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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/10/14 

個人事業主/フリーランス向けファクタリング|即日対応も可能な会社15選

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

「個人で事業を行っているが、急に資金が必要になった」「個人事業主は社会的信用が低いのか、融資やローンの審査に通らない」といった場合に活用したいのが、ファクタリングです。ファクタリングは売掛債権をファクタリング会社に売却して現金化する資金調達法の一つで、企業だけでなく個人事業主やフリーランスでも資金繰りに困った際に活用できます。

本記事では個人事業主、フリーランスにおすすめのファクタリングサービスや、ファクタリングサービスを選ぶ際のポイント、注意したい点などについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次はこちら

個人事業主はファクタリングを利用できる?

個人事業主でも、ファクタリングを利用できます。ファクタリングとは、利用者が持つ売掛債権をファクタリング会社に売却(譲渡)し、売掛先から本来支払われる期日よりも早く現金化できるサービスです。ファクタリング会社は利用者から買い取った売掛債権を売掛先から回収し、手数料を差し引いた金額を利用者に支払います。売掛債権とは、商品やサービスを提供した人が、取引先や顧客などの売掛先から代金の支払いを受ける権利のことで「売上債権」ともいいます。

ファクタリング会社にとって重要なのは、売掛債権がきちんと現金化されるかどうかであるため、個人事業主であっても売掛債権が存在して売掛先の信用度が高い場合には、基本的にファクタリングサービスを利用可能です。ただし、法人に比べて売掛債権の金額が低い傾向にあることなどを理由に、ファクタリング会社から取引を断られる可能性もゼロではありません。個人事業主でも利用できるかどうか、ファクタリングサービスのWebサイトなどで事前に確認しておくとよいでしょう。

個人事業主が利用できるファクタリングサービス15選

ここからは個人事業主が利用できる、15のファクタリング会社をご紹介します。申し込みに必要な書類や入金までのスピード、買取可能額、手数料の目安なども、サービスごとにまとめているので、ぜひ参考にしてください。

※2024年1月時点の情報です。

【個人事業主むけ】優良ファクタリング会社紹介

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サービス名称入金
スピード
手数料買取可能額契約方式
【個人事業主に特化】ラボル【個人事業主に特化】ラボル無料相談はこちら最短30分10%1万円~20万(与信によって増額可)オンライン
ビートレーディングビートレーディング無料相談はこちら最短2時間2%~金額上限なし対面、オンライン
ベストファクターベストファクター無料相談はこちら即日2~20%30万~無制限オンライン・郵送・出張契約・来社契約
アクセルファクターアクセルファクター無料相談はこちら最短2時間2%~30万~上限なしオンライン、郵送、対面
ファストファクタリングファストファクタリング無料相談はこちら即日--オンライン
えんナビえんナビ無料相談はこちら最短即日5%〜50万~5,000万円オンライン、郵送、対面
ベストペイベストペイ無料相談はこちら最短翌日5%~100万~無制限オンライン・郵送・出張契約・来社契約
日本中小企業金融サポート機構日本中小企業金融サポート機構無料相談はこちら最短即日1.5%〜上限・下限なしオンライン
PAYTODAYPAYTODAY無料相談はこちら最短30分1〜9.5%上限・下限なしオンライン
ペイトナーファクタリングペイトナーファクタリング無料相談はこちら最短10分一律10%初回申請可能枠25万円、最大100万円程度まで拡大オンライン

1.ラボル

ラボルは、個人事業主・フリーランス向けサービスに特化しているファクタリング会社です。1万円から利用できるハードルの低さで、手数料も一律10%です。また初期費用や月額費用も一切かかりません。ラボルでは申し込みから入金完了までオンライン上で完結できます。最短30分での資金調達も可能で、24時間365日振り込みに対応しているため、急な資金繰りにも適しています。

独立直後であっても新規の取引先の売掛債権であっても、業種・職種問わず買い取りの対象になる点も特長の一つです。電話や郵送などは一切行われないので、他の人に知られたくない場合にも適しています

\ 相談無料 /

【ラボルのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング
必要書類免許証などの本人確認書類、請求書、取引を示すエビデンス(売掛先とのメールなど)
入金スピード最短30分
買取可能額1万円~必要な金額のみ
手数料一律10%
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン
公式サイトhttps://labol.co.jp/

