BtoBサービス、SaaS、IT製品を徹底比較!企業のDX推進、課題を解決!

SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2025/02/18 

営業リストを作成するツールのまとめ4選

株式会社ジオコード クラウド事業 責任者 庭田 友裕

【監修】株式会社ジオコード クラウド事業 責任者
庭田 友裕

1. 営業リストとは?

営業リストとは、企業が新規顧客を獲得するために活用する見込み客や既存顧客の情報をまとめたリストのことです。営業活動の効率を上げ、成約率を高めるために不可欠な要素となります。営業リストには、企業名・担当者名・連絡先・業種・企業規模・過去の商談履歴などが含まれ、ターゲットに適したアプローチを可能にします。特に、質の高い営業リストを作成することで、無駄な営業を減らし、成果の出やすい戦略的な営業が実現できます。近年では、AIやデータ分析を活用した営業リスト作成も進化しており、より精度の高い情報収集が求められています。

営業リストの役割と重要性?

営業リストは、営業活動の効率化や成約率向上に大きく貢献します。ターゲットを明確にすることで、無駄なアプローチを減らし、より効果的な営業戦略を立てることが可能になります。また、リストの質が高ければ、顧客ニーズに沿った提案がしやすくなり、商談成功率も向上します。さらに、定期的にリストを更新・管理することで、営業の継続性を維持し、長期的な顧客関係の構築にも役立ちます。営業リスト作成の精度が売上向上の鍵を握ると言っても過言ではありません。

営業リストの種類

営業リストには主に「購入リスト」「自社リスト」「Webスクレイピングリスト」の3種類があります。購入リストは、外部業者から提供されるもので、すぐに活用できるメリットがありますが、情報の鮮度や精度に注意が必要です。自社リストは、企業が独自に収集・管理するリストで、営業活動に最適化しやすいのが特徴です。Webスクレイピングリストは、インターネット上の公開情報を活用して営業リストを作成する方法で、ターゲットの絞り込みがしやすいですが、データの正確性を確認する必要があります。

2. 営業リストの質を高める方法

営業リストの精度を高めることで、営業効率や成約率が向上します。データソースの選定、定期的なクリーニング、ターゲットのセグメント分けを徹底し、最適なアプローチを実現することが重要です。

精度の高いリストを作るためのデータソース

営業リスト作成には、信頼性の高いデータソースを活用することが不可欠です。公式企業データベース、業界団体の名簿、展示会やセミナーの参加者リスト、SNSやWebサイトの公開情報など、多様な情報源を組み合わせることで、より精度の高い営業リストを作成できます。また、自社のWebサイトや問い合わせフォームを活用し、見込み客の情報を直接収集する方法も効果的です。データの信頼性を確保するため、情報の更新頻度や出典元の正確性を常にチェックすることが重要です。

営業リストのクリーニング(重複・エラーの削除、最新情報への更新)

営業リストの精度を維持するには、定期的なクリーニングが欠かせません。重複データを削除し、同じ企業や担当者への重複アプローチを防ぐことで、営業効率が向上します。また、誤った情報や古くなったデータを特定し、最新情報に更新することが重要です。特に、担当者の異動や企業の統廃合などにより、リスト内の情報が陳腐化するケースも多いため、定期的なリストメンテナンスを行いましょう。データのクリーニングを自動化できるツールを活用すれば、作業負担を軽減しながら営業リスト作成の精度を高められます。

ターゲットのセグメント分けとパーソナライズの重要性

営業リストを活用する際は、ターゲットのセグメント分けが重要です。業種・企業規模・所在地・購買履歴などの情報を基に分類することで、それぞれのニーズに適したアプローチが可能になります。例えば、スタートアップ企業には成長支援型の提案を、大手企業には実績重視の提案を行うなど、営業手法を最適化できます。また、メールや電話営業では、相手の課題や関心に合わせたパーソナライズを意識することで、反応率が向上します。ターゲットを適切に分類し、個別最適化されたアプローチを実施することで、営業リスト作成の価値を最大限に引き出せます。

3. 営業リストツールの選び方

営業リスト作成を効率化するには、適切なツールの選定が重要です。無料・有料ツールの違いや、自社の営業スタイルに合った機能を考慮し、営業リストの精度を高めるツールを導入しましょう。

