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SFA JOURNAL by ネクストSFA

更新日:2024/11/21 

30歳の平均年収はどのくらい?男女別の中央値や手取り額も詳しく解説

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30歳はこれまでの経験やスキル、実績などで年収に差が出始める年齢です。

この記事では30歳の平均年収や、30歳が年収をアップさせる方法を詳しく解説しています。


この記事で分かること

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この記事の目次はこちら

30歳の平均年収は416万円

転職サイト「doda」の調査によると、30歳の平均年収は416万円※1でした。

また、国税庁の「令和4年 民間給与実態統計調査」※2では30歳限定のデータがなかったので、30代前半(30~34歳)の平均年収425万円が30歳に最も近い平均年収になります。

ですので、30歳の平均年収は416万円~425万円になるでしょう。

男女計男性女性
25~29歳389万円420万円349万円
30~34歳425万円485万円338万円
35~39歳462万円549万円333万円
30代全体443.5万円517万円335.5万円
※2出典:国税庁 民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/(令和5年9月)

働き始めて10年近くなる30歳は、経験やスキル・実績などにより平均年収に個人差が出始める年齢です。

自分の年収が416万円~425万円より低い方は、今すぐに危機感を持つべきでしょう。

POINT
今の職場で昇給や昇格が難しい場合は、転職も視野に入れましょう。
30歳が転職で年収アップを成功させるには、リクルートエージェントdodaなどの30代向け転職サイトエージェントを活用するのがおすすめです。

続いて男女の平均年収の違いや手取り額など、30歳の年収を細かく見ていきましょう。

※1出典:doda 年齢・年代別に見る日本の平均年収 https://doda.jp/ (2023-12-4)

30歳男女別の平均年収は男性453万円、女性371万円

転職サイト「doda」の調査(※)による、30歳男女別の平均年収を紹介します。

年齢全体男性女性
30歳416万円453万円371万円
31歳428万円465万円379万円
32歳435万円476万円379万円
33歳445万円491万円381万円
34歳447万円492万円384万円
35歳457万円506万円388万円
36歳462万円516万円388万円
37歳474万円530万円394万円
38歳477万円536万円397万円
39歳486万円550万円396万円
30歳→39歳+70万円+97万円+28万円


男女とも年齢が上がるほど年収がアップしていますが、男性に比べ女性の上がり幅はゆるやかです。

30歳前後の女性は結婚や出産で勤務時間を調整したり、産休・育休や退職するケースが多いため、平均年収が上がりにくいと考えられます。

女性は社内の昇格や昇進が男性より厳しい傾向があるので、年収を上げるなら転職が最も有効でしょう。

女性向けの転職サイトをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください

また、年収アップを目的に転職する場合は求人検索型の転職サイトではなく、専任のキャリアドバイザーがサポートしてくれる転職エージェントがおすすめです。


※出典:doda 年齢・年代別に見る日本の平均年収 https://doda.jp/guide/heikin/age/ (2024-6-12)

30歳の手取り月収の平均は約23.7万円

dodaの30歳平均年収(※1)を元に算出した平均月収は約23.7万円になります。

全体男性女性
30歳23.7円25.9万円21.2万円


また、厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」では30歳に該当するデータがないため、30~34歳が最も近いの数値と想定し手取り月収を算出したところ平均は約22.5万円になりました。


手取り月収の平均(※2)

合計男性女性
30~34歳22.5万円23.8万円20.3万円
35~39歳25.0万円26.9万円21.5万円
30代全体23.7万円28.3万円20.9万円


手取り月収は、収入から所得税・住民税・社会保険料などが控除された金額です。

控除額は扶養家族の有無などでも異なりますが、一般的に額面収入の75%~85%が手取り収入になるといわれています。

転職を検討する際は、額面の給与だけでなく手取り収入がいくらになるかを必ずチェックしましょう。

リクルートエージェントならキャリアドバイザーが自分の代わりに給与交渉などを行ってくれるので、月の手取り収入を上げたい方におすすめです。


※1出典:doda 年齢・年代別に見る日本の平均年収 https://doda.jp/guide/heikin/age/ (2024-6-12)
参考サイトを元に、平均年収416万円÷(12か月+賞与2か月分)の80%として手取り月収を算出(賞与2か月分は含めず)
※2参考:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-12)
参考サイトを元に、額面収入の80%として手取り月収を算出(賞与含めず)

30歳の年収中央値は400万円

dodaの調べによると、30歳の年収中央値は400万円です。

30歳の年収平均値・中央値比較(※)