2.ビートレーディング

ビートレーディングは5.2万社以上の取引実績があり、累計買取額1,170億円を達成しているファクタリングサービスです。(※2023年9月時点)東京・仙台・名古屋・大阪・福岡に拠点を構え、全国対応を行っています。

クラウドサインを導入しているため、パソコンやスマートフォンでのオンライン契約も可能です。売掛金があれば誰でも利用可能なので、多忙な個人事業主の方でも利用しやすいでしょう。最大買取率は98%で、他社で断られた方でも審査に通る可能性があります。ビートレーディングは2社間ファクタリング、3社間ファクタリングだけでなく、これから着手予定の将来債権を活用した注文書ファクタリングも取り扱っています。LINEやAIチャットボットでの問い合わせも受け付けているので、不明な点があったら気軽に相談してみましょう。

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【ビートレーディングのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング・注文書ファクタリング
必要書類債権に関する資料(請求書、注文書など)、2カ月分の通帳のコピー(場合によっては追加資料が必要な場合もある)
入金スピード最短2時間
買取可能額無制限(3万円~7億円までの買取実績あり)
手数料2社間ファクタリング:4~12%程度3社間ファクタリング:2~9%程度
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン・対面
公式サイトhttps://betrading.jp/

3.ベストファクター

ベストファクターは投資コンサルティングや経営コンサルティングも手がける株式会社アレシアが運営するファクタリングサービスです。個人事業主にとってうれしいのは、ベストファクターに「個人向けファクターチーム」があることでしょう。個人向けファクターチームでは、個人事業主それぞれのビジネス環境を分析・調査しその上で資金調達をアドバイスしてくれます。審査の柔軟性も高く、通過率は90%以上です。債務超過である、税金を滞納しているといった状況でも相談できます。必要書類をそろえておくと最短即日の入金も可能で、買取可能額は30万円からです。ベストファクターのWebサイトでは、7つの項目に答えるだけで売掛債権の買取手数料を診断できるシミュレーターも用意されています。

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【ベストファクターのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
必要書類本人確認書類、通帳、売掛先との契約関連書類(基本契約書や請求書、見積書など)
入金スピード最短1日
買取可能額30万円~無制限
手数料2%~(2社間ファクタリングの場合は5%~)
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン・郵送・出張契約・来社契約
公式サイトhttps://bestfactor.jp/

4.アクセルファクター

アクセルファクターは、累計契約数11,000件、申込総額350億円を超える取引実績を持つファクタリング会社です。資金調達を検討している方の事情や状況に合わせて柔軟に対応・審査を行っており、審査通過率は9割を超えています。個人事業主の方はもちろん、他社で断られてしまった場合でも相談に乗ってもらえます。

買取可能額の幅広さと入金スピードも、アクセルファクターの強みです。売掛債権の買取額は30万円から受け付けています。また申し込みから入金まで、最短2時間で入金対応が可能です。審査と見積もりを同時並行するなどの業務効率化により、スピーディな資金調達を目指しています。手数料も2.0%~と低く抑えているのが特長です。2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに対応しています。

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お電話でのご相談はこちら

【アクセルファクターのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
必要書類売掛金が確認できる書類(請求書など)、入金が確認できる預金通帳、直近の確定申告書(所得税または法人税)、代表者の身分証明書など
入金スピード最短2時間
買取可能額30万円~
手数料2%~
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン、郵送、対面
公式サイトhttps://accelfacter.co.jp/

5.ファストファクタリング

ファストファクタリングは、個人事業主はもちろん、事業内容や事業規模などを問わず、売掛金が発生している事業者であれば誰でも申し込めるファクタリングサービスです。大阪に本社を置く株式会社ミラージュが運営するサービスですが、オンライン上で取引が完結するため、全国の個人事業主の方が利用できます。ファストファクタリングの特徴の一つに、2回目の利用移行からは将来債権ファクタリングにも対応している点があります。将来債権とは継続している取引の中で、代金の支払日は決定していないものの将来的に債権が発生する請求権を売却するものです。

