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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/09/06 

手取り30万円の年収や額面はいくら?生活レベルや収入アップに必要なことを詳しく解説

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手取り30万円を稼いでいる人の割合は、給与所得者の15.3%(※)に当たり全国の中央値と比べると高いと言えます。

このコンテンツでは、手取り30万円の生活レベルや収入アップを目指すために必要なことを解説しています。

今後のキャリ設計の参考に、ぜひ活用して下さい。


※参考:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」https://www.nta.go.jp/ (2024-9-5)

この記事の目次はこちら

手取り30万円の額面と年収はいくら?

手取り額は給与の総支給額から税金や保険料を控除したあと、実際に支給される金額です。

ここでは手取り30万円の収入を得るために、額面や年収でいくらを目指せば良いのか解説します。

手取り30万円の額面は37.5万円

手取り30万円の月収を希望する場合、額面で37.5万円が目安です。

額面は支給される給与の総額である基本給以外に通勤手当や残業手当などが含まれ、給料明細には「総支給額」という項目で記載されています。

しかし、実際に受け取れるのは、総支給額から所得税・住民税・健康保険料・雇用保険料・厚生年金保険料などを差し引いた金額です。

控除額は扶養家族の有無や年齢によっても異なりますが、一般的に額面の15〜25%が差し引かれます。

求人票や企業情報で示される年収は額面なので、転職の際は実際に手取りでいくらもらえるのかも忘れずにチェックしましょう。

なお、本記事ではすべての手取り額を額面の80%として算出しています。

参考:free 人事労務の基礎知識 所得税の計算方法は?税率・控除についても分かりやすく解説 https://www.freee.co.jp/ (2024-8-26)

手取り30万円のボーナスありとなしの年収は?

手取り30万円は額面37.5万円なので、ボーナスなしの額面年収は450万円です。

また、国税庁(※)による平均賞与割合を元に、手取り30万円のときの年間賞与額を算出すると以下のようになります。

平均賞与割合における手取り30万円のときの年間賞与額

平均賞与割合(%)賞与額(万円)
全体18.583.3
男性19.487.3
女性16.473.8

手取り30万円でボーナスありの年収は、総支給額で533.3万円(男性537.3万円、女性523.8万円)です。

ただし、ボーナスの支給額は企業や業績によって変動するため、必ずもらえる金額ではないことを覚えておきましょう。

※出典:国税庁 令和4年民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/ (2024-8-26)

手取り30万円はすごい?年齢別で比較

年齢別の平均収入(※)で見ると、手取り30万円は最も収入が高い55~59歳のみ達成できる賃金です。

年齢平均年収(万円)平均月収(万円)手取り月収(万円)
20~24歳27322.518.0
25~29歳38925.820.6
30~34歳42528.622.9
35~39歳46231.525.2
40~44歳49133.927.1
45~49歳52135.628.5
50~54歳53737.129.7
55~59歳54637.630.1
60~64歳44130.624.5
65~69歳34227.021.6
全年代45831.825.4

ここではさらに、性別・年齢別で手取り30万円を達成する割合を見ていきましょう。

※出典:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-8-26)
※出典:国税庁 令和4年民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/ (2024-8-26)

【男性】手取り30万円は全年代の31.9%

手取り30万円以上を実現している男性は全年代で65.3%、手取り30万円の割合は31.9%(※)です。

男性の年収区分では最も多く、平均的な手取り額と言えるでしょう。

年齢平均年収(万円)平均月収(万円)手取り月収(万円)
20~24歳29122.918.3
25~29歳42026.821.4
30~34歳48530.224.2
35~39歳54933.827.0
40~44歳60237.229.8
45~49歳64339.731.8
50~54歳68441.833.4
55~59歳70242.734.2
60~64歳56933.426.7
65~69歳42829.323.4
全年代56335.128.1

年齢別では45~59歳までの年代で手取り30万円を超えており、20代30代で手取り30万円を達成していれば高収入と言えます。

※出典:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (2024-8-26) https://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2024-8-26)
※出典:国税庁 令和4年民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/publication/ (2024-8-26) 

