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更新日:2023/12/15 

ファクタリングとでんさい(電子記録債権)の違いをわかりやすく解説

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

売掛債権を支払期日より早く現金化する方法としてファクタリングでんさいがあります。両者は混同されやすいですが、大きな違いがあるので理解しておくことが大切です。

本記事ではファクタリング、でんさい、それぞれの特長を解説するので、どちらを利用すべきか判断できない場合に役立ててください。

【売掛債権を現金化】 おすすめ優良ファクタリング企業

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ファクタリングとはなにか

ファクタリングとはなにか

ファクタリングとはファクタリング会社に売上債権を売って現金化することです。売上債権とは売掛金、受取手形のことで、企業間での商品の販売ではすぐに代金を受け取らず、売掛金や受取手形で受け取り、支払期日にまとめて払い込まれる方式をとることが多くあります。

しかし企業によっては払い込まれる期日よりも前に、まとまった資金を調達したいことがあります。そこで利用される方法が、売上債権を売って現金化するファクタリングです。

ファクタリング会社は買い取りの際に発生する手数料が利益となります。法的には債権の売買(債権譲渡)契約を、利用者とファクタリング会社の間で結んだことになります。

でんさい(電子記録債権)とはなにか

でんさいとは電子記録債権を略したもので、オンラインでやり取りできる手形・振込に代わる新たな決済サービスのことです。金融機関に電子データを送信すれば、支払期日前での現金化(でんさい割引)ができます。

でんさいでは、手形や売掛債権の譲渡の際に起こる問題点を、電子債権記録機関の記録原簿に電子記載し克服します。

例えばファクタリングのような売掛債権の譲渡では、譲渡対象債権が本当は存在しなかったり、二重譲渡が行われたりといった問題がありました。しかしでんさいは譲渡対象債権の存在や帰属が可視化されるため、トラブルが発生しません。

また利用者にとっては書類をデータ化できるので、オフィスのペーパーレス化に役立ちます。事務手続きの負担も軽減することが可能です。この事務手続きについては、後ほど詳しく紹介するので合わせて確認してみてください。

なお電子債権記録機関は金融機関など、主務大臣の指定を受けた期間を指します。

以下の記事では編集部おすすめのファクタリングサービスの特長について、わかりやすくご紹介しています。「ファクタリング会社を具体的に知りたい!」という方はぜひご覧ください。

おすすめの優良ファクタリング会社比較

ファクタリングとでんさいの違いを解説

ファクタリングとでんさいには明確な違いがあります。それぞれの特徴を知ることで、実際にどちらを利用したらよいのかが見えてきます。

違い1:未回収リスクの責任

ファクタリングとでんさいの大きな違いとしては、未回収リスクの責任に関することがあります。

ファクタリングは売掛金をファクタリング会社に譲渡してしまうため、未回収となった場合でも基本的にはファクタリング会社が責任を負います。その分、未回収の危険がある売掛債権については手数料が高くなる傾向です。

一方ででんさいは取引先が支払い不能となった場合には、利用者が取引先に代わって、でんさい割引をした金融機関に対して責任を負う可能性があります。

違い2:ネットワーク

ファクタリングではファクタリング会社を通じたやり取りが行われます。2社間ファクタリングでは利用者とファクタリング会社の間のみでのやり取りとなり、3社間ファクタリングでは、利用者、取引先、ファクタリング会社の3社にて、直接やり取りされます。

一方ででんさいは株式会社全銀電子債権ネットワーク(でんさいネット)を介したやり取りです。でんさいネットとは全国銀行協会が設立した機関で、窓口は銀行などの金融機関の通称です。

違い3:審査のポイント

ファクタリングでは債権の信用力を重視しますが、でんさいでは債権の信用力だけでなく、利用者の財務状況などもチェックされます。

ファクタリングの場合、ファクタリング会社が審査で重要視することは、債権の回収ができるかどうかです。そこで審査の対象は主に、取引先(売掛先企業)の経営状態となります。もちろん不良債権や取引先との契約書に譲渡禁止と書かれている場合には、ファクタリングはできません。

