更新日:2022/09/27 公開日:2022/01/24

人事における定性評価とは?定量評価との違いや、使い方について

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人事評価で「定性評価」というワードを耳にしたことはありませんか?

いざ部下を評価する立場になった際に、どのように評価したらよいか分からず悩むことも多いと思います。きちんと理解するにはまず、定性評価と定量評価の違いについて説明できるようにすることが必要です。

この記事では「定性評価」を理解していただくために具体的なポイントやメリットを挙げながら解説していきます。

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定性評価とは?

人事評価でいう定性評価とは、「数値で表せないもの」に対しての評価、または評価制度のことをいいます。
例えば勤務態度や、業務処理スピードなど、具体的に数値化できないものは定性評価を使って評価します。

通常は、定量評価と組み合わせて用いられることが多いですが、数値で管理することが難しい管理部門や経験が浅い新入社員に対しては、定性評価のウェイトが大きくなっていることがほとんどです。

また、最近は企業理念や行動指針を定性評価に組み込み、社内に浸透させている企業も増えてきています。

定量評価とは?

定量評価とは定性評価の逆で「数値で表せるもの」に対しての評価、または評価制度のことをいいます。
売上金額や日々の行動量等が対象となります。

数値を比較する事で目に見えて目標を達成したかがわかるので、評価する側も明確なフィードバックをしやすく、評価される側も納得感が得られます。

このように定性評価と定量評価は正反対の性質を持つので、この2つをうまく組み合わせて評価していくことが重要となります。

2つ組み合わせることが大事

上記の通り、定性評価とは数値化できないもの、定量評価は数値化できるものを評価するので、片方だけで評価しようとすると公正な評価ができない可能性があります。

つまり、2つをうまく組み合わせて、より社員に納得、成長をしてもらう評価をすることが、評価する側の重要な任務といえるでしょう。

例えば営業成績が振るわなかった社員がいたとします。しかし、彼はミーティングで毎回積極的に発言し、他社員の手助けをしたり周りに良い影響を与えていました。このような取り組みは定性評価の対象といえるのでしょう。この意欲を定性評価で適切に評価してあげることで社員のモチベーションを高め、成長へ促すことができるのです。

定性評価のよくある項目

定性評価は数値で表せないので、より明確に評価基準を設ける必要があります。

できれば定性評価を定量評価にまで落とし込む方が望ましいのですが、
難しい場合は評価基準を設け、達成率に応じて点数を決める、といった工夫をしたほうが良いでしょう。定性評価を定量評価に落とし込んだ例だと以下のようになります。

例)定性:常に整理整頓を心がける⇒定量:1日1回必ずデスク周りを整理をする。

以下、多くの企業で導入されている定性評価における評価項目を紹介します。

スピード性

  • 業務処理スピードは適性か
  • 報告・連絡・相談は常にしているか

創意工夫

  • 自身の業務に対して改善する取り組みができているか
  • 社内やチームに向けて何かしらの発信ができているか

知識

  • 自社商品についての知識は充分か
  • 顧客や業界に関しての知識は充分か

規律性

  • 身だしなみがちゃんとしているか
  • 勤務態度は良いか
  • 整理整頓はできているか

積極性

  • 前向きに業務に取り組んでいるか
  • 率先して業務を引き受けているか

責任

  • 任された仕事に対して責任感を持っているか
  • 目標達成に向けて行動しているか

協調性

  • 社内・チーム内での関係は良好か
  • 社内イベントや企画に対して協力的か

定性評価のメリット

定性評価は定量的な「数値」だけではなく、その人の見えにくい業務への取り組みや態度等を評価するものになります。
うまく活用することで、社員は「この人は自分のこんなところも見てくれたんだ」とモチベーションアップにつながることもあるでしょう。

反対に「成果をだし続ければいいんだろう」という考えで、勤務態度が悪く社内環境を乱している従業員を定性評価を使って律することもできます。

公平な評価をするためにも、評価する側は部下の勤務中の様子や取り組みに目を向ける努力を怠らないようにしましょう。

定性評価の注意点

定性評価は、上司と部下の関係性に左右されることもあり客観性に欠けてしまいます。
評価される側は上司によって自分の評価が変ってくるケースもあるということです。

このように評価を行う人によって評価が左右されることを防ぐために「多面評価」という評価方法があります。

多面評価とは上司だけではなく、様々な人に評価をしてもらう評価方法のことです。
例えば同じチームメンバー、部下、同僚等が対象となります。
このように多面評価を行うことで、上司と部下の関係性に左右されず、より客観的な評価を下すことができるといえるでしょう。

まとめ

「評価」は社員のモチベーション、エンゲージメントを左右するとても重要なものです。
定性評価、定量評価をうまく組み込んで公平な評価制度を目指していきましょう。

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