが弱くなったときにも、目標達成した時の自分の変化、生活の変化をあらためて想像することで上げることができます。

自己管理能力を向上させる為だけではなく、これを機に自分がやりたいことは何か、どうしていきたいのかをあらためて考えてみてはいかがでしょうか。目標が決まり、それに向けた行動ができれば自己管理能力もおのずと向上し、自分の思い通りに事が進み、人からも尊敬され、といったように様々なことがうまく進んでいくかもしれません。

明日からではなく、今日から、いえ、たった今から行動してみましょう!

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