更新日:2023/02/10
ロジックの意味とは?類義語・対義語を抑えて正しく活用しよう
【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬
普段の会話やニュース番組で「ロジック」という言葉に触れる機会が多いことでしょう。
しかしながら、いざ「ロジック」の意味を熟知して使いこなせているかと言われると少し自信ないですよね。
ここでは「ロジック」の意味と活用シーンを例文とあわせて紹介しながら、類語と対義語について解説していきます。
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この記事の目次はこちら
ロジックとは?
ロジックの意味
「ロジック」の意味は「論理」「論法」「論理学」「議論のみちすじ」などを表します。
日常やビジネスシーンにおいて多く使われているのは「論理」としての「ロジック」になります。
話や文章に筋道を立てる「ロジック」は、円滑なコミュニケーションを取るために必要とされています。
ロジックの語源は?
「ロジック」の語源は英語の「logic」です。
また「logic」の語源はギリシア語の「logos(概念、論理、理論、思想)」です。
「logos」という単語にも”言葉”や”理性”という意味があり、「ロジック」のルーツになっていることが分かります。
ロジックの類義語・対義語
ロジックの類義語
「ロジック」の類義語には”理屈”、”筋道”などが挙げられます。
例えば、下記のように「ロジック」を置き換えても意味が通じるようになっています。
- どのようなロジックで戦略設計したのか
- どのような理屈で戦略設計したのか
- どのような筋道で戦略設計したのか
共通して「処理の内容や手順」という意味が含まれていることが分かります。
ロジックの対義語
「ロジック」の対義語には”滅茶苦茶”、”支離滅裂”などが挙げられます。
「滅茶苦茶」とは「まったく筋道が通らないこと。度外れなこと。」を指す言葉です。
同様に「支離滅裂」とは、「統一がなく、ばらばらに乱れている状態。」を指す言葉です。
「支離滅裂な説明」「滅茶苦茶な言い訳」といった使い方をします。
どちらも論理の道筋(ロジック)が通っていない説明や意見、発言や行動に対して使う言葉です。
使い方・例文
ロジックを使うシーン・会話例
ここまでは「ロジック」の意味を確認していただきましたが、「ロジック」という言葉は実際に生活の中ではどのように使用するのでしょうか。
それでは「ロジック」の活用シーンと会話例を合わせて確認していきましょう。
論理として使う
「ロジック」は名詞で使う場合、「論理」という意味を持ちます。
そのため、「論理」を表す使い方をするとき、「ロジック」単体で使ったり「〇〇のロジック」と詳しい説明の後に付けたりして使います。
<例文>
ロジックに沿った戦略設計を行う。
IT用語として使う
プログラミングの中で「ロジック」を使う場合、
プログラム処理の内容や手順を表す言葉になります。
プログラムが上手く作動する道筋を作ることから「ロジック」を使います。
<例文>
正しいロジックを組んでプログラミングを行う。
ロジカルに変化して使う
「ロジック」は名詞ですが、
「ロジカル」へと変化すると形容詞として使います。
「ロジカル」は「論理的」を意味し、
「ロジカルな〇〇」といった形で表現します。
<例文>
なぜ〇〇という目標を立てたのか、ロジカルに説明すべきです。
ロジックツリーを用いた問題解決
「ロジック」をより実践的に活用するために有効な方法として「ロジックツリー」があります。
それでは「ロジックツリー」とは何なのか、活用する上でのポイントを確認していきましょう。
ロジックツリーとは?
「ロジックツリー」とは、問題の原因解明や、解決策立案のために、
問題を論理的に関連した要素ごとにツリー上に分解したものです。
「ロジックツリー」を使うことで一見難題と感じる事も、
一歩一歩論理に基づいて分解を続けていくことで、
最終的には必ず原因や解決策を見出すことが出来ます。
ロジックツリーの作る上でのポイント
「ロジックツリー」を作る上で、
下記3つのポイントは必ず抑えておきましょう。
- 問題を各レベルごとに漏れ、重複なく分ける
- ツリーの末端が具体的な行動に結びつくまで右に増やしていく
- 具体的な原因・行動が大本の問題と論理的に関連しているか確認する
ロジックツリーは汎用的かつ実践的な技術です。
身に付けることで物事を論理的に問題を解決する糸口を見つけ出すことができます。
まとめ
「ロジック」は「論理」「論法」「論理学」の意味があり、
特にビジネスシーンで用いられる使用頻度の高い言葉です。
仕事の進め方や計画の説明などにおいて、
筋道の通った考え方や思考を示すのが「ロジック」となります。
また、ビジネスシーンでは高い頻度で「ロジック」が求められます。
「ロジック」を実践的に活用するための「ロジックツリー」の使い方もこの機会に覚えておきましょう。
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りいりこの記事の執筆者