東証スタンダード上場企業のジオコードが運営!営業組織を強くするWebマガジン

更新日:2024/01/29 

マーケティングオートメーションはコンサルに頼るのが結果を出す近道! おすすめツールも紹介

【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者
渡辺 友馬

MAツールはマーケティングを効率化します。しかし、ツールを活用できる自信がなく、導入をためらっている企業も多いのではないでしょうか。実際、初めてMAツールを導入した企業には、効果を実感できない、機能を使いこなせないなど、課題を抱えているところが多く見られます。

MAツールを活用するためには、コンサルタントサービスがあるツールの導入がおすすめです。本記事では、MAツールによくある課題や、課題を解決する方法を解説します。コンサルタントサービスがあるおすすめツールも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

★記事特典
【無料】MAツール比較表のダウンロード資料をご用意いたしました!

世にあるMAツールの中から厳選した商材を掲載した比較表を無料資料としてご用意いたしました。一覧で比較できるので効率的に情報を収集することが可能です!
比較項目は、上場/未上場、初期費用、サポート費用、使いやすさなどの基本情報に加え、SFA、MA、CRM機能、AI機能搭載の有無などを掲載。情報収集にお時間が取れない担当者様はぜひダウンロードしてみてください!

MA(マーケティングオートメーション)導入後のよくある課題

MAツール導入後のよくある課題は、以下のとおりです。

  • 効果を実感できない
  • 機能を使いこなせない
  • スコアリングが機能しない
  • コンテンツが足りない

社内にMAツールに詳しい人がいなければMAツールを活用できない恐れがあります。また、「マーケティングオートメーション」といってもコンテンツ作成などには人の手が必要です。人的リソースに余裕がない企業も、本当に運用できるかよく検討した方がよいでしょう。

効果を実感できない

どれだけ優れたMAツールでも、適切に運用できなければ効果を得られないと理解しておきましょう。MAツールで効果を実感するまでには、商品やサービスの対象となるペルソナ設定、カスタマージャーニーマップなどを考える必要があります。また、運用しながら効果測定しつつ、改善を繰り変えしていかなければなりません。

見込み客が少ない企業も、MAツールの効果を実感できない場合があります。見込み客が少ない状況でMAツールを導入しても、アプローチをかける対象はわずかです。見込み客を増やしてからMAツールを導入するプランも検討してください。

機能を使いこなせない

MAツールには、マーケティングを自動化する機能が多数搭載されています。しかし、高度な機能を使いこなせる人材がいなければ、MAツールを活用できません。

例えば、多くのMAツールにはメール配信機能が搭載されており、定期的に個人に合わせたコンテンツを配信して見込み客を育成していきます。しかし、適切なタイミングでメールを自動的に配信するには、「誰に」「何を」「いつ」配信するかについて、事前に人の手でシナリオ設定しておく必要があります。

スコアリングが機能しない

スコアリングがうまくできていない企業も、MAツールを活用できません。スコアリングとは、「営業活動が成功する確率の高い見込み客を可視化すること」です。MAツールのスコアリング機能が正常に機能していれば、営業活動を効率化可能です。

ただし、スコアリング機能がうまく機能するかは、「点数を付ける基準」にかかっています。スコアリング機能に設定されている項目の意味を理解して、適切な基準を設定できる人材がいなければ、MAツールの運用は難しいと考えられます。

コンテンツが足りない

コンテンツの種類が足りないと、見込み客に合わせたアプローチができません。見込み客の属性や育成状況によって、受け入れられるコンテンツは異なります。自社の商品やサービスに関する内容にこだわらず、見込み客が興味を持ちそうな内容について多種多様なコンテンツを用意しましょう。

また、コンテンツの質も重要です。質のよいコンテンツでなければ、離脱されたり商品やサービスの印象を損ねたりして、見込み客の購買意欲を高められません。

ツール導入後の課題を解決する方法

これからMAツールを導入する企業に向け、導入後のありがちな課題を解決する方法を解説します。自社の課題や目的を明確にして、必要な機能やサポートが用意されているMAツールを選びましょう。また、MAツールのノウハウがない企業には、コンサルタントサービスを受けられるベンダーがおすすめです。

改めて要件定義を行う

MAツール導入における要件定義とは、自社がツールに求める機能や使い方などを明確にしておくことです。自社の課題を分析して、課題解決に導いてくれるMAツールの要件を検討しましょう。

要件が明確でなければ、MAツール選びで重視するポイントが分かりません。同じ業界内での実績が多い、知名度が高い、などの印象で導入するツールを決めると後悔する恐れがあります。自社に合うMAツールを選ぶために、改めて要件定義を行いましょう。

