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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/07/31 

中小企業に最適なSFAとは?コスト・使いやすさ・サポートで選ぶおすすめツール徹底比較ガイド

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

「営業活動が属人化している」「情報がバラバラで追えない」そんな悩みを持つ中小企業が、今注目しているのがSFA(営業支援ツール)です。しかし、「SFA=難しい・高い」と感じて導入に踏み切れない企業も多いのが実情。この記事では、中小企業にとって本当に“使える”SFAの選び方を、コスト・使いやすさ・サポート体制という3つの視点で解説します。

なぜ今、中小企業にSFA(営業支援ツール)の導入が必要なのか

中小企業の営業現場では、今もExcelや紙ベースの管理が多く、情報の属人化や進捗の不透明化が大きな課題となっています。調査によれば、経営層の85%が「営業活動は属人化している」と回答しており、こうした状況を打破するためにSFA(営業支援ツール)の導入は不可欠です。


営業現場では、今なおExcelや紙ベースでの管理が中心というケースが多く見られます。それにより「営業の進捗が見えない」「顧客情報が属人化してしまう」といった課題が発生しています。
実際、Oracle Japanの営業DX調査(2023年)※1では、経営層の85%が「営業活動が属人化している」と回答しており、属人化が営業の非効率につながる大きな要因であることが分かります。
※1出典:https://blogs.oracle.com/saas-jp/post/sales-dx-survey-vol-3

こうした背景から、営業活動を“見える化”し、業務を効率化するためのツール=SFAの導入が注目されています。

SFAは、顧客管理、商談進捗、営業タスクなどの情報を一元管理し、営業チームの動きをリアルタイムで把握できるようにするもの。たとえば「どの案件が失注しそうか」「誰がどの顧客にいつアプローチしたか」が一目でわかり、対応漏れや属人化を防ぐことが可能です。

特に中小企業の場合、人数が限られているため、少人数で効率よく成果を上げる仕組みづくりが求められます。こうした状況下で、SFAは「営業会議の資料をすぐに出せる」「新人でも活動が追いやすい」といった導入効果を発揮しています。

ただし、すべてのSFAが中小企業に合うとは限りません。大企業向けの高機能なSFAでは、価格や操作の難しさが障壁になりがちです。中小企業にとって大切なのは、「現場でムリなく使えて」「必要な機能がちゃんと使える」バランスの取れたツールを選ぶこと。

次章では、そんな“失敗しないSFA選び”のポイントを3つの比較視点から解説していきます。

SFA導入で失敗しないための3つの比較ポイント【中小企業向け】

中小企業のSFA導入でよくある失敗は「導入したのに使われない」「費用だけかかって効果が出ない」というものです。これはツール自体の問題ではなく、自社の規模や現場の課題に合っていなかったことが原因であるケースがほとんど。
ここでは、失敗を防ぐために押さえるべき3つの比較ポイントを紹介します。チェックリストを活用して、自社に最適なSFAを選びましょう。

コストに見合う成果が出るか

中小企業にとって、導入コストやランニングコストは非常に重要な判断材料です。SFAには初期費用・月額料金・オプション費用などがかかり、さらに教育コストや社内の運用工数も発生します。

誰でも使える設計かどうか

いくら高機能でも、現場が使いこなせなければ意味がありません。特に中小企業では、ITリテラシーが高くないメンバーが日々の入力を行うため、直感的に使えるUIが重要です。

チェックポイント(Yes/No)

  • 営業担当がスマホ1台で日報を入力できるか
  • マニュアルなしでも2回目以降は迷わず使えるか
  • 定着率が90%以上などの実績があるか

ポイント:導入前に必ず無料トライアルで現場の声を確認しましょう。

導入後のフォロー体制があるか

SFA導入の成功可否は導入後のサポートにかかっています。中小企業では専任のIT担当者がいない場合が多いため、外部の支援が不可欠です。

チェックポイント(Yes/No)

  • 初期設定をベンダーが代行してくれるか
  • 導入後の研修・マニュアル提供があるか
  • 専任のサポート担当にいつでも相談できるか

比較のコツ:サポート体制はベンダーによって差が大きいです。有人チャット・電話サポート・訪問支援など、対応チャネルが多いほど安心です。


このように、「費用」「操作性」「サポート体制」の3つの比較ポイントは、中小企業がSFA導入で失敗しないための必須チェック項目です。
次章では、これらの観点をもとに中小企業に最適なSFAをタイプ別に比較していきます。

中小企業向けSFAのタイプ別比較

「SFAツールは数が多すぎて選べない…」というのは中小企業の担当者がよく抱える悩みです。
ここでは3つのタイプ(価格重視型/シンプル機能型/カスタマイズ自由型)に分類して、それぞれの特徴・向いている企業像を整理しました。
自社のフェーズ・課題・運用体制に合ったタイプを選ぶことが失敗しないコツです。

