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更新日:2020/08/20 

生産性を上げるプライオリティの設定方法

プライオリティという単語をビジネスシーンで聞いたことはありますか?
なんとなくは理解している方も、はじめて聞いた方もいるかと思います。
どのような意味で、どのような時に使ったら良いのでしょうか?
今回は「プライオリティ」の意味と実際の使い方について紹介していきます。

プライオリティとは

「プライオリティ」は英語で「Priority」と書きます。
優先順位、優先度、先取権、優先権などを意味します。
優先順位と言う意味で使用される場合は、高い、低いで表現されます。

「プライオリティ」はビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、
日常の生活シーンでも、エアポートラウンジ・電車の優先座席・クレジットカード優待など
「優先利用」の意味で使用されています。

プライオリティ シート:電車やバスに設置されている優先席のこと。
プライオリティ パス:世界中の空港のラウンジが利用できるサービス。

ビジネスにおけるプライオリティ

ビジネスシーンにおいては「優先順位」という意味で使われることが多いです。
抱えているTODOを【緊急性】×【重要度】で優先度を決めるビジネスの場面では、よく使われる単語の1つです。

「プライオリティが高い仕事」=「重要度あるいは緊急性の高い仕事」、
つまり優先的に取り組むべき仕事という意味になります。
反対に「プライオリティが低い仕事」=「重要度が高くなく、緊急性もない仕事」、
すなわち、今すぐには手をつけなくてもいい、後回しにしてもいい仕事という意味になります。

しかし、あくまでも”優先順位”が高いということであり、
”重要度”が高い仕事とは限りません

総合的に判断し、優先的に対応すべき仕事が「プライオリティが高い」仕事ということになります。

「後回しでいい」「プライオリティが低い」はほぼ同義語ですが、
前者は仕事の重要度を軽視している表現に受け取られる可能性もあります。
そのため、上司は部下に対して後者のような言い方にすることでバランスをとっているとも言えるでしょう。

プライオリティの使い方

前述した通り、「優先”順位”」で使用する場合、
プライオリティの使い方としてはプライオリティが高い、低いで表現されます
プライオリティの高い業務は、すぐ取り組まなければなりません。
しかし、注意しなければならないのは、プライオリティが高いとはいえ、必ずしも本質的な重要度が高いとは限りません

また、「優先”権”」で使用する場合は、優先的に扱われるという意味となり、
企業の入札や交渉などで、この会社に優先権がある、自社に優先権があるという使い方をします。

プライオリティの例文

実際のビジネスシーンでどのように使われるかを例文をご紹介します。

優先順位・優先度

業務の中では以下のように使われます。

  • このタスクはプライオリティ高めで対応するように。
  • 日々の業務はプライオリティを考えて進めていきましょう。
  • 作業を始める前に、プライオリティーを決めておこう。
  • プライオリティが低い業務なので後回しにした。
  • 業務量が多いため、プライオリティを考えて進める。
  • この中でどれがプライオリティ高いですか。
  • そのタスクのプライオリティ上げていこう。
  • 社長案件にプライオリティを置くことが懸命です。」

優先権

交渉や入札の際には以下のように使われます。

  • ついに交渉のプライオリティを得ることができた。
  • この会社にプライオリティを置きます。
  • この交渉は自社にプライオリティがある。
  • 貴社の入札にプライオリティを置くことにする。
  • 契約によるプライオリティを主張する。

まとめ

今回は「プライオリティ」について説明してきました。
ビジネスマンの方は覚えておいて損はない言葉です。
「プライオリティ」を考えて仕事をすることはビジネスマンの基本です。
逆に、意味や定義を正しく理解していないとコミュニケーション上の認識の齟齬や、業務精度の欠落、効率の低下などトラブルになる可能性もあります。この機会に、しっかり覚えておきましょう。

ち〇んぷいぷい
ち〇んぷいぷいこの記事の執筆者

SFAは活用されてこそ意味がある

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