例えば1年間、毎月数万円の商品やサービスを提供する契約では、売掛金の入金日が決まっていなくても、おおよその支払い金額が判断できるため、将来債権とみなされるケースがあります。なお、ファストファクタリングは幅広い業種の売掛債権の買い取りも行われていることでも知られています。不動産業や映像制作、小売飲食業、警備業、コンサル業、福祉・介護事業、農林水産業など、どのような業界であっても売掛債権さえ発生していれば相談が可能です。資金調達の現場を経験している専属スタッフが複数在籍しているため、さまざまなお悩みにも柔軟にも対応できます。

\ 相談無料 /

【ファストファクタリングのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング・将来債権
必要書類直近の決算書(確定申告書)、請求書、通帳の写し
入金スピード最短即日(50分~)
買取可能額〜1億円(取引実績により上限なし)
手数料2~5%
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン
公式サイトhttps://fastfactor.net/aseo1/

6.えんナビ

えんナビは24時間365日、土日祝日も対応しているファクタリングサービスです。最短1日で資金調達が可能なため、個人事業主の急な資金需要にも対応しています。手数料は2.5%からで、実績件数は4,000件以上あるファクタリングサービスです。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方に対応しており、ファクタリングの利用を売掛先に知られたくない場合は2社間を、手数料を安くしたい場合は3社間を選ぶなど、都合に合わせて選択するとよいでしょう。対面契約だけでなく、クラウドを利用したオンライン契約や、郵送などの非対面での契約も可能です。また営業スタッフが出張するサービスも行っているため、地方在住の個人事業主の方も利用しやすいでしょう。

\ 相談無料 /

【えんナビのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
必要書類対象となる請求書、3カ月分の通帳
入金スピード最短1日分
買取可能額50万~5,000万円(50万円以下の場合も応相談)
手数料2.5%~
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン、郵送、対面
公式サイトhttps://ennavi.tokyo/

7.ベストペイ

ベストペイは、ベストファクターと同じ株式会社アレシアが運営するファクタリングサービスです。ベストファクターとの大きな違いは、注文書・発注書のスピード買取サービスを行っている点です。

通常のファクタリングでは、商品の納入後、請求書を発行する時点での資金化がメインでした。しかしベストペイは受注時点(注文書・受注書を受領した時点)で資金化が可能です。通常入金に比べると、最大で180日ほど入金サイクルを短縮できるので、運転資金不足などで資金確保を急いでいる経営者や個人事業主の方に選ばれています。

手数料は5%〜ですが、注文書・発注書の内容や取引先の信用力、案件完了までの期間などによって異なってきます。気になる方は公式サイトの買取手数料シミュレーションを利用すると、約30秒で手数料の目安が分かるのでお試しください。

\ 相談無料 /

【ベストペイのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング
必要書類注文書(発注書など)、通帳3カ月分(表紙付き)、本査定申込書
入金スピード最短翌日
買取可能額15万円~1億円(それ以上の場合も応相談)
手数料5%~
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン・郵送・出張契約・来社契約
公式サイトhttps://best-pay.jp/

8.QuQuMo

QuQuMo(ククモ)は、請求書を迅速に現金化できるオンラインファクタリングサービスです。申し込みから審査までオンライン上で全て完結するので、スマートフォンやパソコンがあれば全国どこからでも手軽に利用可能です。個人事業主の方も本人確認書類・請求書・通帳の3点をオンライン申請するだけで、簡単に申し込みができます。

オンライン申請と聞くと不安に思う方もいるかもしれませんが、QuQuMoは弁護士ドットコムが運営・監修している電子契約サービス「クラウドサイン」を利用でき、セキュリティ体制も整っています。申し込みから最短2時間で入金可能な場合もあるため、急に資金が必要なときにも向いているでしょう。手数料は1%からと低く抑えられています。

\ 相談無料 /

【QuQuMoのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング
必要書類保有する全銀行口座の入出金明細直近3カ月分、請求書、本人確認書類
入金スピード最短2時間
買取可能額非掲載
手数料1%~
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン
公式サイトhttps://ququmo.com/

9.日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、中小企業経営力強化支援法に基づき、財務局および経済産業局から認定を受けた支援機関です。ファクタリングはもちろんのこと、融資やM&A、事業承継やクラウドファンディングなど、経営全般に関する相談に幅広く対応しています。法人だけでなく個人事業主も利用が可能です。公共団体が信用度の高い機関として認めており、取引社数は約4,800社、支援総額は113億円の実績がある点も注目ポイントです。