無料ツール vs 有料ツールの違い

営業リスト作成ツールには、無料と有料のものがあります。無料ツールは導入コストがかからず、ExcelやGoogleスプレッドシートを活用することで基本的なリスト管理が可能です。しかし、データの精度や自動更新機能には限界があります。一方、有料ツールはデータの収集・更新を自動化できるほか、企業情報やコンタクト情報の精度が高く、CRMやSFAとの連携も容易です。営業活動の規模や必要な機能を考慮し、コストと利便性のバランスを見極めて選ぶことが大切です。

自社の営業スタイルに合ったツールの選び方

営業リスト作成ツールを選ぶ際は、自社の営業スタイルに合った機能を重視することが重要です。例えば、新規開拓が中心なら、高精度なリスト作成機能やターゲット分析機能を備えたツールが適しています。一方、既存顧客のフォローを重視する場合は、CRMとの連携がスムーズなツールが有効です。また、営業チームの規模やデジタル活用度に応じて、使いやすさや導入ハードルも考慮する必要があります。ツールの無料トライアルを活用し、実際の営業フローに適しているかを確認すると失敗を防げます。

4.営業リスト作成ツール一覧

営業リスト作成ツールといっても色々ありますので、その中から厳選した有料版3つと無料版1つの合計4つのツールのご紹介していきます。
それぞれのツールにより使える項目や特徴が違いますので、自社にあったツールを選ぶことをおすすめします。

有料版ツール

ソーシャル企業情報(株式会社ビズオーシャン)

出典:ソーシャル企業情報

【費用】
初期費用:なし
月額費用:7,000円(税抜き)
    :プレミアムプラン9,800円(税抜き)
URL:https://skj.bizocean.jp/

【製品概要】
データ取得料が1日最大10万件と圧倒的な件数を取得できます。
企業データは企業のWebサイトから収集しており、データが重複する心配がないことも特徴です。
こちらはクラウド型のツールになるのでリアルタイムの企業情報をダウンロードできます。
プレミアムプランではメールアドレスを取得できている企業のみを絞り込めるといった項目が追加されます。
アカウント発行は即日で行なえるため、すぐに使いたいという方におすすめです。

【リスト項目】

  • 会社名
  • 電話番号
  • FAX番号
  • 郵便番号
  • 住所
  • 業種
  • 従業員数
  • 資本金
  • 売上高
  • 設立
  • ホームページURL

Urizo(株式会社セールスサポート)

出典:URIZO

【費用】
初期費用:5,000円
月額費用:4,980円~36,200円

URL:https://urizo.jp/

【製品概要】
「Urizo」(ウリゾウ)の最大の特徴は「増強機能」があります。
こちらはiタウンページなどからデータを収集した後に、それぞれの企業をインターネット上で再検索し、メールアドレスやFAX番号、さらにはURLを自動的に増強する機能です。
そのため、他のツールに比べてもデータの収集率が高いのが強みになります。
各料金プランによって収集しているサイトが異なります。
どこの業界を重点的に営業したいかによってプランを選ぶことも可能です。

【リスト項目】

  • 会社名
  • 業種
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • FAX番号
  • ホームページアドレス
  • メールアドレス

プランによって以下の6項目を追加で取得することもできます。

  • 代表者名
  • 設立年月日
  • 売上
  • 責任者名
  • 従業員数
  • 資本金

ListA(エコノス株式会社)

出典:ListA

【費用】
初期費用:なし
月額費用:12,000円~74,000円

URL:https://www.econos.jp/products/lista.php

【製品概要】
利用期間が12ヶ月の契約となります。
リストを取得できるサイトがWeb全体から情報を収集しているため、幅広い企業を収集することが可能です。
特徴としては、電話やメール、さらに可能なエリアであれば、訪問してサポートをしてくれるというのが一番のメリットになります。
勉強会を無料で実施していることもあり、営業リストを作成する初心者の方にとってはサポート面での充実感があります。
「リストモット」という別商品と連携させることで、「ListA」で抽出したリストに対して、企業規模で絞り込めるなどの機能が追加できます。
「ListA」の上位3プランに関しては、この「リストモット」の機能があらかじめ使用可能になります。

