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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/11/29 

25歳の平均年収はどのくらい?男女別の中央値や大手企業・業界別でも徹底解説

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25歳ではキャリアアップやスキルアップを目指し、新たな目標を設定するために周りの年収や中央値がどのくらいなんだろうと気になる方も多くなると思います。

このコンテンツでは、25歳の平均年収や中央値、理想の年収を紹介します。


この記事で分かること

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この記事の目次はこちら

25歳の平均年収は351万円

転職サイト「doda」では、20歳~65歳のサービスに登録した63万人のビジネスパーソンの平均年収を各年代でデータを集計し分析した結果、25歳の平均年収は351万円(※1)でした。

男性女性全体
25歳372万円332万円351万円

dodaのデータはあくまでサービス利用者の平均年収のため、25歳~29歳全体の平均年収として国税庁のデータも一緒に参考にします。

国税庁の調査によると、25歳~29歳の平均年収は389万円(※2)です。

男性女性全体
20~24歳291万円253万円273万円
25~29歳420万円349万円389万円
20代全体355.5万円301万円331万円

年齢とともに年収が上がることを考慮すると、25歳の平均年収は389万円より低く、dodaのデータによる351万円が27歳の平均年収に近いと予想されます。

ここでは、25歳の平均年収について以下のことを詳しく解説します。

自分の年収が351万円より低く、現職での年収アップが見込めない場合は転職も検討しましょう。

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※1参考:国税庁 令和4年 民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/ (2024-6-26)
※2出典:doda 年齢・年代別に見る日本の平均年収 https://doda.jp/(2024-6-26)

25歳男女別の平均年収は男性372万円、女性332万円

dodaの統計によると25歳男性の平均年収は372万円、女性は332万円です。

男性女性全体
22歳301万円274万円286万円
23歳318万円288万円302万円
24歳347万円314万円329万円
25歳372万円332万円351万円
26歳395万円346万円370万円
27歳412万円358万円385万円
28歳428万円367万円399万円
29歳442万円371万円409万円


25歳男女の平均年収の差は40万円で、年齢が上がるほど差が広がっています。

賃金に男女差が生じる理由の一つに、男性は高収入になりやすい総合職や営業職が多く、女性は賃金が上がりにくい一般職や事務職が多いことがあげられます。

キャリアを築いて年収アップを目指す女性は、女性管理職の多い企業や女性が活躍しやすい職場への転職を検討しましょう。

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※出典:doda 年齢・年代別に見る日本の平均年収 https://doda.jp/guide/heikin/age/(2024-6-26)

25歳の手取り月収の平均は20.1万円

dodaの25歳平均年収(※1)をともに算出した平均手取り月収は約20.1万円でした。

男性女性全体
25歳21.3万円19万円20万円

厚生労働省の調査による平均月収(※2)を元に手取り月収を算出したところ、25歳~29歳の平均は20.1万円でした。

男性女性全体
20~24歳17.6万円17.3万円17.5万円
25~29歳20.7万円19.3万円20.1万円
20代全体19.2万円18.3万円18.8万円


支給される賃金から社会保険料や税金が控除されるため、実際にもらえる手取り額と支給額は異なります。

控除される金額は扶養家族や住宅ローンの有無など条件によって違うものの、一般的には支給額の15~25%です。

25歳の平均月収25.1万円から手取り額を算出すると、おおよそ18.8万~21.4万円となります。


※1出典:doda 年齢・年代別に見る日本の平均年収 https://doda.jp/(2024-6-26)
手取り月収は平均年収の80%で計算。
25歳の平均減収÷(12カ月+賞与2か月分)の80%=平均手取り月収
※2出典:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-26)
参考サイトを元に、額面収入の80%として手取り月収を算出

25歳の年収中央値は340万円

「doda」の調査によると、25歳の年収中央値は340万円です。

男性女性全体
平均値372万円332万円351万円
中央値350万円308万円340万円

中央値は全体を数値順に並べたちょうど真ん中の値で、極端に大きい数値と小さい数値が除外されるため、より実態に近い年収が分かります。

25歳の年収中央値は男性350万円、女性308万円でどちらも平均年収より低くなっています。


※出典:doda 正社員の年収中央値は?年齢別・都道府県別にも解説 https://doda.jp/(2024-6-26)