ファクタリングで提供しているのは、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2つです手数料については、さまざまな条件によって変わるため、日本中小企業金融サポート機構のWebサイト内にある「即日調達診断」で確認しましょう。

\ 相談無料 /

【日本中小企業金融サポート機構のサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
必要書類通帳のコピー(表紙付き、3カ月分)、売掛金に関する資料(請求書・契約書など)
入金スピード非掲載
買取可能額下限・上限なし
手数料非掲載
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
契約形式オンライン
公式サイトhttps://chushokigyo-support.or.jp/

10.ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリングは、個人事業主・フリーランス向けオンライン型ファクタリングサービスです。累計申請件数は、20万件を突破しています。

法人も利用可能ですが、初回利用時の買取上限額は25万円までと少額なため、個人事業主の利用が適しているでしょう。ペイトナーファクタリングの特徴は、手間をかけずにスピーディに現金化できる点です。売掛先に送った入金前の請求書をアップロードすると、最短10分で入金してもらえます。なるべく早く現金が必要なときなどに便利でしょう。

\ 相談無料 /

【ペイトナーファクタリングのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング
必要書類freee連携情報、本人確認書類(初回のみ)
入金スピード最短10分
買取可能額初回申請可能枠25万円、最大100万円程度まで拡大
手数料一律10%
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
公式サイトhttps://paytner.co.jp/factoring

11.PAYTODAY

PayToday(ペイトゥデイ)は、オンラインのみで事業に必要な資金を即日調達できるファクタリングサービスです。手軽かつスピーディに現金化ができ、累計申込額は100億円を超えています。現金を最短即日で調達できるのは、AI審査によって即日審査ができるため、法人から個人事業主になりたてで運転資金が足りない方まで幅広く利用できます。事業開始から1年未満であっても申し込みが可能です。

利用方法は無料でアカウントを作成し、必要書類をオンライン上にアップロードするだけです。後はPayToday独自のAI審査システムで買い取りの可否が判定され、最短15分(遅くても24時間以内)でメールにて審査結果が届きます。初期費用や月額費用も無料で、かかるのは手数料の1〜9.5%のみ。分かりやすい料金体系もポイントです。

\ 相談無料 /

【PayTodayのサービス概要】

取り扱いファクタリング 2社間ファクタリング
必要書類 本人確認書類、売却する対象の請求書、直近6カ月以上の入出金明細、昨年度の決算書
入金スピード 最短30分
買取可能額 上限・下限なし
手数料 1〜9.5%
償還請求権の有無 なし(ノンリコース)
公式サイト https://paytoday.jp/

12.日本トラスト

日本トラストのファクタリングサービスは、個人事業主の利用もOKで10万円からの買取対応を実施しているため、少額でも気軽に相談できます。審査通過率は98%という実績があり、他社で断られた個人事業主の方や他社で条件が合わず依頼できなかった方に適しています。手数料は1%からで、他社より少しでも手数料が高ければ、気軽に相談に乗ってもらえるのもポイントです。

2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの両方に柔軟に対応できます。公式サイトに無料相談フォームがある他、ファクタリングが初めての方でも専任のコンサルタントがつきLINEでのやり取りも可能です。不明な点がある場合にも、気軽に相談しやすいでしょう。

【日本トラストのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
必要書類非掲載
入金スピード最短即日
買取可能額10万円~
手数料1%~
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
公式サイトhttps://japantrust.info/

13.トップ・マネジメント

トップ・マネジメントは、2009年の創業以来、55,000件の買取実績を誇るファクタリング会社です。個人事業主・フリーランス・新設法人向けファクタリングサービスがある他、サービスのラインナップが豊富な点がトップ・マネジメントの特徴の一つです。2社間ファクタリングや3社間ファクタリングの他に、見積書・受注書を買い取る発注書ファクタリングなども提供しています。助成金申請とファクタリングを同時にできる公的資金調達支援プログラム「ゼロファク」や、広告業界・IT業界専門の資金調達サービス「ペイブリッジ」、ファクタリングだけでは解決できない問題を解決に導くコンサルティングサービスなども展開しており、さまざまな資金調達の相談を行えるでしょう。

