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更新日:2023/01/16 

リテラシーとは?意味や正しい使い方を解説

みなさんは「リテラシー」の意味を正しく理解したうえで活用できていますか?
もしかしたら勘違いで、全然違う意味で使っているかもしれません…
今回はそんな「リテラシー」の正しい意味と使い方を解説します!

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リテラシーとは

まず、リテラシーは英語の「literacy」からきており、意味は「読み書きの能力」になります。
参考:Weblio英和・和英辞典

日本の場合は「読み書きの能力」という意味で使われることはほとんどなく、ある特定の分野に関する知識や理解能力のことを言います。
また、その知識や能力を有効活用する能力などの意味合いで使われることもあります。

リテラシーの使い方

リテラシーは一般的に下記のような使われ方をします。

私は日常会話でも結構耳にします。
後半2個を言われたことがある方は、もうちょっと勉強しましょう。(いないですかね…)

リテラシーは単体でも使われますが、「IT」や「情報」など特定の分野名とくっつけて使われるケースもよく見かけます。
その場合は、分野ごとの知識や理解、活用する能力のことを指します。

リテラシーの種類

◯ ITリテラシー
通信・ネットワーク・セキュリティ・コンピューター・SNSなど、インターネットに関する知識や情報を正しく理解し、活用できる能力。

◯ 情報リテラシー
適切な情報を収集し、収集した情報を自身の目的のために正しく利用するための能力。

◯ メディアリテラシー
新聞やテレビなどの内容を読みとりメディアが伝えたい本質や与える影響に関しての正確な知識を身につけて利用するための能力。

◯ 金融リテラシー
株式、保険、投資信託などの各種金融商品やお金やお金の流れに関する知識を有し、お金との付き合い方について適切に判断する能力。

◯ ヘルスリテラシー
健康でいるために必要な情報を収集し、医療や体のしくみを適切に理解することで、収集した情報を利用するための能力。

リテラシーとコンピテンシーの違い

リテラシーと混同されやすい言葉に「コンピテンシー」という言葉があります。
こっちはリテラシーよりも「よくわからないワード認定」している方が多いんじゃないでしょうか?
コンピテンシーは直訳すると「能力」「適正」になります。

参考:Weblio英和・和英辞典

一見すると似たような意味ですが、ビジネスで使う際は全然違うので注意が必要です。
コンピテンシーは「高い業績や成果につながる行動特性」を指します。

「知識」の意味合いが強いリテラシーに対し、コンピテンシーは「行動」特性です。
端的に言うと知識や能力を活用する能力、といったところでしょうか。

因みにコンピテンシーは職務の評価にも使われています。
チームワークや積極性などの成果につながる行動基準(コンピテンシーモデルと言います)を設けて、行動と照らし合わせて評価します。
行動の一例を考えてみましょう…

  • アポの前に必ず行うシミュレーション
  • 毎日早起きして行う一日の業務整理
  • 好印象となる元気な挨拶
  • 円滑な業務遂行のため、常に意識しているビジスマナー

上記のような行動をモデルに当てはめていくわけですね。
このように、成果につながる「行動」を示すのがコンピテンシーになります。

まとめ

「リテラシー」、正しく使えていましたか?
私はリテラシーについて最初に調べた時、「思ったより広いんだなー」という印象でした。
※知識や理解力、情報の活用能力など色んな意味で使えるので

どの仕事でもきっと、リテラシーは求められます。
「君、リテラシーがねぇ…」みたいに言われないよう、頑張っていきましょう!
自分に必要なリテラシーが身に着けば、きっと仕事がもっと楽しくなるはずです。

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横綱
横綱この記事の執筆者

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