【企業規模別】大企業・中企業・小企業の25歳平均年収

厚生労働省 「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(※)の企業規模別の年収でも25歳に該当したデータはなく、25歳~29歳の数値を25歳の平均年収に最も近いと想定します。

25歳の企業規模別の平均年収は、従業員数1,000人以上の大企業で319.8万円、100~999人の中企業で294.8万円、10~99人の小企業で285.6万円です。

大企業中企業小企業
全体男性女性全体男性女性全体男性女性
20~24歳272.6272.9272.4260.0262.7257.2251.6255.8247.2
25~29歳319.8329.6306.6294.8303.6284.3285.6296.2270.7
20代全体296.2301.3289.5277.4283.0270.8268.6276.0259.0
(単位:万円)

25歳~29歳の平均年収を見ると、企業規模によらず男女で約15~25万円の差がついていることが分かります。

一般的に企業規模が大きいほど平均年収は高くなりますが、男女差がについては大小問わず同等の差と判断できます。

福利厚生の手厚さも企業規模に比例する傾向があるため、年収や待遇で転職先を選ぶなら大企業を目指すのがおすすめです。

大企業へ転職したい場合は求人検索型の転職サイトではなく、キャリアドバイザーにサポートしてもらえる転職エージェントを使ってみましょう。


※出典:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/(2024-6-26)
参照サイトを参考に、賃金(月収)×12カ月で年収を算出(賞与は含まず)

【最終学歴別】高卒・専門卒・大卒・大学院卒の25歳平均年収

厚生労働省 「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(※)の企業規模別の年収では25歳に該当したデータはなく、25歳~29歳の数値を25歳の平均年収に最も近いと想定します。

25歳の最終学歴別の平均年収は高卒273.7万円、専門卒293.5万円、大卒318.2万円、大学院卒344.5万円です。

高卒専門卒大卒大学院卒
全体男性女性全体男性女性全体男性女性全体男性女性
20~24歳246.2253.7232.2264.4257.5268.9280.3282.1278.5308.5312.6298.2
25~29歳273.7287.0246.4293.5293.9293.3318.2327.4307.1344.5347.9334.6
20代全体260.0270.4239.3279.0275.7281.1299.3304.8292.8326.5330.3316.4
(単位:万円)

平均年収は男女ともに学歴が高いほど上がる傾向があります。

25歳~29歳の専門卒では男女の平均年収差ほぼはなく、年収の伸び率が男女で異なることが分かるでしょう。


※出典:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-26)参照サイトを参考に賃金(月収)×12カ月で年収を算出(賞与は含まず)

業界別の25歳平均年収

国税庁の調査(※)による業界別の25歳平均年収は、最も高いインフラ業界で508.2万円、最も低い宿泊・飲食サービス業で269.0万円となっています。

業界平均年収
インフラ508.2万円
金融485.6万円
学術研究419.9万円
建設436.3万円
情報通信442.3万円
不動産416.3万円
鉱業305.7万円
運輸・郵便411.0万円
メーカー418.1万円
教育419.6万円
卸売・小売342.9万円
サービス350.5万円
宿泊・飲食269.0万円


インフラ業界と宿泊・飲食サービス業の年収格差は約2倍の239.2万円です。

また、同じ業界内でも業種や職種によって年収に幅があります。

ここでは、業界別の25歳平均年収について解説します。


※参考:国税庁 令和4年標本調査結果https://www.nta.go.jp/(2024-6-26)

インフラ業界:25歳の平均年収508.2万円

25歳の平均年収で一番高いのはインフラ業界の508.2万円です。

社会の基盤となる電気・ガス・熱供給・水道業を担うインフラ業界は、近年自由化が進み価格競争も激しくなっています。

生活に必須のライフラインを扱っており、今後もなくなることのない安定した仕事といえるでしょう。

金融業界:25歳の平均年収485.6万円

25歳の平均年収で二番目に高いのは金融業界の485.6万円です。

銀行や証券会社、保険業など金銭にまつわることを扱う業界で、高収入の代表格といえるでしょう。

特に、投資信託や証券会社などの投資関係は高年収になりやすく、福利厚生の充実や待遇の良さもあり人気が高い職業です。

学術研究:25歳の平均年収419.9万円

学術研究・専門・技術サービス業および教育・学習支援業の25歳の平均年収は419.9万円です。

厚生労働省の調査(※)では、学術研究・専門・技術サービス業の平均年収は1位のインフラ業界と同程度とされています。

専門性の高い学術的な研究や開発研究を行う研究員の他、弁護士や会計士、経営コンサルタントといった知識サービス業などが該当します。


※参考:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況|https://www.mhlw.go.jp/(2024/6/25)