でんさい割引は金融機関から融資を受けるのと同じ扱いになるため、利用者側の経営状態が審査されます。ファクタリングよりも審査は厳しくなっていますが、割引料は年利1.5%~5.5%程度で、ファクタリングで手数料を引かれるよりもお得となっています。

違い4:契約の手間

契約に関する手続きの手間も、ファクタリングとでんさいには違いがあります。

ファクタリングは譲渡をする度に、ファクタリング会社との契約が必要です。必要事項を伝え見積もりをとり、手数料などを比較し、正式に契約をするなどの手間がかかります。

一方ででんさいは加入しておけば新たに口座を開く必要もなく、でんさい割引ごとの契約手続きはとても簡単です。取引金融機関へ割引依頼をすれば審査の上、時間もさほどかからず入金されます。

違い5:取引先への周知

ファクタリングは利用者とファクタリング会社の間でのみ実行される2社間ファクタリングであれば、取引先に連絡する必要はありません。対してでんさい割引の場合には電子記録に残るため取引先にも利用したことが分かってしまいます。

売掛金を早期に現金化すると資金繰りが厳しいと思われてしまいやすい点から、取引先に知られたくないと考える企業も多くあります。こうした場合は取引先に取引先にファクタリングの利用が通知されない2社間ファクタリングが有効です。

ファクタリングを利用する際の流れ

ファクタリングを利用する際の一般的な流れについて紹介します。特に必要書類についてはよく確認をして、準備をするようにしましょう。

1.申し込み

ファクタリング会社によって申し込み方法は異なりますが、一般的にはWeb、電話などで申し込みます。会社のサイトに申し込み用フォームが用意されている場合もあります。

記入する内容としては会社の基本情報、事業内容、社員数などです。また金融機関からの借入の状況、税金などに滞納がないかなどの情報も提供します。

2.必要書類を提出

利用するファクタリング会社によって若干の違いはありますが、一般的には以下のようなものを申し込み後に提出します。

  • 法人登記簿謄本
  • 印鑑証明書
  • 代表者の身分証明書
  • 決算内容確認書類
  • 売掛金証明書類
  • 通帳などの入金確認書類

書類を提出したのち、ヒアリングとファクタリング会社側での最終確認が行われます。ヒアリングは、電話かファクタリング会社への訪問、ファクタリング会社のスタッフが来社して行われることが多いようです。内容としては売掛先の信頼度や、売掛債権の金額、利用会社の信頼度などがチェックされます。

3.契約締結

審査に通ると正式に契約締結となります。書類がきちんとそろっていて、売掛債権にも問題がないと判断されば、即日での契約も可能としているファクタリング会社も存在するようです。

ファクタリングにおける契約は2社間の場合だと利用者とファクタリング会社、3社間の場合は利用者、取引先、ファクタリング会社の間で取り交わされます。

契約の際は提示された条件をしっかりと確認するのを忘れないでください。内容に納得した状態で契約を結びます。

4.買取代金の受け取り

ファクタリング会社が売掛金を買い取り、指定口座に買取代金が入金されます。その際、契約時に定められた手数料が引かれた金額が振り込まれます。

以下の記事では編集部おすすめのファクタリングサービスの特長について、わかりやすくご紹介しています。「ファクタリング会社を具体的に知りたい!」という方はぜひご覧ください。

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ファクタリングを利用するメリットとは

企業にとってファクタリングの利用にはさまざまなメリットがあります。スピード感や審査などについて解説します。

スピーディに資金調達できる

一般的に請求書を売掛先に送り、入金がされるまでに1カ月~3カ月ほどの期間を要しますが、急に資金が必要になった場合、それでは間に合いません。しかしファクタリングを利用すればスピーディに資金が調達できます。ファクタリング会社によっては当日に現金を振り込んでもらうことも可能です。

融資を受けるよりも審査が厳しくなく、現金を素早く手に入れられるのが大きなメリットでしょう。

売上債権があれば申し込める

売上債権があれば誰でも申し込みが可能です。保証人や担保の用意も必要ありません。取引先に問題がなければ自社の業績が悪くても資金調達ができます。

融資などの資金調達では会計上負債が増え、信用情報に記録が残ります。しかしファクタリングは信用情報における記録に残らないため、会社の信用に影響が出にくいという点も特長です。