① 価格重視型:とにかくコストを抑えたい企業向け

初期投資を抑え、まずは“できるところから”営業支援を始めたい企業向け。代表例はZoho CRMHubSpot CRMです。

特徴

  • 無料または月額数千円から導入可能
  • 小規模チームやスタートアップ向け
  • 基本機能は揃うが、サポートやカスタマイズは限定的

Pros & Cons
◎ 費用が安く始めやすい
◎ 最小限の機能でシンプル
△ポート体制が弱い場合がある
△ 規模が大きくなると機能不足になりがち

② シンプル機能型:現場に定着しやすい設計重視

ITに強くない営業担当でも迷わず使えることを重視するタイプ。代表例はネクストSFAGENIEE SFA

特徴

  • 日本語UI+手厚いサポート
  • 操作フローがシンプルで、現場の定着率が高い
  • 教育コストが低く、初めてのSFA導入に向いている

Pros & Cons
◎ 入力が簡単で使いやすい
◎ サポートが充実しており安心
△ 機能は絞り込み型のため高度なカスタマイズには不向き

③ カスタマイズ自由型:業務に合わせて柔軟に使いたい企業向け

営業フローが特殊、他部門と連携したい企業向け。代表例はkintoneeセールスマネージャー

特徴

  • 項目や入力画面を自社仕様に自由にカスタマイズできる
  • 営業以外の業務(在庫管理・請求管理など)にも活用できる
  • 設計工数がかかるためサポート体制や運用負荷を要確認

Pros & Cons
◎ 自社業務に完全フィット
◎ 複数部門・多機能連携に強い
△ 設計に時間がかかる
△ 社内に運用担当が必要になることも

タイプ別まとめ表

以下は、3タイプの特徴と向いている企業像を整理した比較表です。

タイプ価格目安UI難易度対象規模サポート体制連携性
価格重視型無料〜月額数千円やや簡単小規模チーム向け限定的(メール中心)最低限の外部連携
シンプル機能型月額数万円〜直感的・簡単中小企業・初めての導入向け手厚い(専任担当がつく)国産ツールやMA連携がしやすい
カスタマイズ自由型月額数万円〜+開発費用やや複雑中〜大規模、複数部門連携サポート体制に差があるシステム間連携が柔軟

このように、自社の優先順位(費用を抑えたい/現場の定着性を重視/業務に合わせたい)によって適したタイプは変わります。


次章では、中小企業で導入実績が多く、評価も高い7つのSFAツールを比較紹介していきます。

導入実績多数!中小企業に選ばれているSFAツール7選

ここからは、実際に多くの中小企業で導入されているSFAツールの中から、価格・機能・サポート体制のバランスが取れた7製品を厳選して紹介します。
各製品を同じフォーマットで整理しているので、自社の規模や課題に合ったツールが一目で比較可能です。

ネクストSFA(手厚い無料サポート×直感UI)

ネクストSFAは、中小企業の“現場が使えること”を第一に設計された国産SFAです。特徴は、誰でも使える直感的なUIと、無料で何度でも受けられる導入支援・活用サポート。スマホでもスムーズに操作でき、営業日報や案件登録も最小限のステップで完了します。

月額は基本利用料5万円(10ユーザーまで)+1名追加ごとに5,000円と明瞭。利用ユーザーのカウントは自動でしているため、ユーザーの追加に面倒な申し込みなど一切必要ありません。初めてSFAを導入する企業や、「Salesforceは難しすぎた」という層に特に支持されています。
公式サイト:https://next-sfa.jp/

GENIEE SFA/CRM(定着率重視の国産SFA)

GENIEE SFA/CRMは、営業支援に特化した機能が充実しており、「入力が面倒で使われなくなる」を防ぐ工夫が満載。ダッシュボードや進捗管理が見やすく、操作感も非常にシンプルです。

「使いやすさ」と「営業活動の可視化」にこだわって設計されており、日報との連携機能など、現場への浸透に強みがあります。サポート体制も手厚く、導入時の設定から定着まで専任担当が伴走します。公式サイト:https://chikyu.net/

Zoho CRM(低価格で多機能な海外製)

Zoho CRMは、1ユーザー月額1,680円~(無料プランあり)と低価格で始められるSFAツールです。インド発のグローバルサービスで、SFAだけでなくマーケティングやカスタマーサポートまで幅広い機能を提供。