建設業界:25歳の平均年収436.3万円

25歳の平均年収が436.3万円と比較的高い水準なのは建設業界です。

建設業界の仕事は道路やトンネル、ダムなどのインフラを担う「建設業」と、建物を建築する「建築業」に分けられます。

職種によって年収の幅が大きく、一級建築士や技術士、掘削作業主任者・発破技士などの資格職が平均年収を大きく引き上げています。

情報通信業界:25歳の平均年収442.3万円

電話やインターネットなどの情報通信業界も、25歳の平均年収442.3万円と高めです。

特に、IT・Web業界は今後も拡大が見込まれる反面、人手不足が問題になっています。

未経験でもチャレンジしやすく、実力次第で若手でも高年収が期待できるため、年収アップを希望する25歳はSEやプログラマを目指してみるのも良いでしょう。

不動産業界:25歳の平均年収416.3万円

不動産・物品賃貸業の25歳の平均年収も、416.3万円と比較的高い水準です。

物品賃貸業は個人や法人に向けて自動車や産業用・事務用機械器具をリース・レンタルするなど、近年拡大傾向にある業界です。

不動産業界は扱う商品が高額なため営業職のインセンティブが高く、向いている方は大きく稼げる可能性があります。

鉱業業界:25歳の平均年収305.7万円

採石業や砂利採取業を含む鉱業および農林水産業の25歳の平均年収は、全体を大きく下回る305.7万円です。

鉱業は経験を積むと高収入も期待できるものの、資格を取得できるまでは収入が低い上、職務内容の厳しさから離職率が高い傾向があります。

農林水産業は農業・林業・水産業といった生きていく上で欠かせない「食」に関わる業界ですが、収入の不安定さなどから担い手の減少が社会問題となっています。

運輸・郵便業界:25歳の平均年収411.0万円

運輸業・郵便業の25歳の平均年収は411.0万円で、全体を少し上回っています。

物や人を運び・届ける仕事で、鉄道・自動車・船舶・航空業界や、倉庫業・流通加工業の他、郵便局で担う事業が含まれます。

サプライチェーンマネジメントなどの職種は比較的高収入が期待できるものの、就業者の大半は年収水準の低いドライバーです。

現代社会に欠かせない物流業界ではありますが、人手不足は社会問題の一つになっています。

メーカー:25歳の平均年収418.1万円

食品や自動車、住宅、医薬品などの製造を担うメーカー(製造業)の25歳の平均年収は418.1万円です。

平均年収は全体より少し高い程度ですが、待遇の良さや賃金の安定性などから根強い人気があります。

鉱業メーカー、石油・石炭製品メーカー、医薬品メーカーなどは他業種より比較的平均年収が高めです。

教育:25歳の平均年収419.6万円

教育・学習支援業と学術研究・専門・技術サービス業を合わせた25歳の平均年収は419.9万円です。

教育・学習支援業には、学校を始めとする教育機関や通信教育事業・学習塾・図書館の他、障がいを持つ方や高齢者を対象とする学習活動や自立支援が含まれます。

公務員以外の給与相場は全体の平均年収より低い傾向があります。

卸売・小売業界:25歳の平均年収342.9万円

卸売業・小売業の25歳の平均年収は342.9万円で、全体よりも低くなっています。

メーカーが製造した製品を仕入れて企業に販売する卸売業には、平均年収が1,000万円を超える総合商社もありますが、全体で見ると賃金水準は低めです。

卸売業者から仕入れて消費者に販売する小売業にはスーパーやデパート、コンビニ、家電量販店などがあり、平均年収は卸売業よりさらに低い傾向があります。

薄利多売のビジネスモデルが理由とされ、離職率や定着率の低さから人手不足が問題となっています。

サービス業界:25歳の平均年収350.5万円

幅広い業種が含まれるサービス業界の25歳の平均年収は350.5万円で、全体よりも低い水準です。

理容・美容やクリーニング、娯楽、自動車整備などの機械等修理業、職業紹介などさまざまな分野にわたるサービス業は私たちの生活に密接に関わっています。

しかし、平均年収は全体の平均を下回り、人手不足による労働環境の悪化が課題の一つです。

宿泊・飲食業界:25歳の平均年収269.0万円

宿泊業・飲食サービス業の25歳の平均年収は、全体の中で最も低い269.0万円です。

ホテルや旅館などの宿泊業や、レストランやファストフードなど飲食店の従業員が含まれます。

サービス業と並んで高い離職率が課題となっており、常に人手不足の状態です。

25歳の平均手取り20.1万円から見える生活費の目安

ここでは25歳の平均手取りである20.1万円で、どのような生活を送れるのか一例を紹介します。