審査の難易度がそれほど高くない

一般的な融資などと比べると、ファクタリングの審査はさほど厳しくはありません。

ファクタリング会社が知りたいのは、売掛金を確実に回収できるかという点です。そのため主な審査内容は利用者の状況よりも、取引先の経営状況や売上債権の信用度をより知りたいと考えます。売掛金は取引先が倒産などをしない限り、ファクタリング会社は回収ができるため、利用者については厳しく審査することがありません。

一方で融資は利用者の返済能力を問題とするため、自社の経営状況も詳しく調べられます。財務状況などの資料提出も求められ、厳しい審査を受けることになります。

厳しい審査を受けることなく、素早く資金調達をしたい企業にとっては、ファクタリングはとても便利なシステムだといえるでしょう。

未回収リスクを負わなくてすむ

債権の回収はファクタリング会社が行うため万が一、取引先が倒産するなどして未回収となった場合でも利用者は一切の責任がありません。

一般的に企業間の取り引きでは、まとまった量に対しては「〇月〇日までに」という締め切りを設けた上で支払いをうける掛け取引が行われます。しかし売掛金が回収できなければ、企業は経営が不安定な状態となります。

その点ファクタリングは、ファクタリング会社への売掛金の譲渡が完了してしまえば、自社では未回収のリスクがなく安心できることがポイントです。

ファクタリングを利用する前に知っておきたいデメリットとは

早期に資金調達ができるというメリットがあるファクタリングですが、もちろんデメリットもあります。しっかりとデメリットも知った上で利用するようにしてください。

手数料がかかる

ファクタリングを利用する際には、ファクタリング会社に手数料を支払うことになります。そのため本来は手に入る収入から目減りした分が手元に入ることになります。

手数料に関する法律はないためファクタリング会社によって率はまちまちですが、2社間の場合は8%~30%、3社間は1~9%程度です。

悪徳業者を見極める必要がある

現在、貸金業登録を受けていない業者がファクタリングと称して、債券担保貸付けを行っているケースがあり注意が必要です。

悪徳業者かどうかしっかりと見極めて利用する必要がありますが、見分け方のポイントとして契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」であると定められているか確認しましょう。

また債権の買い取り代金が債権額に比べて、あきらかに低額である場合も注意が必要です。本契約の前に複数の会社から見積もりを提出してもらい、内容を比較検討してみてください。手数料があきらかに高い場合には、悪徳業者の可能性があります。

取引先にファクタリングの利用が知られる可能性がある

取引先にファクタリングの利用を知られたくないという方もいるでしょう。

2社間ファクタリングであれば、利用者とファクタリング会社の間だけの取り引きのため、売上債権を譲渡したことは、取引先があえて調べなければ知られません。一方で3社間ファクタリングの場合には取引先にも連絡をし、承諾を得る必要があるため、譲渡しようとしていることが分かってしまいます。

また2社間ファクタリングでも取引先に知られる可能性はあります。2社間ファクタリングでは一般的に債権譲渡登記を行いますが、登記情報は誰でも閲覧が可能です。このため取引先にファクタリングの利用が知られてしまいます。

もちろん知られても法律上などの問題はありませんが、売上債権を譲渡するということは資金繰りが厳しいと判断されるケースもあります。資金繰りが厳しいと思われると、今後の取り引きに影響が出るかもしれません。

以下の記事では編集部おすすめのファクタリングサービスの特長について、わかりやすくご紹介しています。「ファクタリング会社を具体的に知りたい!」という方はぜひご覧ください。

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でんさいを利用する流れを解説

ここからはでんさいを利用する際の手順を、申し込みから支払いまで段階を追って見ていきます。

1.申し込み

まず申し込みの準備段階として、企業間で発生する手形や売掛金による支払い(譲渡)や受取をでんさいに切り替えた際のメリットなどを検討し、取引先がでんさいを利用しているか確認します。取引先もでんさいネットを利用していなければ、始めることができません。

