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SFA JOURNAL by ネクストSFA

従業員満足度(ES)を解説!満足度を上げるメリットや取り組みを紹介

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

たむら
たむらさんしっかりしている人
・趣味:ゴルフ、DJ
・的確なコンサルでクライアントからの信頼が厚い
・感情は子宮に忘れてきたらしい
もり
もりくん田村さんの後輩
・趣味:海鮮、テレビゲーム
・どこにでもいる普通の平社員のクローン。

もり
従業員満足度という言葉があるんですね。
もりも従業員ですし、ぼくの満足度を会社には高めてもらいたいものですね。
退職しちゃいますよ。

田村さん
もりくんとしては、どうしてほしいの?

もり
週休7日にしてもらえたら、満足度は最高になると思います。

田村さん
もはやそれ従業員じゃないよ。

もり
わかりました。なら、週休6日でも構いません。
田村さん
そうかい。
もりくんの満足度をあげるのはとても難しいことがわかったよ。
とにかく従業員満足度について解説しますね。

働き方改革など、働く環境に関しての関心が高まってきています。少子高齢化問題もあり、従業員の確保に苦労している企業や、今後の企業が心配と思っている方は少なくないのではないでしょうか。
 
今回は、従業員と企業の双方に関係してくる「従業員満足度」についてお伝えします。従業員満足度について理解し、従業員と企業のより良い関係づくりを目指しましょう!

従業員満足度とは?ESとは?

「従業員満足度」とは、従業員が企業や職場環境に対して満足しているかを示したものです。英語では「Employee Satisfaction」と書かれ、頭文字を取ってESとも呼ばれています。従業員満足度を示す項目は、労働時間や福利厚生などの働く環境だけではなく、さまざまな項目が存在します。

・企業理念やビジョンへの共感
・企業の将来性
・職場の人間関係
・仕事内容
・目標設定
・報酬
・福利厚生

などがあげられます。
 
多くの企業では、従業員満足度を定期的に調査することで企業の現状把握を行い、今後の展開における重要なデータとして活用しています。

田村さん
個人によって満足する要素は異なるから、多角的な項目から判断するのが基本だよ。

もり
もりみたいに、極力働きたくない人もいれば、
仕事をバリバリしたい人もいますもんね。

田村さん
いや、ちょっとはがんばろうよ。

なぜ重要?従業員満足度を上げるメリット

では、どうして従業員満足度の調査は必要なのかというと、従業員満足度を上げることによって企業側も大きなメリットがあるためです。ここでは、そのメリットを紹介します。

生産性やモチベーションUP

1つ目は、生産性の向上と社員のやる気UPというメリットです。
 
例えば、頑張った分がしっかり成果がでる、相談しやすい上司や頼れる先輩、競い合える仲間がいる環境は、モチベーションが保ちやすい職場なのではないでしょうか。このように、目標設定や職場の人間関係に満足している従業員は、積極的に業務を行うようになります。
 
積極的な業務は、効率的な作業や円滑な社内コミュニケーションを生み、結果として企業の生産性の向上につながります。

業務への積極的対応 → 効率や生産性・業績の向上 → 成績や待遇に還元

このように、プラスの循環が生まれるメリットがあります。

もり
ぼくの生産性が低いのは満足度のせいだったんですね。

田村さん
生産性が低い認識はあるんだね。
でも、なんかもっと違う背景がある気がするよ。

人材の定着率UP

2つ目は、人材の定着率が向上するというメリットです。
 
長く働きたいと思う環境や、満足できる待遇、充実した福利厚生、サービス内容の魅力、社内・社外からも魅力的に感じるブランディングは、人材の確保に大きく貢献します。
 
労働人口の減少が懸念されている現在では、優秀な人材の確保や流出阻止が重要な課題です。また、終身雇用制度がくずれ、転職が当たり前という風潮が強くなっている状況では、より良い環境の企業にすることにより求職者との接点も自然と増えていきます。
 
さらに、人材の確保や優秀な求職者との接点増加により、人材の確保を行うと採用のコストが削減できますので、その分業務改善や新規事業、福利厚生などにあてられることができます。

従業員満足度が高くなる → 人材の定着率が向上する → 求職者が増え優秀な人材をさらに確保できる → 業績が上がり従業員に還元

このように、プラスの循環が生まれるメリットがあります。

もり
やっぱ、不満がある職場ならいずれ辞めちゃいますよね。

田村さん
そうだね。もちろん満足度が高くても退職するケースはあるんだけど
確率は下がるからね。

顧客満足度UP

3つ目は、顧客満足度が向上するというメリットです。
 
モチベーションが上がった従業員は、業務内容を深く理解することに努めます。結果、従業員の知識や経験も増えるだけでなく、質の高いサービスを提供できるようになります。また、人材の定着率が上がった職場は、退職による引き継ぎや担当変更によるサービスの変化が起こりづらく、品質向上につながります。
 
さらに、ベテラン社員が増えることで、若手社員への教育やサポートも手厚くできます。また、優秀な社員が増えれば更なる事業拡大へつながり、顧客への接点を増やすことで、より多くの顧客へ質の高いサービスを提供できます。従業員満足度が上がることにより、業務やサービスの質が高まるだけでなく、顧客満足度も高められます。

従業員満足度の向上 → サービス品質の向上 → 企業知名度・業績の向上 → 従業員に還元

このように、プラスの循環が生まれるメリットがあります。

もり
従業員満足度が高ければ顧客にもいい効果があるんですね。最高じゃないですか。
田村さん
そうだね。プラスの循環が生まれれば、
結果的に、業績にもいい影響を与える可能性があるよ。

従業員満足度が低い企業はどうなる?