自社に合っているMA(マーケティングオートメーション)ツールか再度確認する

要件定義をしても、機能や使い勝手を確認しなければMAツールの導入に失敗する場合があります。

「これだけ機能があるから、きっと自社の課題をかなえてくれるだろう」と、導入するMAツールを安易に決めると、「使いこなせず費用対効果が悪い」「求めていた機能が搭載されていなかった」と後悔するかもしれません。

無料トライアル期間で使用感を確かめたり、導入サポートがしっかりしているベンダーを検討したりして、自社に合うMAツールを選びましょう。

ベンダーによるコンサルが受けられないか確認する

ベンダーによっては、コンサルタントサービスを受けられるところがあります。マーケティングやMAツールに詳しくない企業ほど、親身になってコンサルしてくれるベンダーがおすすめです。

コンサルのレベルや、サービス提供にかかる費用はさまざまです。また、導入時のみコンサルしてくれるベンダーもあれば、運用もサポートしてくれるベンダーもあります。しっかりフォローしてもらえるように、コンサルタントサービスの詳細を確認しておきましょう。

コンサルが受けられるMA(マーケティングオートメーション)ツール6選

コンサルが受けられるMAツールのベンダーを紹介します。それぞれが提供、導入支援するMAツールや、コンサルタントサービスの内容や料金などを解説するので、自社に合うベンダーを探してみましょう。

ネクストSFA

ネクストSFA

ネクストSFAはMA・CRM機能を搭載したSFAツールで、リード獲得から顧客管理まで一貫して活用できます。マーケティング機能には、メール配信・シナリオメール・アクティビティログ・スコアリングなどが搭載されています。ネクストSFAは、無料で何度でも受けられるサポートが強みです。

Web会議や電話、チャットなど複数の手段で、MAツールの使用方法や、ヒアリング結果をもとにした自社に合う設定についてアドバイスをもらえます。また、運用開始1カ月後に専任担当者による状況確認があり、必要に応じて設定が変更されます。より便利な利用方法や、他社事例も教えてもらえるため、効果的に活用できるでしょう。

基本料金は月額5万円(10ユーザーまで)で、それ以上は1ユーザーあたり4,000円発生します。また、MA機能を使うには、別途3万円が必要です。

MAJIN

GENIEE MA(旧:MAJIN)は、BtoB、BtoCのどちらにも使えるMAツールで、リード管理・配信・レポートなどの機能が搭載されています。

メール、LINE、SMS、Web/アプリ、プッシュ通知など配信チャネルが豊富にそろっているので、ターゲットに合わせて適切な方法でアプローチをかけられます。既存ツールと連携でき、特に同社のGENIEE SFA/CRMと連携すると、マーケティングと営業間の情報共有がスムーズです。

GENIEE MAは国産のツールで、導入時の支援やコンサルが充実しています。オンラインサポートは無料ですが、コンサルを受ける場合は基本料金の10万円とは別に費用がかかります。

BowNow

BowNowは、フリープランから始められるシンプルな設計のMAツールです。必要最低限の機能から始められ、スムーズに操作を習得できます。豊富な実績で培ったノウハウをテンプレートとして提供してもらえるため、設定に迷う必要がありません。

なお、有料になりますが、BowNowのコンサルプランは、自社の課題に合わせて「ノウハウ」「コンテンツ」「体制強化」を組み合わせた施策を実施し、成果の最大化を行います。コンサルプランでは、営業部門を対象とした説明会、研修会の実施やインサイドセールスの立ち上げ支援、電話代行サービスなどを受けられます。

テラスカイ

テラスカイは、Salesforceが提供するMarketing Cloudの導入・運用支援をサポートしてくれるベンダーです。Marketing Cloudは、SNS、メール、店舗アプリなど、さまざまなチャネルの顧客情報を一元管理でき、マーケティングの効率を高めます。AIを搭載した分析機能により、費用対効果も期待できるでしょう。

テラスカイは、Salesforce関連製品の導入実績が豊富です。これまでの実績によって培ったノウハウを活用し、Salesforce製本同士をスムーズに連携します。また、専門チームが自社のビジネス状況をヒアリングして、それぞれの企業ごとに最適なシステムを提案します。

DECA MA

DECA MAは、BtoC向けのMAツールでLINEを活用したマーケティングにおすすめです。LINE認定パートナーとして豊富な実績があり、サイト内ポップアップやLINE広告、通知メッセージなど、LINEならではの機能を活用して見込み客を効果的に獲得できます。