全体男性女性
平均値416万円453万円371万円
中央値400万円430万円350万円

「平均年収がおかしい」と言われる理由

平均値は全ての数値の合計値をデータの個数で割るのに対し、中央値は全てのデータを数値順に並べ替えてちょうど真ん中にくる数値のことです。

中央値では極端に年収が高い人と低い人の数値が除外されるため、より実際に近い年収がわかります。

平均年収がおかしいと感じる場合は、中央値も参考にしてみると良いでしょう。

なお、30歳の年収中央値は平均値と大きな違いがなく、男女どちらも中央値より平均値が高い結果となっています。


※出典:doda 正社員の年収中央値は?年齢別・都道府県別にも解説 https://doda.jp/guide/heikin/median/ (2024-6-12)

東京都の30歳平均年収と月収

政府統計「令和5年賃金構造基本統計調査」では30歳に該当したデータはなく、30~34歳が30歳の平均年収に最も近い数値と想定し東京都の平均賃金を算出します。

全国の平均年収は425万円なのに対し、東京都では平均年収497.4万円と大きく差がでています。

東京都の平均賃金(※)

平均月収平均賞与平均年収
30~34歳34.7万円81.0万円497.4万円
35~39歳39.3万円100.9万円572.5万円
30代全体37.0万円90.9万円535.0万円


東京都は他府県よりも平均年収が高いものの、家賃相場や物価も高いため、生活に必要な費用も多くかかりがちです。

年収アップを目指して上京する場合は、メリットとデメリットをしっかり確認してから選択しましょう。

※出典:政府統計 令和5年賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp/(2024-6-12)

【企業規模別】大企業・中企業・小企業の30歳平均年収

厚生労働省「 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」の企業規模別の年収でも30歳に該当したデータはなく、30~34歳の数値が30歳の平均年収に最も近いと想定されます。

企業規模別の年収は、従業員数1,000人以上の大企業で369.9万円、100~999人の中企業で327.0万円、10~99人の小企業で313.9万円です。


企業規模別・年代別平均年収(※)

大企業中企業小企業
男女計男性女性男女計男性女性男女計男性女性
30~34歳368.9389.8332.1327.0344.6298.6313.9332.5281.8
35~39歳419.5454.4350.9358.9382.8317.8345.8370.8294.4
30代全体394.2422.1341.5343.0363.7308.2329.9351.7288.1
(単位:万円)


企業規模が大きくなるほど平均年収は上がる傾向があり、大企業と小企業の年収の差は55.1万円です。

大企業は福利厚生や待遇が充実している場合も多く、転職の際にもネームバリューが有利に働きます。

転職を検討している30歳は、一旦大企業でキャリアを積んでステップアップを目指すのも一つの方法です。

その場合は、ビズリーチJACリクルートメントリクルートダイレクトスカウトなどハイクラス向け転職エージェントを使ってみてください。


※参考:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-12)
参照サイトを参考に、賃金(月収)×12か月で年収を算出(賞与は含まず)

【最終学歴別】高卒・専門卒・大卒・大学院卒の30歳平均年収

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」の最終学歴別では30歳に該当したデータはなく、30~34歳の数値が30歳の平均年収に最も近いと想定されます。

年収を最終学歴別に見ると、高卒298.2万円、専門卒315.7万円、大卒365.9万円、大学院卒425.2万円となっています。

学歴別・年代別平均年収(※)

高卒専門卒大卒大学院卒
男女計男性女性男女計男性女性男女計男性女性男女計男性女性
30~34歳298.2316.6257.3315.7330.0298.1365.9383.2335.0425.2428.8412.0
35~39歳321.1344.6264.2343.6360.0320.6424.7450.6368.6513.3522.6471.8
30代全体309.7330.6260.8329.7345.0309.4395.3416.9351.8469.3485.7441.9
(単位:万円)


年収の高い大企業は大卒以上を採用するケースが多く、平均年収も大卒以上とそれ以外で明確な差が見られます。

特に高卒と大学院卒の平均年収の差は127万円となり、年齢が上がるほど年収の差も広がっています。

また、大学院卒では男女差が最も小さく、学歴が高い女性は結婚や出産後も仕事を続けるケースが多いことがわかるでしょう。

学歴の差を30歳から取り戻すのは現実難しいので、年収が低めの高卒や専門卒の方はリクルートエージェントなどの転職エージェントを活用して転職するのがおすすめです。


※参考:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/(2024-6-12)
参照サイトを参考に賃金(月収)×12か月で年収を算出(賞与は含まず)