でんさいネットの利用は金融機関の窓口で申し込みます。申し込みが完了すると審査が行われ、通過すればでんさいネットを利用することが可能です。

2.電子債権の発生

審査を通過したら、譲渡したい場合にはでんさいネットの記録原簿に発生記録を行います。

発生記録の窓口となるのは、申し込みをした金融機関です。発生記録があれば取引先に譲渡できる電子債権を発生させられます。

電子債権を支払企業が発生させると、受取側にメールが送られてくるので、でんさいサービスのWeb画面で詳細を確認します。

債権の内容に間違いを見つけた場合は、通知が届いた日から5営業日以内に取り消し請求を行わなければいけません。

3.電子債権の譲渡

でんさいネットの記録原簿に「譲渡記録」をすれば、他社から払われたでんさいで他の取引の支払いをすることが可能です。窓口となる金融機関を譲受人にし、譲渡記録を行うでんさい割引もできます。ただしでんさい割引は金融機関独自に行っているため、取り扱いについては金融機関に確認する必要があります。

タイミングは一般的な売掛金と同様、月の締め日です。分割での譲渡もできますが、手数料がかかります。

4.電子債権の支払い

支払期日になると納入企業(債権者)の銀行口座に入金されます。

支払企業がでんさいネットに発生記録請求を行うと、でんさいネットが発生記録を行い、支払期日に支払企業から納入企業の講座へと資金が自動送金されます。

でんさいを利用するメリットとは

でんさいには利便性やコストの面でメリットがあります。メリットを紹介しますので、自社の状況と照らし合わせて自社で利用すべきか判断する際に役立ててください。

手続きが簡単

でんさいはファクタリングなどに比べると手続きが簡単です。

でんさいネットに登録さえしておけば、オンライン上で簡単に支払や譲渡が行えます。売掛金の早期の現金化(でんさい割引)も契約の度にあらためて、連絡を取る必要はありません。

パソコンを使ってオンライン上で簡単な手続きをすれば、自動で支払いや譲渡ができます。

事務の負担が軽減される

でんさいは支払企業にとっても受取企業にとっても、事務手続きの負担が軽減されます。

従来手形取引では紙を使った発行、搬送、振込準備などの業務が必要でした。しかしでんさいであれば、すべてオンライン上で済ませることができます。譲渡記録をすれば期日までに自動的に支払われるようになります。

受取企業側は期日までに自動入金されるため、取立手続きが不要です。入金に関することはでんさいネットのサイトで確認ができ、社内向けの記録もパソコン上で行えるので、紙による情報の確認や保管をしなくても済みます。

コスト削減につながる

手形取引と異なり印紙税がかからないのもでんさいのメリットです。

手形を振り出す際に必要な印紙税は、額面金額100万円超え200万円以下で400円、200万円超え300万円以下で600円、300万円超え500万円以下で1,000円などがかかります。一件だけならばまだしも、取引が多い場合には印紙税代だけでも負担は大きいものです。その点、でんさいならは印紙税の課税対象外であることから、印紙税が不要となりコストカットができます。

債権の紛失や盗難を防止できる

売掛債権で手形を保有して銀行に持ち込んで現金化している場合、手形の紛失や盗難の心配があります。手形のように現物がある場合には、金庫などで厳重に保管しなければなりません。しかし、でんさいならばオンラインを使用してデータ管理しているため、紛失や盗難のリスクを避けられます。

また手形を郵送などした場合には地震や水害などの災害があると遅延が起きましたが、でんさいのようにオンライン上のやり取りならばその心配もありません。

ただしでんさいの場合はデータの取り扱いに注意が必要です。パソコンなどのセキュリティ強化をしなければいけません。

でんさいを利用するデメリットを確認

でんさいにはデメリットもあります。利用できる条件や審査、手数料、未回収リスクなど、デメリットについても知った上で利用を考えてみてください。

相手も利用者でないとでんさいを使えない

取引先もでんさいを利用していないと活用できません。支払側(債務者)と受取側(債権者)の双方が利用者であることが条件です。でんさいネットは2013年にスタートした新しいシステムのため、まだ利用したことがない企業も多くあります。利用したい場合には取引先に確認してみなければなりません。

ちなみに必ずしも支払側と受取側が同じ銀行で契約している必要はありません。それぞれの取引銀行ででんさいネットへの契約がされていれば、支払いおよび受け取りは可能です。