トップ・マネジメントは「顔の見えるファクタリング会社」をコンセプトに、利用者と顔を合わせて信頼関係を築くことを大切にしており、対面でしかできない相談や提案を重視しています。オンライン完結型のファクタリングも提供していますが、対面で相談したい個人事業主の方はトップ・マネジメントを選ぶとよいでしょう。

【トップ・マネジメントのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング、3社間ファクタリング、見積書・受注書・発注書ファクタリングなど
必要書類身分証明書・会社登録簿謄本・印鑑証明書・売掛先との成因資料など(ファクタリングの種類によって異なる)
入金スピード最短即日
買取可能額非掲載
手数料2社間ファクタリング:3.5~12.5%3社間ファクタリング:0.5~3.5%見積書・受注書・発注書ファクタリング:3.5~12.5%
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
公式サイトhttps://top-management.co.jp/

14.OLTA

OLTA(オルタ)は、オンライン完結のファクタリングサービスです。累計申込金額は1,000億円を超え、累計事業者数も1,000億円を突破している実績があります。法人はもちろん個人事業主も利用でき、手数料は2〜9%で買取金額には上限も下限も設定されていません。

OLTAでは対面による審査がないので、全国どこからでも申し込みが可能です。必要書類をオンラインでアップロードするだけで申し込みが完了し、24時間(1営業日)以内に見積もり結果が届きます。見積もりに納得したら、即日または翌営業日には入金されます。

【OLTAのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング
必要書類本人確認書類(免許証、パスポートなど)、収受印付きの確定申告書Bの第一表(今年開業して確定申告をしていない場合は「収受印付きの開業届」)、請求書、事業で使っている全口座の入出金明細(通帳)
入金スピード最短即日
買取可能額上限・下限なし
手数料2〜9%
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
公式サイトhttps://www.olta.co.jp/

15.LINK

LINK(リンク)は、コンサルティング事業などを展開している日本ビジネスリンクスが提供しているオンライン完結型のファクタリングサービスです。個人事業主でも事業開始からの年月を問わず売掛金が発生していれば申し込めます。必要資料をアップロードしたら最短即日での入金も可能です。

AIを活用した「10秒無料査定」を利用すると、申し込みの前におおよその資金調達額が分かります。2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに対応しており、最大1億円までの調達が可能。1億円を超える場合でも事前に相談できます。既にファクタリングを利用していて他社からLINKへの乗り換えを希望する場合には、利用手数料の引き下げなどの提案も行っています。

【LINKのサービス概要】

取り扱いファクタリング2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
必要書類買取対象の請求書、身分証明書、直近の取引入金が確認できる通帳全て・当座通帳照合表(過去6カ月分)、決算書(直近1期分)、取引先との成因資料(基本契約書・契約書・発注書・注文書・納品書・ 支払通知書・請求書など)
入金スピード最短即日
買取可能額~最大1億円
手数料2~14.9%
償還請求権の有無なし(ノンリコース)
公式サイトhttps://jbl-link.com/

個人事業主にファクタリングをおすすめする理由とメリット

個人事業主やフリーランスの方にとって、資金繰りの悩みは常に付きまといます。銀行融資のハードルが高い中で、手軽に現金を得る手段としてファクタリングには特に注目が集まります。

ファクタリングの大きな特徴は、売掛金を早期に現金化できる点にあります。これにより、個人事業主が直面しがちな「すぐに資金が必要」という状況にも柔軟に対応できます。では、他には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

保証人・担保が不要で、利用しやすい

ファクタリングは売掛債権の譲渡による資金調達であり、融資とは異なります。そのため、従来の融資やローンのように保証人や担保を用意する必要はありません。

個人事業主やフリーランスは法人に比べて信用力が低いことが多いため、銀行融資が難しいケースが多々あります。しかし、ファクタリングは売掛金さえあれば利用可能で、個人事業主でも利用しやすく、スムーズに資金調達ができる点が大きな強みです。

信用情報に影響がなく、気軽に利用可能

信用情報とは、クレジットカードの利用状況や申し込み、各種ローンの契約内容や支払い状況などの客観的な取引事実を登録した個人情報のことです。例えば、銀行やカードローンに申し込んで審査に落ちてしまうと、信用情報に記録されてしまい、その後のキャッシングなどにも影響を与える恐れがあります。