従業員満足度が低い企業の従業員は、自発的な行動が少なくなります。言われたことしかしない、コミュニケーションをとらなくなる、ミスが発生したときに連携が取れずに大炎上してしまう、このように悪循環に入ってしまいます。すると、離職率も上がり、従業員の負担も増えてしまい従業員満足度は低くなる一方です。
 
また、従業員満足度を向上させようと現場が望んでいない施策を行うことも、かえって業務が負担になったり、作業の混乱をまねくことになり危険です。

 例)業務改善、効率化を行わずに残業時間の強制的な削減をする
                 → 家に持ち帰って仕事、隠れて残業
   電話番や相談窓口を考慮しないフレックス制度の導入
                 → 対応人数に偏りができてしまい一部の従業員の負担が増加
もり
この他にも社内のレクリエーションとして、旅行とか飲み会を企画しても
却ってプライベートの時間を拘束しすぎて逆効果になることとかありますよね。
田村さん
そうだね。自由参加でなく強制的に参加とかにしちゃうとあるかもね。
ただ、そのレクリエーションで満足度が上がる人もいるだろうから。
もり
え、じゃあどうすればいいんです?みんな考え方は違うじゃないですか。
田村さん
なので、従業員がどういうマインドで、どういった施策を望んでるかを調査する企業が多いよ。そこから最適な取り組みを考えていくようにするために。

従業員満足度向上への取り組みや調査方法を紹介

従業員満足度を上げることが企業にとっても重要であることを説明してきましたが、ではどうすれば満足度は向上するのか、その調査方法を紹介します。
 
まず初めに、従業員満足度の調査は1回やってはい終了、、、ではありません。継続的かつ定期的に調査を行い、各項目数値の変化や従業員の要望や考え方の動向を長期的に確認していくことが重要です。
 
調査方法としてはアンケート形式が多いですが、何の前触れもなく企業側から「アンケート答えて」と言われると従業員は警戒してしまいます。不満を書いたら待遇を悪くされてしまうのではないか、回答を公表されてしまうのではないか、と不安を持ちながらアンケートを回答させても、本来の回答とは大きく違うものになってしまいます。アンケートの意図、集計後のデータ、集計後の企業側の対応などを従業員にしっかりと伝えましょう。
 
調査する項目は、冒頭でもお伝えした通り、下記の項目が例としてあげられます。

・企業理念やビジョンへの共感
・企業の将来性
・職場の人間関係
・仕事内容
・目標設定
・報酬
・福利厚生

これらの満足度合を選択式でとる企業が多いです。また、要望や現状への不安などを自由記述で回答してもらうと、企業側が把握できなかった問題点や気づきがでることがあるのでおすすめです。

従業員満足度が向上した事例

もり
え、他の会社の事例を教えてくれるんですか。
うらやましくてその会社に行きたくなっちゃうじゃないですか。
田村さん
もりくんが働きたいところで働きなよ。
もり
なんて冷たいんですか。そこは止めるとこですよ。

では、実際に従業員満足度の向上に成功した事例をいくつか紹介します。

休暇を取りやすい環境づくり「株式会社ラクーンホールディングス」

日本では、休暇が取りづらい環境が問題視されていますが、こちらの企業では社員が休暇を取りやすくする環境づくりに努めています。夏季休暇を7~9月の間好きな時期に取得できたり、定例会議を火曜日~木曜日に設定し、金曜日・月曜日に休暇を取りやすくし連休として活用できるようにしています。
 
その他にも、リモートワークの導入や通勤時間を配慮した取り組みもされており、さまざまな視点から働きやすい環境をつくっています。
 
参考:https://www.raccoon.ne.jp/company/csr/labor_environment.html

適材適所を目指す「株式会社サイバーエージェント」

多様な部署が存在する同社では、社内から「他の部署が何をやっているのかわからない」という声があがってきたといいます。持っているスキルや希望職種が、部署が把握できないことにより活かせない・叶えられないという従業員がいる一方、部署側からも「こういう人材が欲しいけど、社内にアピールする手段がない」と相談があったことから社内版求人サイト「キャリバー」を導入しました。
 
キャリバー導入により、他部署への理解が向上されたこと、スキルを活かしたポジションの獲得などが活発に行われるようになりました。
人材の確保や定着率に大きく貢献した取り組みとなっています。
 
参考:https://hrnote.jp/contents/b-contents-composition-carryber-0329/?_ga=2.46386343.1001174625.1589972513-986076784.1589879900

まとめ

これからの日本にとって需要な問題である「少子高齢化」「労働人口の減少」に大きな対策になるであろう従業員満足度について紹介しました!
 
従業員への対応が巡り巡って企業の成長に関わってくる大事な指標ですので、一度自分の企業や職場を振り返ってみる機会をつくってみてはいかがでしょうか。

SFAは活用されてこそ意味がある

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