審査の難易度が高い

でんさいはファクタリングと比べると審査の難易度が高めで、融資の際と同様の審査があります。

取引先の経営状態や債権の信用度以外にも、自社の財務状況や経営状態なども審査されます。割引信用枠の設定や割引料も、自社の信用度によって決まる仕組みです。

ただし銀行などの金融機関は審査が厳しくなっていますが、貸金業者に申し込む場合には、金融機関に比べると審査はさほど厳しくないようです。

手数料がかかる

ファクタリングと同様にでんさいでも、1.5%~5%程度の手数料がかかります。

支払企業と受け取り企業の両方に手数料はかかり、それぞれ手数料が異なります。また決済口座がどの金融機関を利用しているかによっても、異なってきます。例えばA銀行の場合は以下のような手数料となります。

支払企業(発生記録手数料)1件あたり、自行宛ての場合は1件330円、他行宛ては660円
受取企業(決済手数料)1件あたり220円
受取企業

 

(譲渡記録手数料)

1件あたり自行宛てが330円、他行宛てが660円

他、支払いなどの記録が必要なときなど、事務手続きごとに手数料が発生します。

未回収リスクを負わなくてはいけない

ファクタリングとは異なり、手形が不渡りになって決算されないと、未回収分を自社で負担しなければなりません。

でんさいネットでは譲渡人(債権者)が手形の裏書人が遡及義務を負うのと同様に、でんさいの譲渡の際に、保証記録も合わせて記録されるようになっています。譲渡した債権がなんらかの理由で支払い不能となった場合には、手形の裏書人と同様に、譲渡人が未回収の責任を負うことになります。

関係者からの承諾があれば保証なしで譲渡するケースもありますが、一般的に金融機関は、保証なしででんさい割引に応じることはまれです。

ファクタリングを利用すべき?でんさいを利用すべき?

売掛金を支払期日よりも早く現金化したい場合、ファクタリングでんさいのどちらを選べば良いのでしょうか。利用すべきケースをまとめましたので、自社に合った方を検討してください。

ファクタリングを利用すべきケース

事業をしていく中で以下のようなケースに出くわしたら、ファクタリングを検討するのをおすすめします。

  • 急いで現金が必要
  • 未回収の不安を取り除きたい
  • 取引先に売掛債権の譲渡を知られたくない
  • 簡単な審査で現金を調達したい
  • 担保や保証人不要で利用したい
  • 継続して行うわけではない

手軽に素早く資金調達したいときにはファクタリングを選ぶと良いでしょう。審査がさほど厳しくなく、即日の現金化が可能です。

ただしファクタリングは1件ごとに改めて契約が必要になる上、高めの手数料も発生します。このため継続して行うというよりは、本当に必要なときを見極めて利用する方が賢明です。

でんさいを利用すべきケース

でんさいを利用すべきケースとしては以下が考えられます。

  • 手数料を抑えて利用したい
  • 事務手続きを簡略化させて利用したい
  • すでに持っている口座を利用して手続きがしたい
  • 信頼できる金融機関を窓口に利用したい
  • 従来の手形のように利用しつつ、紙の手形のときにあった盗難、紛失の心配を避けたい

ペーパーレスで事務手続きを簡略化させながら手形などのやりとりをしたいときにでんさいは適しています。手数料を押さえながら、売上債権を譲渡したいときにも、でんさいは役立ちます。

ファクタリングの利用を検討しているなら

ファクタリングの利用を検討しているなら

支払期日よりも前に売掛金を現金化したい場合、ファクタリングとでんさいという2つの方法が一般的です。ファクタリングはファクタリング会社との契約で行うことができます。一方ででんさいは金融機関の窓口を訪れたうえで、でんさいネットに登録し、必要に応じてでんさい割引が可能となります。ファクタリングは未回収リスクを自社が負うことがないなどのメリットがあり、でんさいは事務手続きが簡単という良さがあります。

アクセルファクター」は買い取り申し込み額が290億円以上の実績を持つファクタリング会社です。業界に精通したスタッフがサポートするので、初めてファクタリングを利用する場合にも安心です。

以下の記事では編集部おすすめのファクタリングサービスの特長について、わかりやすくご紹介しています。「ファクタリング会社を具体的に知りたい!」という方はぜひご覧ください。

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