DECA MAは、ビジネス・マーケティング領域、データ領域、エンジニアリング領域の専門家が一丸となって、MAツールを活用したマーケティングをサポートします。戦略設計・初期構築・運用代行までワンストップでサポートし、スポットでの依頼も可能です。

カスタマーリングス

カスタマーリングスは、EC事業や、BtoC向けのMAツ-ルです。「1人の顧客」を深掘りして分析して、顧客体験を高めてリピート率やLTV(顧客生涯価値)を高めます。スムーズに導入できるように、カスタマーリングスでは、導入前支援・初期設定・初期支援・運用定着支援の4ステップで長期間サポートしてもらえます。

導入前支援・初期設定で受けられる内容は、初期設定のサポートや、ツールの操作トレーニングなどです。本格的に運用が始まってから3カ月間は、専任担当者との定例ミーティングが開催され、以降も必要に応じて、オンラインサポートや勉強会を活用できます。

コンサルが受けられるMA(マーケティングオートメーション)ツールを選ぶ理由

すでに多くの企業がMAツールを活用しています。MAツールは、獲得した見込み客のリスト化、育成、商談成立に至るまでのプロセスを効率化します。MAツールを活用しないまま企業活動を続けると、競合に差をつけられるかもしれません。

コンサルが受けられるMAツールを選ぶメリットを紹介するので、MAツールの導入から運用までサポートしてもらいましょう。コンサルが受けられるMAツールを選ぶ理由を解説します。

運用までのサポートを受けられる

運用方法が悪ければ、MAツールは真価を発揮しません。コンサルを受けると、課題解決に向けてKPIやKGIを設定できているか、スコアリングやシナリオ設定に問題はないかなど、詳しくアドバイスしてもらえます。

また、各ベンダーのコンサルタントは、MAツールが取得したデータについてもアドバイスしてくれます。豊富なノウハウを持つコンサルタントのアドバイスを聞き入れると、MAツールの機能を十分に活用できるでしょう。

導入から運用までがスピーディー

通常だとMAツールの運用を軌道に乗せるには時間がかかりますが、コンサルを受けるとスピーディーに運用を始められます。早く運用し始めるほど、効果を感じられるまでの期間を短縮でき、導入費用を速やかに回収できます。MAツールを導入してから運用するまでに準備しておくことを、一部、以下に示しました。

  • アクセス権限の設定
  • 既存システムとの連携設定
  • 見込み客のデータ登録
  • トラッキングコードの埋め込み
  • 各種設定

このように、MAツールを運用するまでには、数々の準備が必要です。コンサルを利用して、スムーズに運用にこぎ着けましょう。

効果が実感できる

コンサルを受けられると、MAツールの効果を実感できます。コンサルサービスのないベンダーでも、ツールの操作方法ならアドバイスしてもらえるでしょう。しかし、マーケティングの成果を上げるには、マーケティングを専門とする人に聞いた方が効果的です。

自社に合うマーケティング施策を提案してくれて、PDCAを回してくれるコンサルがいると、MAツールを存分に活用できます。

コンサルタント側に得意不得意があるため注意

マーケティングに限りませんが、コンサルタントにはそれぞれ専門分野があります。コンサルタントが得意とする業界が、自社に合っているか調べておきましょう。

また、アドバイスを受けられる範囲も確認してください。MAツールの導入・運用に関して、コンサルタントにアドバイスをもらえる主な内容を、以下にまとめました。

  • MAツールの初期設定・メンテナンス
  • 導入前のKPI・KGIの設計
  • カスタマージャーニーマップの作成
  • ペルソナ設定
  • SNS投稿やWebサイト、メールマガジンで掲載するコンテンツの作成
  • MAツールに合わせた業務フローの見直し

ベンダーやコンサルタントの多くは実績を公表しているので、確認しておきましょう。

コンサルを利用して確実に結果を出そう

マーケティングオートメーションに取り組む際は、コンサルを利用できるベンダーを選ぶと結果を出しやすくなります。MAツールの導入後に、多くの企業は、効果を実感できない、機能を使いこなせないとなどの課題を抱えています。コンサルを受けられるベンダーを選んで、課題を解決しましょう。

コンサルを受けられるベンダーを利用すると、MAツールをスムーズに運用でき、効果を早急に実感できるようになります。ベンダーを選ぶときは、MAツールそのものに加え、コンサルタントの得意とする業界やサポートしてくれる範囲を調べ、自社に合うところと契約しましょう。

おすすめMAツールについては、こちらの記事も参考にしてください。

SFAは活用されてこそ意味がある

ページ先頭へ戻る