【女性】手取り30万円は全年代の18.5%

全年代の女性で手取り30万円以上を実現しているのは26.7%で、手取り30万円の割合は18.5%です。

年齢平均年収(万円)平均月収(万円)手取り月収(万円)
20~24歳25322.017.6
25~29歳31924.619.7
30~34歳33826.020.8
35~39歳33327.021.6
40~44歳33527.722.2
45~49歳34628.222.6
50~54歳34028.622.9
55~59歳32928.222.6
60~64歳26724.719.8
65~69歳22721.717.4
全年代31426.321.0

女性はすべての年齢で平均手取り額が30万円を下回っており、手取り30万円は高収入と言えます。

※出典:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (2024-8-26) https://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2024-8-26)
※出典:国税庁 令和4年民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/publication/ (2024-8-26) 

手取り30万円の生活レベルは?世帯人数別で紹介

一口に手取り30万円と言っても、世帯人数や住む地域によって生活レベルは異なります。

ここでは政府統計データ(※)を元に、手取り30万円でどのような生活レベルを実現できるのかを世帯人数別に紹介します。

※出典:e-Stat 家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年 https://www.e-stat.go.jp/(2024-8-26)
※出典:e-Stat 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2023年 https://www.e-stat.go.jp/ (2024-8-26)

【独身一人暮らし】手取り30万円の生活レベル

独身一人暮らしの場合、生活費の目安は21万円です。手取り30万円の収入があればかなり余裕のある生活ができます。

家賃80,000円
水道光熱費10,000円
通信費10,000円
食費40,000円
交際費50,000円
雑費20,000円
合計210,000円

趣味や交際費にお金を使っても、十分貯金に回せます。貯金額の目安は手取りの1~3割と言われるため、毎月9万円を目標に貯金しましょう。

また、余裕資金を投資など資産運用に回すのもおすすめです。

【夫婦2人暮らし】手取り30万円の生活レベル

夫婦2人暮らしの生活費の目安は25万円です。手取り30万円の場合、貯金をしながら十分な生活レベルを維持できるでしょう。

家賃100,000円
水道光熱費15,000円
通信費15,000円
食費70,000円
交際費30,000円
雑費20,000円
合計250,000円

手取り30万円なら、夫婦2人でゆとりのある暮らしをしても約5万円の貯金が可能です。

ただし、子供を計画している場合は十分な貯金額とは言えません。節約や共働きで貯金額を増やし、中長期的なライフプランニングが必要です。

【夫婦と子供1人の3人暮らし】手取り30万円の生活レベル

夫婦と子供1人の3人暮らしの場合、生活費の目安は28.5万円です。手取り30万円では貯金が難しく、冠婚葬祭など急な出費に対応できません。

家賃120,000円
水道光熱費20,000円
通信費15,000円
食費70,000円
交際費10,000円
教育費20,000円
雑費30,000円
合計285,000円

教育費の目安は地域や各家庭の方針によって異なるものの、成長とともに平均額が上がる傾向があります。

また、子育て世帯は進学に備えた教育資金や各種保険料、マイホーム資金など単身世帯よりも出費項目が多いのも特徴です。

手取り30万円では生活に余裕があるとは言えないため、共働きや転職などで世帯収入を増やすことも検討しましょう。

手取り30万円以上を目指すためにやるべきこと

現在の手取りが30万円に満たない場合も、戦略を立ててキャリアアップすることで収入を増やせます。

ここでは手取り30万円を目指すためにやるべきことを紹介します。

スキルと経験を積む

計画的にスキルや経験を積むことは、手取り30万円を実現する方法の一つです。

コミュニケーションスキルやマネジメントスキルを磨き、プロジェクトリーダーを任されるケースもあります。

地道なスキルアップや実績の積み重ねで上司からの評価が高まれば、昇給や昇格につながるでしょう。

タスク管理能力や目標達成能力など、幅広い業務で求められるスキルを意図的に身につけることで転職の際の市場価値も高まります。

必要であれば資格を取得する

仕事に関連する資格を取得するのも、手取り30万円を目指す一つの方法です。

厚生労働省(※)によると約50%の企業が資格手当や技能手当を導入しており、給料のベースアップや合格報奨金が期待できます。

「宅地建物取引士」や「社会保険労務士」など専門性の高い資格には、毎月1万~3万円ほどの手当が支給される場合もあります。

企業により講座受講料や受験料の一部を負担してくれるケースもあるため、就業規則を確認して計画的に資格取得を目指しましょう。

また、実用的な資格や難関資格を所持していると、転職の際の年収交渉にも有利です。

※出典:厚生労働省 令和2年就労条件総合調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2024-8-26)