参考:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年|e-Stat https://www.e-stat.go.jp/stat-search(2024-6-26)
参考:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2023年|e-Stat https://www.e-stat.go.jp/(2024-6-25)

家賃は手取りの約30%

25歳の家賃の目安は、平均手取り月収20.1万円の約30%となる6万円です。

地方で一人暮らしをするには十分ですが、都市部ではワンルームでも難しい金額になります。環境や築年数などでかなり妥協する必要があるでしょう。

25歳の平均年収で都市部に部屋を借りる場合は、家賃以外の面で節約して調整するのがポイントです。

食費は手取りの約20%

25歳の食費の目安は、平均手取り月収20.1万円の約20%となる4万円です。

政府統計データによる34歳以下単身者の食費の平均は38,666円なので、一人暮らしであれば十分といえます。

食費は心がけ次第で節約できる生活費でもあるため、自炊や買い物の仕方を工夫してメリハリをつけることが大切です。

なお、34歳以下の2人以上世帯の食費の平均は67,540円となり、平均年収の25歳で結婚を考えている場合は共働きが前提になるでしょう。

貯金は手取りの約10~20%

25歳の貯金額の目安は、平均手取り月収20.1万円の10~20%である2万~4万円です。毎月4万円貯金すると、一年間で48万円貯蓄できます。

毎月無理なく貯金できる金額を決め、給料を受け取ったらすぐに貯金に回すのもおすすめです。貯金額の一部を積立投資に回すのも良いでしょう。

20代のうちに貯金や投資の習慣を身につけることで、ライフプランの変更や万が一のときの備えができて安心です。

光熱費は手取りの約4~5%

25歳の光熱費の目安は、平均手取り月収20.1万円の4~5%である8千~1万円です。

政府統計データによる単身者の水道光熱費の平均額は10,119円なので、少し節約が必要なことが分かります。

地域や季節、在宅時間の長さや普段の過ごし方によっても光熱費は変わるため、状況に合わせて節電・節水しましょう。

また、光熱費は電気会社やガス会社との契約内容によって安くなる場合もあるため、ライフスタイルに合ったプランへの変更を検討してみてください。

通信費は手取りの約5%

25歳の通信費の目安は、平均手取り月収20.1万円の約5%となる1万円です。

政府統計データによる35歳以下単身者の通信費の平均は5,421円で、固定電話や自宅のインターネット回線をつなげない方も多いことが分かります。

ただし、自宅で動画の視聴やオンラインゲームを楽しむ方は、インターネット回線をつなげた方が節約になる場合もあります。

通信費が1万円以上になる場合は格安SIMを利用するなど、節約出来る部分がないか検討してみてください。

25歳で年収はいくらあれば理想的か

ファイナンシャルプランナーによる家計の理想的な支出割合(※)は以下のとおりです。

家賃貯蓄食費教育費光熱費通信費交際費雑費
20~30%10~20%15~20%5~10%4~5%3~5%7~10%5~10%

ここでは世帯人数別に25歳の理想的な年収額を紹介します。

参考:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年|e-Stat https://www.e-stat.go.jp/(2024-6-25)
参考:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2023年|e-Stat https://www.e-stat.go.jp/(2024-6-25)
※出典:出典:タマルweb 手取り20万円、30万円、40万円の理想の支出割合 https://www.aeonbank.co.jp/ (2024-6-26)
参照サイトを参考に、上の見出しと矛盾がでないよう調整

25歳の独身一人暮らしは350万円以上が理想

年収350万円でボーナスを2カ月分とした場合、手取り月収はおおよそ18.8万~21.3万円です。

月収19万円で生活するときの支出金額の一例を紹介します。

支出項目支出金額(月額)
家賃60,000円
貯金30,000円
食費40,000円
光熱費10,000円
通信費7,000円
交際費15,000円
雑費25,000円
合計187,000円