融資を受けると、信用情報にその履歴が記録されますが、ファクタリングではその心配がありません。個人事業主にとっては、将来的に銀行融資を検討する際にも影響がない点が安心材料です。また、審査が通らなくても信用情報に傷がつかないため、個人事業主やフリーランスの方も気軽に審査を受けることができます。

スピーディに資金調達ができ、キャッシュフローを安定化

銀行から融資を受ける場合、信用保証協会に保証してもらう「保証付き融資」の審査期間は1週間から最大1カ月程度かかります。銀行のフリーローンも、審査に数日から1週間はかかるのが一般的です。社会的信用度が低い個人事業主の場合、さらに時間を要するかもしれません。

ファクタリングならオンラインで簡単に申し込めて、最短即日で資金を受け取れることもあります。特に、急な支払いに対応するためには、スピーディな資金調達が求められるため、個人事業主にとって大きなメリットです。

税金や社会保険料などを滞納していても利用できる

税金や社会保険料を滞納している場合、通常の融資はほぼ不可能ですが、ファクタリングなら利用可能な場合があります。審査で重視されるのは、利用者自身の信用力ではなく、売掛先(取引先)の信用力です。

ただし、滞納が長期間にわたり、支払い計画を立てていない場合は、売掛債権の差し押さえリスクがあり、審査が通らないこともあります。売掛債権が差し押さえられると、ファクタリング会社は売掛金を回収できません。税金を滞納していて何も対策をしておらず放置している場合は、ファクタリングであっても審査に通らない可能性もあることを認識しておきましょう。

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個人事業主がファクタリングを利用する際の一般的な流れ

1.ファクタリング会社の選定

まず、自分に合ったファクタリング会社を選びます。オンラインでの口コミや評判を確認し、信頼できる業者を選びましょう。手数料や対応スピードも重要なポイントです。

2.問い合わせと事前相談

選んだファクタリング会社に問い合わせ、必要な書類や手続きについて事前に確認します。この段階で、不明点をクリアにしておくことが大切です。

3.必要書類の準備と審査の申し込み

売掛金に関する請求書や契約書、個人事業主であることを証明する書類を準備します。書類が揃ったら、ファクタリング会社に審査の申し込みを行います。審査はオンラインで行われることが多く、迅速に対応してもらえます。

4.審査

審査では、主に売掛先(取引先)の信用力が確認されます。審査は即日で完了することが多く、早ければ当日中に結果が出ます。審査結果に基づいて、取引の可否や条件が提示されます。

5.契約手続き

審査が通過した後、ファクタリング会社との正式な契約を行います。契約内容をよく確認した上で書類に署名します。

6.資金の受け取り

契約が完了すると、指定した銀行口座に資金が振り込まれます。即日入金対応の場合、申し込み当日に資金を受け取ることも可能です。

個人事業主向けファクタリング会社選びのポイント

個人事業主やフリーランスがファクタリング会社を選ぶ際は、ここからご紹介するポイントを確認しておきましょう。

2社間ファクタリングに対応しているか

ファクタリングは、資金繰りが厳しいときや現金がすぐに必要なときに役立つサービスです。ただし売掛先へファクタリングの利用が知られてしまうと、信頼を失う可能性もゼロではありません。

3社間ファクタリングの場合、利用者とファクタリング会社の2社間だけでなく、売掛先の承諾も必要です。そのためファクタリングの利用が確実にバレてしまいます。売掛先にファクタリングの利用を知られたくない場合は、売掛先が関与しない2社間ファクタリングに対応しているサービスを選びましょう。

必要な書類をそろえられるか

個人事業主がファクタリングを利用する際は、基本的には売掛債先権(請求書)と通帳のコピー、身分証明書が必要になることが多いです。

ただし、ファクタリング会社によって利用時に必要な書類は異なります。事前にWebサイトなどで必要書類を確認しておき、全ての書類をそろえられるかチェックしておきましょう。もし早めに資金調達が必要にもかかわらず必要書類が全て用意できない場合は、手元にある書類だけで審査が可能な会社を選ぶとよいでしょう。

すぐに資金を調達できるか

申し込みから入金までにかかる所要時間も確認しておきましょう。急いで現金化したいなら、即日入金対応のファクタリングを選ぶことがポイントです。

なお「最短数時間」「最短即日」という記載があっても、あくまで「最短」の時間であり、場合によっては審査に時間がかかる場合もあります。実際にはどのくらいかかるのか分からないため、まずは問い合わせてみるのがおすすめです。