【リスト項目】

  • 企業名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 業種
  • 電話番号
  • FAX番号
  • URL
  • メールアドレス

無料版ツール

Googleアラート

出典:グーグルアラート

GoogleアラートとはGoogleアカウントを持っていれば誰でも無料で利用できるツールです。
特定のキーワードを登録するだけで使用できるうえ、登録したキーワードが含まれる情報を自動的に通知される仕組みとなっています。
Gmailで通知してくれるので、Googleアカウントを一つ持っていれば全てが簡単に利用できます。
通知頻度も自分でカスタマイズできるため、通知に翻弄される心配もありません。
使用方法としては、営業リストを作成した際に、作成した業界ごとのキーワードをGoogleアラートに登録しておけば、
Web上にある登録した業界に関する情報をアラートしてくれるので、その情報を拾って項目を追加していくことが可能になります。

5. 営業リスト作成の最新トレンド

営業リスト作成は、AIの進化やデジタル技術の発展により大きく変化しています。AIを活用したリスト精度向上や、SNS・Webスクレイピングによるデータ収集が注目されており、より効率的な営業リスト作成が可能になっています。

AIを活用したリスト作成の進化

AIの進化により、営業リスト作成の精度が飛躍的に向上しています。従来の手作業によるデータ収集では、古い情報や不要なデータが混在するリスクがありましたが、AIを活用することで、リアルタイムで最新情報を取得し、ターゲット企業の選定を自動化できます。さらに、過去の成約データを分析し、成約確率の高い企業を優先的にリスト化することも可能です。AIを活用した営業リスト作成により、無駄なアプローチを削減し、より成果につながるターゲットへ効率的にアプローチできるようになっています。

SNSやWebスクレイピングを活用したリスト収集法

近年、SNSやWebスクレイピングを活用した営業リスト作成が注目されています。LinkedInやTwitterなどのSNSから企業の最新情報や担当者の動向を取得し、ターゲットリストを作成する手法は、精度の高い営業アプローチにつながります。また、Webスクレイピングを活用すれば、企業の公式サイトや業界データベースから自動的に情報を取得し、リスト化することが可能です。ただし、データの正確性や法的リスクを考慮しながら、適切な手法で営業リスト作成を行うことが重要です。

6. 営業リスト作成のよくある課題とその解決策

営業リスト作成には、リストの精度が低い、アポが取れない、管理が煩雑になるといった課題があります。これらの問題を解決するために、適切なリスト精査やデータ管理の仕組みを導入することが重要です。

「リストの精度が低い」「アポが取れない」などの問題と解決策

営業リスト作成の課題として、「リストの精度が低い」 ことが挙げられます。古い情報や誤ったデータが含まれると、無駄なアプローチが増え、営業効率が低下します。解決策としては、定期的なデータクリーニングを実施し、企業の最新情報を反映させることが重要です。また、「アポが取れない」 問題の原因は、ターゲット設定のズレや提案内容のミスマッチが考えられます。過去の成約データを分析し、成果が出やすいターゲット層を再設定することで、効果的な営業リスト作成につながります。

営業リストの管理・更新を効率化する方法

営業リストの管理・更新を効率化するには、手作業を減らし、自動化ツールを活用することが鍵となります。CRMやSFA(営業支援ツール)を導入し、営業リスト作成から更新までを一元管理することで、データの鮮度を維持しながら効率よく運用できます。また、WebスクレイピングやAIツールを活用し、企業情報や担当者の変更を自動で収集・反映させることで、常に最新の営業リストを維持できます。さらに、定期的にリストの精査ルールを設定し、不要なデータの削除や重複整理を行うことで、より実用的な営業リストを作成できます。

7. まとめ

営業リスト作成は、営業活動の成功に直結する重要なプロセスです。高品質なリストを作成するためには、信頼性の高いデータソースを活用し、定期的なクリーニングやターゲットのセグメント分けを行うことが不可欠です。また、AIやWebスクレイピングを活用することで、より精度の高いリストを効率的に作成できます。さらに、CRMやSFAを活用して管理・更新を自動化すれば、営業の生産性が向上し、成約率の向上にもつながります。適切なツールと戦略を組み合わせ、自社に最適な営業リスト作成を進めましょう。

SFAは活用されてこそ意味がある