政府統計データによると、34歳以下の単身者における交際費の平均は10,083円で、教養娯楽費は22,342円です。

月収19万円は趣味や交際費にお金を使いながら、貯金も十分可能な手取り額といえます。

25歳で結婚して2人暮らしの世帯年収は500万円以上が理想

年収500万円でボーナスを3カ月分とした場合、手取り月収はおおよそ25万~28.3万円です。

27歳の夫婦2人暮らしでは、以下のような生活ができるでしょう。

支出項目支出金額(月額)
家賃78,000円
貯金60,000円
食費50,000円
光熱費12,000円
通信費10,000円
交際費15,000円
雑費20,000円
合計245,000円


25歳で結婚して2人暮らしの家庭では、世帯年収が500万円あれば暮らしに余裕が持てます。

夫婦共にフルタイムで働くケースも多く、最も貯金に適したライフステージといえるでしょう。

また、結婚を機に保険に加入したり、子育てやマイホームを検討したりとライフプランの見直しが必要になるタイミングでもあります。

子育て・介護・老後の暮らしなど将来のさまざまな状況に備えて、長期的な収支バランスを計算することが大切です。

25歳で結婚して子ども1人と3人暮らしの世帯年収は700万円以上が理想

年収700万円でボーナスを3カ月分とした場合、手取り月収はおおよそ35万~39.7万円です。

25歳で結婚して夫婦と子ども1人の3人暮らしの場合、一例として以下のような暮らしができます。

支出項目支出金額(月額)
家賃100,000円
貯金70,000円
食費60,000円
教育費30,000円
光熱費15,000円
通信費10,000円
交際費20,000円
雑費30,000円
合計335,000円