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個人事業主向けファクタリング会社選びの注意点

個人事業主やフリーランスがファクタリング会社を選ぶ際に注意しておきたいポイントもあります。どのような点に注意すべきか見ていきましょう。

売掛先が法人でなければ契約できない場合がある

前述した通り、ファクタリングでは利用者の信用よりも、売掛先や売掛債権の信用度の方が重要です。利用者が個人事業主やフリーランスでも、売掛先の経営が健全であれば、売掛金の未回収リスクが低いと判断されて審査に通りやすい傾向があります。一方で売掛先が個人事業主の場合、社会的信用の観点から審査に通らないこともあるでしょう。

中には個人間での取引もOKとしているファクタリングサービスもありますが、売掛先が法人でなければ契約できないファクタリング会社が多いのが現状です。

手数料は下限よりも上限が採用されることが多い

ファクタリング会社が公表している、手数料の表記に対しても注意が必要です。ファクタリング会社の多くは「2〜12%」など、手数料の下限と上限を設定しています。特に初回利用の場合、手数料は下限ではなく上限設定が適用される可能性が高いと認識しておきましょう。

また売掛債権の額面が少額の場合も、手数料が高くなるケースが多いです。手数料の詳細を知りたい場合は、ファクタリング会社に問い合わせてみましょう。

買取金額には下限と上限がある

手数料だけでなく、売掛債権の買取金額にもファクタリング会社ごとに下限と上限があります。例えば売掛金が10万円の場合、買取可能額の下限を30万円前後と定めているファクタリングサービスは利用できません。

買い取ってもらいたい売掛債権が検討しているファクタリングサービスの買取金額の範囲に収まっているかどうか、事前に確認しておきましょう。

リコースファクタリングは避ける

リコースとは「償還請求権」のことで、債務を返済する権利のことです。ファクタリングでは償還請求権がある契約を「ウィズリコースファクタリング」、償還請求権がない契約を「ノンリコースファクタリング」と呼び分けます。

ファクタリングを利用する場合は、償還請求権のないノンリコース契約を選びましょう。ウィズリコース契約だと、万が一、売掛先が倒産するなどしてファクタリング会社が売掛金を回収できなくなった場合に、利用者に支払い義務が発生してしまいます。

ノンリコース契約では売掛先が倒産しても、利用者に売掛金相当額を支払う義務はありません。損失はファクタリング会社が負担するため、ノンリコース契約できるファクタリング会社を選ぶとよいでしょう。

債権譲渡登記が必要な場合は即日入金が難しい

急いで資金調達をしたい場合は、債権譲渡登記の有無についても確認しておきましょう。債権譲渡登記とは、売掛金などの金銭債権を譲渡する際に利用される登記手続きのことです。債権の二重譲渡などを防ぐため、権利関係をはっきりさせるために債権譲渡登記所(法務局)で登記が行われます。

2社間ファクタリングでは、債権譲渡登記が必要になることもあります。登記が必要な場合、その分時間がかかるため、即日入金は難しくなるでしょう。急ぎで資金調達をしなければならない個人事業主は、3社間ファクタリングを利用するか、債権譲渡登記がないファクタリングサービスや登記を留保できるファクタリングサービを選ぶのがおすすめです。

悪質なファクタリング業者に注意する

ファクタリングサービスを手がける会社の中には、ファクタリングを装う悪徳業者も存在しており、金融庁も警鐘を鳴らしています。(※)

悪徳業者を選んでしまうと、不利な条件で契約させられる、相場よりも高額過ぎる手数料を請求される、担保を要求されるなどの被害に遭う恐れがあります。ファクタリングを利用する前には複数のファクタリングサービスを比較検討して、少しでもおかしいと感じたサービスの契約はやめるようにしましょう。

※参考: 金融庁. 「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

まとめ

ファクタリングは、個人事業主やフリーランスでも利用できる資金調達方法です。資金繰りに困ったり現金が必要になったりした場合は検討してみてください。本記事でご紹介した通り、個人事業主が利用できるファクタリングサービスは豊富にあります。各ファクタリングサービスの特徴や強み、手数料などを確認して、自分に合ったものを見つけましょう。

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