豊富な自動化機能やレポート機能が魅力ですが、日本語対応やサポートの面でやや不安が残ることも。価格重視・自己解決が得意な企業には最適な選択肢です。
公式サイト:https://www.zoho.com/jp/crm/

eセールスマネージャー(日報連動型で営業向き)

eセールスマネージャーは、営業日報との連動を強みにした国産SFA。入力された活動内容が自動で案件管理や進捗に反映されるため、営業担当が意識せずともSFAが自然に運用されていく仕組みです。

企業規模や業種ごとのカスタマイズ性も高く、商談数の多い企業や、管理と現場の橋渡しを重視したい企業に向いています。導入・活用サポートも豊富で、コンサル込みで運用を任せたい企業にも適しています。
公式サイト:https://www.e-sales.jp/

kintone(ノーコードで業務全体に活用)

サイボウズが提供するkintoneは、SFAに限らず、業務全体のアプリをノーコードで作れる柔軟性が魅力。営業管理はもちろん、在庫管理や勤怠管理なども一元化したい中小企業に選ばれています。

ドラッグ&ドロップで入力画面や一覧画面を作れるため、自社専用のSFAをカスタマイズしたい企業にはうってつけ。ただし、設計には少し慣れが必要です。
公式サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/

HubSpot CRM(マーケとの連携に強いCRM)

HubSpot CRMは、マーケティングオートメーションに強みを持つ無料CRMツール。見込み顧客の情報収集からメール配信、案件化、営業管理までを一元管理できます。

無料プランでも基本的なSFA機能は利用可能で、コストを抑えつつマーケ部門と連携を深めたい企業には理想的です。ただし、設定がやや複雑で、日本語サポートも限定的なので、慣れるまではサポートが必要かもしれません。
公式サイト:https://www.hubspot.jp/

Mazrica Sales(AI支援で少人数営業に最適)

Mazrica Salesは、スタートアップや営業メンバーが少人数の企業に支持されているAI搭載型SFAです。案件の進捗に応じて「次にやるべきこと」をAIが提案してくれるのが最大の特徴。

営業経験の浅いメンバーでも、SFAを通じて“営業の型”を学びながら活動できる点が大きな魅力。直感的なUIと、モバイル対応の高さも、中小規模チームの実務にフィットしています。
公式サイト:https://product-senses.mazrica.com/

ネクストSFAが中小企業に支持される4つの理由

ネクストSFAは、中小企業がSFAを選定する際に重視する「現場が使える」「価格が明確」「サポートが充実」のすべてを満たす国産ツールです。
継続率は98.6%以上で、導入から運用開始まで平均1〜2週間
とスムーズ。
ここでは、支持される4つの理由を紹介します。

① 誰でも扱える操作性

PC・スマホのどちらでも直感的に使えるUIで、ITに不慣れなスタッフでも迷わない。

  • 営業日報や顧客情報の入力も、2〜3ステップで完了
  • ボタン配置や項目設計がシンプルで、操作研修が不要なケースが多い
  • UIの分かりやすさが継続率98.6%以上という高い数値につながっている

② 月額が明快でリーズナブル

予算管理がしやすいシンプルな料金体系で、長期運用しやすい。

  • 10ユーザーまでは月額5万円、追加1ユーザーごとに5,000円
  • ユーザー数に応じた明瞭な従量課金制で予算が立てやすい

③ 無料で手厚い導入・運用サポート

導入後も専任サポートがつき、定着するまで無料で伴走。

  • 電話・メール・チャット・Web会議など多様なチャネルで対応
  • 「使い方マニュアル作成支援」「社内説明会開催」までサポート
  • サポートが定着を後押しし、導入企業の継続率も高水準

④ 初期設計が不要でカスタマイズ可能

ノーコード設定で、自社の管理方法に柔軟に対応できる。

  • 文言変更や項目追加・プルダウン設定が自社で簡単にできる
  • 複雑な初期設計やシステム仕様検討が不要
  • 平均1〜2週間で運用開始できるスピード感が魅力

ネクストSFAは、中小企業が直面しやすい「導入・定着の壁」を、価格・使いやすさ・サポート・カスタマイズ性の4軸で解決しています。
その結果、導入企業数も年々増加し、多くの企業が長期運用に成功しています。

営業情報を一元管理データ活用で、成果の最大化を実現

中小企業がSFA導入を成功させるために

SFAを導入する目的は、単に営業情報を管理することではなく、営業活動を見える化し、成果につなげることです。
そのためには、高機能さよりも「現場でちゃんと使いこなせること」が最も重要なポイントとなります。

SFA導入の成否は、現場が定着できるかどうかにかかっています。比較ポイントやツールのタイプ、フォロー体制をしっかり見極めることで、導入後の失敗リスクを大きく下げることができます。

まずは無料トライアルなどで実際の操作性や現場の反応を確かめることが、成功への第一歩です。


ネクストSFAは導入から定着まで手厚い無料サポート付き

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