25歳で世帯年収700万円を目指すには、よほどの高収入でなければフルタイムでの共働きが前提になります。

子育てをしながら夫婦共働きを両立させるために、家事代行サービスなどの利用も検討しましょう。

子どもを予定している場合は妊娠前から産休や育休制度が充実した企業に転職するなど、長期的なライフプランからキャリアを考えることも大切です。

25歳から年収を上げるためにできること

仕事に慣れ始める25歳という年齢は、より高いステージを目指して行動を起こすのに最適なタイミングといえます。

25歳から年収を上げるために、長期的な視野を持ってキャリアアップを図りましょう。

資格取得やキャリアを積んで昇格・昇進する

25歳が年収を上げるための着実な方法の一つは、資格手当の受給です。

業務に関わる資格を取得することで、基本給にプラスの手当がつく場合があります。

対象となる資格や手当の金額は職種や業種、企業の規定によって異なるため、上司に相談してみてください。

資格取得への意欲や知識の充実は仕事をする上でも役に立ち、会社からの評価にもプラスの影響があります。

計画的に資格取得や仕事での実績を積み重ねることで、将来の昇進や昇格にもつながるでしょう。

特技や趣味をいかして副業する

25歳が年収を上げるために、副業で給料以外の収入を得る方法があります。

インターネットを利用したクラウドソーシングやハンドメイド作品の販売など、自宅でできる副業であれば負担も少ないでしょう。

特技や趣味を活かした副業や業務で得たスキルや知識を活かせる副業は、無理なく続けられてスキルアップにもつながります。

ただし、副業禁止の企業もあるため規定をしっかり確認し、副業が業務の妨げにならないよう注意しましょう。

起業してフリーランスで活動する

年収アップのために、起業やフリーランスとして活動する方法もあります。

給料のように規定や制限がないため大幅な年収アップが期待できる反面、リスクも大きいため注意してください。

起業する前に副業として小さく始め、安定した収入を得られるようになってから退職を検討するのがおすすめです。

また、会社員とフリーランスでは社会保障や税金などの規定が異なるため、さまざまな優遇措置が受けられなくなることも覚えておきましょう。

待遇の良い企業へ転職する

現職で働き続けても将来的に見込める年収が平均以下の場合は、待遇の良い企業へ転職するのも一つの方法です。

25歳は第二新卒として新卒と同じ扱いで転職できる可能性があり、本当にやりたい仕事や待遇の良い企業へ転職する良いタイミングといえます。

実際に働いてみて初めて分かることも多いため、初めての就職や転職で失敗したと感じる方も多いでしょう。

現職での経験を踏まえて自己分析を深め、改めてキャリアプランを考えてみてください。

昇給率や福利厚生、職務内容などを比較し、年収アップと自己実現が叶う企業への転職を検討しましょう。

資産運用を始める

将来への備えに不安がある25歳は、資産運用を始めるのもおすすめです。

今すぐ収入が増えるわけではありませんが、毎月貯金額の一部を投資に回すと将来的な安心につながります。

例えば、25歳から65歳までの40年間、毎月1万円を積み立てた場合の元本は480万円です。

それに対して平均的な利回り3%で運用したときの運用益は446万円(※)で、資産が約2倍に増える計算となります。

長期的に運用するほど投資効果が高まるため、将来に備えて資産運用を検討してみてください。

※出典:金融庁 つみたてシミュレーター https://www.fsa.go.jp/(2024–6-25)

25歳で年収を上げて転職したい方向けの転職サイト・エージェント

転職で年収アップを目指している25歳におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。

また、当社サイトの関連記事では20代におすすめサイトも紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは415,914件の公開求人と363,253件の非公開求人を保有し、第二新卒歓迎の求人も46,459件公開しています。

選考書類の作成や面接対策を手厚くサポートしてくれるため、新卒での就職活動がスムーズにいかなかった方も、安心して転職活動を進められるでしょう。

リクルートエージェントは業界専任のキャリアアドバイザーがサポートするので、業種や職種が決まっている25歳におすすめです。

項目内容
公開求人数312,611件
費用無料
対象エリア全国
主なサービス・求人紹介
・企業からの直接スカウト
・転職サポート


出典:株式会社リクルート 【公式】リクルートエージェント https://www.r-agent.com/ (2024-6-26)

doda

doda 公式サイト

転職サイト・エージェント・スカウトサービスを兼ね備えたdodaは、幅広い業種や職種の求人を扱っています。

公開求人数248,226件のうち第二新卒歓迎の求人は167,641件で、業種・職種未経験歓迎の求人も豊富です。

ニーズに合わせてエージェントを利用するかどうか選べるため、自分のペースで転職活動を進められます。

自己分析ツールも豊富なので、転職を迷っている25歳はdodaで自分に向いている仕事をチェックしてみてください。

項目内容
公開求人数240,795(非公開求人数含む)
費用無料
対象エリア全国
主なサービス・専用スタッフから求人提案
・職務経歴書や履歴書の添削
・面接対策のサポート
・企業からの直接スカウト
・自己分析ツールあり


出典:パーソルキャリア株式会社 【公式】doda https://doda.jp/ (2024-6-26)

キャリアスタート

第二新卒や既卒の転職支援に特化したキャリアスタートは、年収アップ率83%の実績を誇る転職エージェントです。

就業後の定着率92%と高いマッチング精度に定評があり、希望だけでなく性格やスキルなどから適職を見極めて求人を紹介してくれます。

新卒での就職活動に失敗したと感じる25歳や、どのような仕事が自分に向いているのか分からない方はキャリアスタートを利用しましょう。

項目内容
公開求人数非公開
費用無料
対象エリア主に関東(関東以外の求人もあり)
主なサービス・ZOOM相談や電話相談に対応
・おすすめ求人の提案
・企業からの直接スカウト
・履歴書対策
・面接対策
・自己分析をサポート


出典:キャリアスタート株式会社 【公式】キャリアスタート https://careerstart.co.jp/ (2024-6-25)

DYM就職

DYM就職は既卒・フリーター・ニートにおすすめの転職エージェントで、研修が充実した企業の求人を多数保有しています。

自分の強みや弱みを踏まえた面接対策を指導してくれるため、社会人経験がない方も自信を持って面接に挑めるでしょう。

担当コンサルタントが就職の不安や悩みに寄り添い、就職後まで丁寧にフォローしてくれます。

すでに退職してブランクがある方や、一度も就職したことがない25歳はDYM就職に相談しましょう。

項目内容
公開求人数非公開
費用無料
対象エリア非公開
主なサービス・転職に関する相談
・面接対策サポート
・面接日や入社日の調整
・おすすめ求人の提案
・円満退職アドバイス


出典:株式会社DYM DYM転職 https://www.dshu.jp/ (2024-6-25)