昇進・昇格を目指す

在籍している会社で昇進・昇格を目指すのは、手取り30万円を実現するための現実的な方法と言えます。

役職がついた場合の平均手取り月収(※)と、昇格の目安となる年齢は以下のとおりです。

役職平均月収(万円)平均手取り月収(万円)平均年齢(歳)
部長59.647.752.8
課長49.139.349.2
係長37.129.745.4
非役職者29.123.341.2

管理職になると同年代の平均年収を大幅に上回り、役職手当も期待できます。

ただし、給与テーブルは企業によって異なり、どれだけ出世しても期待するほどの昇給が叶わない場合もあります。

管理職の平均年齢になっても昇格が見込めないときや、役職手当を含めても手取り30万円を実現するのが難しい会社であれば、転職を視野に入れましょう。

※出典:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2024-8-26)

転職を検討する

現在の職場で昇給が難しい場合は、手取り30万円を実現できる会社への転職を検討する必要があります。

厚生労働省(※)によると転職によって賃金が増加した人の割合は34.6%です。

特に、20代から40代は賃金が減少した人より増加した人の割合が高くなっており、転職で給料アップが期待できます。

ただし、転職にはリスクもあります。給料以外にも、職場環境やスキルアップの可能性を考慮しながら転職を検討しましょう。

リスクを避けるため在職のままで転職活動を行い、自分の市場価値を確認しながら転職するかどうかを決めることも大切です。

また、転職サイトやエージェントを利用することで、キャリアアドバイザーのサポートのもと転職活動を進められます。

転職サイトおすすめ50選を比較転職エージェント34選の記事もありますので、参考にしてください。

※出典:厚生労働省 4 転職入職者の状況 (1)年齢階級別転職入職率 令和3年 https://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2024-8-26)

手取り30万円以上の仕事に転職するコツ

手取り30万円以上の仕事に転職を検討するときは、以下のコツをふまえて転職活動を行いましょう。

未経験の転職はしない

転職で年収アップを目指すときは、未経験の業種や職種よりも現在のキャリアを活かせる仕事を選びましょう。

同業種・同職種への転職であれば、実績やスキルをアピールして良い条件を引き出せる可能性が高まります。

特に、同業種のより事業規模の大きい企業なら、同じ業務内容でも年収が上がりやすいでしょう。

反対に未経験分野への転職は収入が下がりやすく、希望の月収に満たない可能性があります。

ただし、現職の業種や職種全体の平均年収が低い場合は、未経験でも将来的に収入アップが期待できる仕事を選ぶのも一つの方法です。

スキルや経験を活かせる業種や職種を選ぶ

未経験の業種や職種を選ぶときも、積み重ねてきたスキルや経験を活かせる分野なら実績をアピールできる場合もあります。

交渉力や訴求力といった対人スキルや、問題解決能力、マネジメントスキルなどはどのような職場でも求められるでしょう。

また、未経験でも現職での経験を活かし、より上位の職位を目指すことで年収アップが期待できます。

例えば、営業職からマネージャーへのキャリアアップや、一般事務から経理事務、プログラマーからシステムエンジニアなどのように専門性を高める方法です。

転職前に有効な資格を取得しておけば、未経験転職でも収入アップの可能性が高まります。

キャリアプランを設定し目標を立てる

手取り30万円を目指して転職するときは、中長期的なキャリアプランを元に目標を立てることも大切です。

現在のキャリアや経験によっては、一度の転職で手取り30万円を実現するのは難しいかもしれません。

その場合も、平均年収や昇給率の高い企業を選び、キャリアを積み重ねることで年収アップが可能です。

また、未経験分野に挑戦するときは、未経験転職のハードルが低い企業で経験を積んで同業他社にステップアップする方法もあります。

目標の年収や理想のキャリアへの戦略を立てれば、将来的に手取り30万円を実現できるでしょう。

なお、キャリアプランを立てるときは働き方や職場の環境、生涯年収などキャリア全体を考慮することで仕事の満足度が高まります。

参考:GLOBIS CAREER NOTE キャリアプランの書き方と押さえておくべき6つのポイント https://mba.globis.ac.jp/ (2024-8-26)

転職サイトやエージェントのサポートを受ける

転職で手取り30万円を実現させたければ、転職サイトやエージェントのサポートを受けるのが近道です。

転職エージェントでは業種や職種だけでなく、年収や働き方といったさまざまな希望を考慮して求人を紹介してくれます。

また、選考対策など転職活動のサポートや、スキルや経験をふまえた年収交渉もしてくれるため、自分で交渉するより良い条件を引き出せる可能性があります。

さらに、今すぐ手取り30万円を実現するのが難しい場合でも、キャリアコンサルタントが中長期的なキャリア戦略の相談に乗ってくれるでしょう。

まずは「リクルートエージェント」や「doda」など幅広い求人を多数扱う転職エージェントに登録し、キャリアプランを相談してみてください。

また、20代30代40代の年齢別でおすすめの転職サイトをまとめた記事もありますので、こちらも参考にしてください。

手取り30万円を目指せる職種と業界

業界により給与水準が異なるため、転職で手取り30万円を目指すには職種や業種選びが重要です。

ここでは未経験からでも手取り30万円を目指せる給与水準の高い仕事を紹介します。

IT・Web系

IT・Web業界は平均月収が38.7万円で、人手不足のため未経験転職のハードルが低い業界です。

リモートワークができる企業も多く、20代30代の若い世代や、新しい情報を積極的に取り入れ柔軟な対応ができる方に向いています。

未経験OKの求人も豊富ですが、IT・Web業界で手取り30万円を目指すなら、事前にプログラミング講習などで基礎知識を身につけておきましょう。

また、計画的にスキルを身につけキャリアアップすることで、将来的にさらなる高収入も可能です。

IT・Web業界への転職を希望するときは、「ワークポート」などIT系の職種に強い転職エージェントの利用をおすすめします。


参考:Geekly Media Web業界に携わる職種12選!年収や必要なスキルも解説 https://www.geekly.co.jp/column/cat-position/2011_037/ (2024-9-5)

金融系

金融業界は平均月収が38万円で、年収が高く安定した業種の一つです。

未経験でも営業や窓口業務など転職しやすい職種があり、実績次第では手取り30万円の収入も期待できます。

信頼が重要な業界なので、選考ではコミュニケーションスキルや誠実さが求められるでしょう。

また、ファイナンシャルプランナーや日商簿記、証券外務員といった資格を取得しておくと、未経験でも採用の確率が高まります。

中小企業診断士や公認会計士など専門性の高い資格取得を目指せば、将来的に独立開業も可能です。


参考:PORTキャリア 金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖 https://www.theport.jp/ (2024-9-5)

営業職

営業職の平均月収は33万円で、求人数も豊富なため未経験でも挑戦しやすい職種です。

特に、医療機器メーカーなどの法人営業や自動車業界はインセンティブが高く、実績次第で手取り30万円以上の高収入が期待できるでしょう。

顧客の要望に応える柔軟性や問題解決能力が重要で、コミュニケーションスキルが高い方に向いています。

未経験から営業職にチャレンジする場合は、業界知識を活かせる同業種での転職がおすすめです。

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)の平均月収は45.2万円で、IT業界の中でも手取り30万円以上の高い収入が得られます。

業界未経験からSEへの転職はハードルが高いため、最初はプログラマーなど未経験転職しやすい職種からキャリアアップを目指すのが一般的です。

また、転職前に基本情報技術者や応用情報技術者を取得しておくと、良い条件で採用される可能性が高まります。

20代であれば研修制度が充実している企業への採用も期待できるため、転職エージェントに相談してみてください。


参考:スタディサプリ システムエンジニア(SE)の仕事とは? 仕事内容、必要な資格、やりがいまで徹底取材! https://shingakunet.com/ (2024-9-5)