ハタラクティブ

20代向けの転職エージェントであるハタラクティブは、4,208件の公開求人のうち約8割が未経験OKの求人です。

マンツーマンサポートで人柄や経歴を丁寧にヒアリングして求人を紹介してくれるため、自分に合った仕事が分からない方もやりたい仕事が見つかるでしょう。

応募する企業に合わせた面接対策を指導してくれるので、自信を持って面接に挑めます。

未経験の業種や職種に挑戦したい25歳は、ハタラクティブの利用がおすすめです。

項目内容
公開求人数3,809件
費用無料
対象エリア全国
主なサービス・キャリアアドバイザーの相談
・おすすめ求人の提案
・面接対策
・応募書類の添削
・LINE相談にも対応
・入社後のサポート


出典:レバレジーズ株式会社 【公式】ハタラクティブ https://hataractive.jp/ (2024-6-25)

アゲルキャリア

アゲルキャリアは20代や第二新卒に特化した転職エージェントで、最短1週間での内定獲得が可能です。

10時間以上の丁寧な面談で、業界未経験でも転職後に活躍できる意欲度の高いマッチングを叶えてくれるでしょう。

若手の育成に力を入れている企業やポテンシャルを重視する企業を多く扱っているため、転職後のキャリアアップも期待できます。

スピード感のある転職活動を希望する25歳はアゲルキャリアを利用しましょう。

項目内容
公開求人数非公開
費用無料
対応エリア関東・近畿・東海・中部・九州・北海道
特色・強み・24時間面談受付
・最短1週間で内定
・LINEでのサポートも可


出典:株式会社HR team 【公式】アゲルキャリア  https://ageru-career.com/ (2024-6-26)

25歳が転職を決意した4つの理由

ここでは厚生労働省による「転職者実態調査」を元に、25歳の転職理由で多い4つのポイントを紹介します。転職を迷っている方は参考にしてください。

過酷な労働条件だった

厚生労働省の調査では、25歳の転職者の25.5%が労働環境を転職理由にあげています。

残業や休日出勤などで労働時間が長くなる、業務内容が体力的に厳しくて体調管理が難しいといった過酷な労働環境は、転職を決意する大きな要因の一つです。

労働環境が悪いと健康的な不安が生じるだけでなく、退勤後や休日もプライベートを楽しむ気力や体力がなくなってしまうでしょう。

自分にとって理想のワークライフバランスを求め、転職を決意するケースも増えています。


参考:厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/(2024-6-25)

人間関係が悪かった

職場の人間関係がうまくいかないことも転職を決意するきっかけの一つで、25歳の転職理由の22.4%を占めています。

上司や同僚と合わず円滑にコミュニケーションが取れないと、業務がスムーズに進まないだけでなくストレスから体調を崩すケースもあります。

また、パワハラやセクハラ、社内いじめがあるなど人間関係が劣悪な職場の場合、転職や相談機関を頼るといった適切な対処が必要です。

人間関係のトラブルはどのような職場でも起こりうることですが、耐えられないと感じたら心身に不調を生じる前に転職を検討しましょう。

会社の将来に不安を感じた

転職した25歳の25.4%が、転職の理由として会社の将来に不安を感じたからと回答しています。

業績の悪さに気づいたとき、会社に対する恩義や愛着があれば乗り越えるために努力できる場合もあるでしょう。

しかし、25歳は入社して間もないタイミングであり、会社の業績や将来性に不安を感じたら転職を考えるのは当然といえます。

業績悪化のサインであるボーナスカットや給料の遅配が続く場合は、早めに転職活動を始めておきましょう。

収入を増やしたかった

転職理由に賃金の低さをあげる25歳は、31.3%と最も多くなっています。

給料や待遇面での不満の他、結婚や子育てなどライフステージの変化をきっかけに、より高年収の企業を目指すケースもあるでしょう。

25歳の転職では現時点の年収だけでなく、昇給率やキャリアアップの可能性など数年先まで視野に入れることが大切です。

なお、転職で年収アップを成功させるためには、転職エージェントを活用すると良いでしょう。

25歳の平均年収についてのQ&A

25歳の平均年収でよくある質問に回答します。

25歳では年収がいくらあればいいですか?

25歳で必要な年収はライフステージによって異なります。

独身一人暮らしの25歳なら平均年収の389万円で余裕のある暮らしができますが、結婚して家族を養う場合は年収500万円以上が目安になります。

現在の年収で不足を感じる場合は共働きや転職を検討する、副業を始めるなど、自分に合った方法で年収アップを目指しましょう。

25歳で年収500万円は上位何%に入りますか?