看護師

国家資格が必要となる看護師の平均月収は35.2万円で、ブランクがあっても転職しやすい職種です。

激務の印象が強い看護師ですが、看護師に特化した転職エージェントならワークライフバランスを実現しやすい求人を紹介してくれます。

日勤のみの病院や美容クリニックなら、子育て中の女性でも手取り30万円を目指せるでしょう。

「マイナビ看護師」(※1)や「看護roo!転職」(※2)などの転職エージェントを活用して、自分に合った看護職を探してみてください。


※1参考:株式会社マイナビ マイナビ看護師 https://kango.mynavi.jp/ (2024-9-5)
※2参考:株式会社クイック 看護roo! https://www.kango-roo.com/ (2024-9-5)

薬剤師

国家資格のハードルが高い薬剤師も平均月収は41.5万円と高収入で、未経験やブランクOKの求人も豊富です。

調剤薬局やドラッグストアだけでなく、薬剤師の資格を活かして製薬企業やCRO(開発業務受託機関)などで高収入を得られます。

手取り30万円以上が叶いやすい職種なので、「マイナビ薬剤師」(※1)や「ファルマスタッフ」(※2)など薬剤師専門の転職エージェントに相談しましょう。


※1参考:株式会社マイナビ マイナビ薬剤師 https://pharma.mynavi.jp/ (2024-9-5)
※2参考:株式会社メディカルソース ファルマスタッフ https://www.38-8931.com/ (2024-9-5)

経理

女性に人気が高い経理事務の平均月収は30.5万円で、一般事務より高い年収が得られます。

日商簿記の他、経理・財務スキル検定(FASS)や経理事務パスポート検定(PASS)を取得しておくと、未経験でも採用されやすいでしょう。

業種にかかわらず必要とされる職種なので、専門性を高めれば手取り30万円の安定した収入が期待できます。

参考:三井住友カード 経理の仕事内容とは?業務や仕事の流れ、向いている人をわかりやすく解説 https://www.smbc-card.com/ (2024-9-5)

管理職

管理職の平均月収は54.7万円で、役職のない一般社員よりも高い賃金が期待できます。

職務の専門性を高める他、コミュニケーションやマネジメント、業績評価などさまざまなスキルや実績が必要になります。

係長・課長・部長と役職が上がるごとに平均10万円ずつ月収が上がっており、収入を上げるためには昇格・昇進が近道と言えるでしょう。

なお、転職で管理職を目指すときは、JACリクルートメントビズリーチなどハイキャリア向けの転職サイトを利用するのがおすすめです。

長距離トラックドライバー

長距離トラックドライバーの平均月収は36.6万円と、ドライバー職の中でも比較的高収入な職種です。

40代50代の未経験でも転職しやすく、手取り30万円以上が期待できます。

また、中型運転免許や大型免許の他、危険物取扱者やけん引免許、玉掛作業者、高圧ガス資格などを所持しているとさらに高収入を目指せるでしょう。

車の運転が好きな方はもちろん、コミュニケーションが苦手な方にもおすすめの仕事です。

参考:e-stat 令和4年賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/ (2024-8-26)

手取り30万円の年収でよくある質問

手取り30万円の生活レベルや年収でよくある質問に回答します。

一人暮らし手取り30万円で貯金はできますか?

一人暮らしの生活費の目安は21万円なので、手取り30万円あれば十分な貯金が可能です。

貯金額は収入の1割~3割が目安とされるため、3万~9万円で毎月貯金できる額を決めておくと良いでしょう。

急病や結婚への備えや老後資金として、必要額を計算し、余裕のあるうちになるべく貯金しておくのがおすすめです。

なお、現在の金利では貯金しても増えることはほとんどないため、貯蓄の一部を投資に回すのも良いでしょう。

手取り30万円の家賃はいくらがいいですか?

家賃は収入の3割以内が理想とされており、手取り30万円の場合は9万円が目安です。

ただし、居住地域や同居人数、セキュリティなどの希望によりオーバーする場合は、他の出費額で調整する必要があります。

固定費の中で割合が大きく、一度決まった家賃を下げようとすると引っ越しで時間もお金もかかるため、無理のない予算を慎重に決めましょう。

手取り30万円でマイホームは買えますか?

手取り30万円は住宅ローンを利用すればマイホームを購入できるでしょう。

住宅ローンの借入額は年収の5~6倍、カーローンなども含めた借入金全体の返済額は手取りの20%前後が理想とされています。

手取り30万円なら借入額2,200万~3,200万円、月々の返済額6万~7.5万円を目安にすれば、無理のない範囲で返済できるでしょう。

なお、住宅ローンは金融機関や条件によって金利や返済プランが異なるため、ライフプランに合った契約内容を吟味することが重要です。

手取り30万円で車を所有できますか?

手取り30万円は自家用車を所有するのに十分な収入です。

ただし、自家用車の維持には駐車場代やガソリン代をはじめ、自動車税や保険料、車検代や突発的な修理代など多くのコストがかかります。

継続的なコストと利用頻度を比較すると、カーシェアなどの方法を選ぶ方がメリットが大きい場合もあるでしょう。

なお、一般的にマイカーの購入費用は諸経費も含めて年収の5割以下が目安とされています。

手取り30万円の場合は車両価格200万~250万円を予算とし、できるだけローンを組まずに購入することをおすすめします。

手取り30万円で子育ては可能ですか?

手取り30万円で子育てを考えた場合、パートナーの収入がなければ十分な教育費を確保するのは難しいかもしれません。

養育費の目安は地域や各家庭の方針によっても異なるものの、子供1人を育てるのに最低でも1,000万円の教育費が必要とされています。

手取り30万円で子育てをする場合、事前に十分貯金する、子供が成長したらパートナーも収入を得る、キャリアアップで所得を増やすといった対策が重要です。

なお、子供の成長に伴って学費などの支出が大きくなるため、計画的にライフプランを立てておきましょう。

手取り30万円で結婚はできますか?

手取り30万円は結婚して夫婦2人暮らしの生活を支えるのに十分な収入と言えるでしょう。

ただし、厚生労働省の調査(※)によると高齢者以外の世帯の平均年収は651.1万円となり、一馬力の収入では平均を下回ります。

さらに、児童のいる世帯に限定した世帯年収の平均は812.6万円であることから、手取り30万円で子供を希望している場合は共働きを検討する必要があるでしょう。

教育費や介護、老後資金などを見据えて、世帯全体の収入を計画的に上げていくのが理想です。

※出典:厚生労働省 2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2024-8-26)

手取り30万円の割合はどのくらいですか?

手取り30万円の年収は450万~533万円で、給与所得者全体の26.2%と最も多い年収区分となります。

給与所得の構成割合(※)

年収区分全体男性女性
400万~500万円15.3%17.7%12.1%
500万~600万円10.9%14.2%6.4%
合計26.2%31.9%18.5%

なお、女性で手取り30万円のボーナスありの場合、割合は6.4%で女性全体の上位15%に入ります。女性で手取り30万円はかなり高収入と言えるでしょう。

※出典:国税庁 民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/publication/ (2024-8-26)

何歳くらいで手取り30万円は達成できますか?

厚生労働省の調査によると、男性の平均月収が手取り30万円を達成できるのは、額面38万円を超える45~49歳です。

その後59歳まで賃金は増えるものの、60歳以降は急激に下がり手取り30万円を達成するのは難しくなります。

また、女性はすべての年代で手取り30万円を達成できていません。

女性が手取り30万円を超えるのはかなりハードルが高いため、平均年収の高い業種や職種選びが特に重要です。

手取り30万円を目指して転職をご検討の方は、女性に特化した転職サイトエージェントを利用し、サポートを受けながら転職活動をすることをおすすめします。

手取り30万円の年収|まとめ

手取り30万円の年収は40代~50代の男性には平均年収と言えますが、女性や20代~30代の男性にとっては高収入です。

実現できれば、一人暮らしや夫婦2人暮らしなら十分余裕のある生活ができるでしょう。

手取り30万円を実現する手段として、現職の昇格・昇給を目指す道や転職を紹介しました。

現在のキャリアで手取り30万円が難しいときは、ぜひ、本記事を参考に未経験の職種に挑戦してみてください。

計画的にスキルや資格を取得して、中長期的なキャリアプランで手取り30万円を目指しましょう。

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