「doda」の調査による20代の年収分布では、年収500万円以上の20代は全体の11.4%です。

年収割合
300万円未満29.2%
300~400万円未満39.0%
400~500万円未満20.4%
500~600万円未満7.6%
600~700万円未満2.5%
700~800万円未満0.7%
800~900万円未満0.3%
900~1,000万円未満0.1%
1,000万円以上0.2%

25歳で年収500万円を超える方は、上位1割強に入るハイクラス人材です。

年収500万円を狙いたい方はリクルートエージェントビズリーチなどでの転職を検討しましょう。

※出典:doda 年齢・年代別に見る日本の平均年収 https://doda.jp/(2024-6-26)

25歳からでも転職して年収を上げることはできますか?

25歳は転職して年収を上げる良いタイミングです。厚生労働省の調査(※)によると、25歳で転職した方の半数近くが年収アップを実現しています。

増加した変わらない減少した
25~29歳46.3%20.1%33.0%

25歳は第二新卒としてポテンシャル重視で転職できる企業も多く、将来的にキャリアアップが見込める業種や職種への挑戦も可能です。

また、転職市場での需要も高く、転職エージェントも積極的にサポートしてくれる傾向があります。


※参考:厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-26)

25歳公務員の年収はいくらですか?

25歳公務員の平均月収は国家公務員で25.0万円、都道府県の地方公務員で24.0万円です。

ボーナスを含めた国家公務員の平均年収は410万円で、25歳全体の平均よりも高い水準となっています。

25歳公務員の平均月収(※)

24~27歳平均中卒高卒短大卒大卒大学院卒
国家公務員25.0万円22.7万円24.1万円24.8万円25.0万円29.2万円
都道府県24.0万円21.0万円23.1万円23.2万円24.1万円

職種や所属により年収は異なるものの、公務員は年収の男女差が小さく安定した職業として根強い人気があります。

※参考:内閣官房内閣人事局 (令和5年版)国家公務員の給与 https://www.cas.go.jp/jp/ (2024-6-26)
※参考:人事院 令和5年国家公務員給与等実態調査報告書 https://www.jinji.go.jp/(2024-6-26)
※総務省 令和5年 地方公務員給与実態調査結果の状況 https://www.soumu.go.jp/ (2024-6-26)

25歳のボーナス平均値はいくらですか?

企業規模別のボーナス平均値は以下の通りです。

企業規模ごとの平均賞与額(※)

大企業中堅企業中小企業
男性173.3万円108.8万円65.2万円
女性81.0万円44.1万円29.7万円
全体145.5万円83.4万円52.3万円

企業規模が大きいほどボーナスの額も多く、大企業と中小企業のボーナスの差は93.2万円です。

ただし、基本的にボーナスの額は決まっておらず、会社の業績によっては支給されない場合もあるため注意しましょう。

自動車や住宅のローンを組む際もボーナス払いは避け、賞与はいったん貯蓄や投資に回して一括返済を計画する方が安心です。


※参考:民間給与実態統計調査 資本金で区分(中小企業1億円未満、中堅企業1億円以上10億円未満、大企業10億円以上)(令和4年) https://www.nta.go.jp/ (2024-6-26)

東京都の25歳平均年収を教えてください

地域別で最も年収が高いのは東京都で、25歳の平均年収は440.1万円です。

東京都の25歳の平均賃金(※)

25~29歳平均月収平均賞与平均年収
男性33.3万円69.7万円469.3万円
女性29.1万円58.4万円407.6万円
全体31.3万円64.5万円440.1万円

平均年収は他の地域よりも高いものの、家賃相場や物価も高いため生活レベルはあまり変わりません。

また、男女差は61.7万円で全国の年収格差71万円よりも小さく、東京都は他府県よりもキャリアを重視する女性が多いことが分かります。


※出典:e-Stat 令和5年賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp/ (2024-6-26)

25歳の平均年収|まとめ

25歳の平均年収は389万円で、一人暮らしをするには十分な金額といえます。

現在の年収が平均より低い場合は、キャリアアップに向けて資格取得や副業、転職を検討しましょう。

25歳は第二新卒として未経験ジャンルへの転職も可能なので、自分が本当にやりたい仕事を目指すのにも良いタイミングです。

自分の望むライフプランやライフスタイルを明確にして、理想の働き方やキャリアを実現していきましょう。

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