30歳の平均手取り23.7万円から見える生活費の目安

ここでは30歳の平均手取り23.7万円を元に、項目ごとの生活費の目安を算出します。

30代は結婚や出産などライフステージが変化しやすいため、必要な生活費の参考にしてください。

家賃は手取りの約30%

30歳の平均手取り23.7万円の場合、家賃の目安は約71,100円です。

住宅ローンを組む場合はそれより低く、理想的な返済比率は手取りの20~25%程度(※)といわれています。

家賃は最も大きな固定出費となるケースが多いため、賃貸でも住宅ローンでも無理のない割合に抑えることが大切です。


※参考:三菱UFJ 銀行 住宅ローンの理想的な返済比率の目安とは?計算方法と借り入れを検討する際の注意点を解説! https://www.bk.mufg.jp/(2024-6-12)

食費は手取りの約20%

30歳の平均手取り23.7万円の場合、食費の目安は約47,400円です。

単身者であれば外食も可能ですが、ファミリーの場合はかなり切り詰める必要があるでしょう。

食費は固定出費の中でも調整しやすい項目なので、生活に合わせて外食を控える、自炊や買い物の仕方を工夫するなど、出費を抑えることが可能です。

貯金は手取りの約10~20%

30歳の平均手取り23.7万円の場合、毎月の貯金額の目安は23,700円~47,400円です。

これまで貯金ができていない30歳も、病気や事故で働けなくなるなど緊急の場合に備えておく必要があります。

単身者や子どもがいない夫婦のケースでは、毎月の貯蓄額をもう少し増やして結婚や老後資金に余裕を持って蓄えておくと安心です。

光熱費は手取りの約4~5%

30歳の平均手取り23.7万円の場合、光熱費の目安は9,480円~11,850円です。

在宅ワークや育児中など自宅で過ごす時間が長い場合は、これ以上かかるケースもあります。

水道・電気・ガスなどの料金は地域や契約プランによっても異なるため、節約のために契約会社やプランを見直してみるのも一つの方法です。

ライフスタイルに合ったプランがある会社を選ぶと電気やガス料金を節約できます。

通信費は手取りの約5%

30歳の平均手取り23.7万円の場合、通信費の目安は11,850円です。

スマホ利用料は会社やプランによって料金が異なるため、ライフステージが変化するタイミングで見直すと節約になります。

使用頻度や利用状況などに合わせて無駄のないプランを選びましょう。

加えて、固定電話や自宅のインターネット契約の有無を検討することも大切です。

30歳で年収はいくらあれば理想的か

ファイナンシャルプランナーによる家計の理想的な支出割合(※)は以下の通りです。

家賃貯蓄食費教育費光熱費通信費交際費雑費
20~30%10~20%15~20%5~10%4~5%3~5%7~10%5~10%


ここでは世帯人数別に30歳の理想的な家計割合を算出します。


※タマルweb 手取り20万円、30万円、40万円の理想の支出割合 https://www.aeonbank.co.jp/ (2024-6-12)

30歳の独身1人暮らしは400万円以上が理想

年収400万円の場合、手取り月収は約22.9万円(※)です。

理想の家計割合にあてはめると、以下のような生活が目安になります。

支出項目支出金額(月額)
家賃70,000円
貯金45,000円
食費45,000円
教育費
光熱費10,000円
通信費7,000円
交際費22,000円
雑費(保険料・交通費など)22,000円
合計221,000円


地域や生活状況によっても異なりますが、30代の1人暮らしは年収400万円以上あれば余裕のある暮らしが送れます。

実家暮らしの場合は家賃や食費の一部を、将来設計や万が一の事態に備えて貯蓄に回すのがおすすめです。


※賞与2か月分として計算(月収に含まず)

30歳で結婚して2人暮らしは600万円以上が理想

年収600万円の場合、手取り月収は約32万円(※)です。

30歳で夫婦2人の生活では、一例として以下のような生活になるでしょう。

支出項目支出金額(月額)
家賃100,000円
貯金65,000円
食費65,000円
教育費
光熱費12,000円
通信費15,000円
交際費30,000円
雑費(保険料・交通費など)30,000円
合計317,000円


夫婦2人暮らしであれば年収600万円以上で余裕のある暮らしが送れます。

ただし、都心の場合は家賃の割合が高くなるため、ほかの部分で節約が必要になるでしょう。

夫婦ともフルタイムで働ける貴重なライフステージなので、将来の教育費や子育て期間に備えてしっかり貯蓄しておくのがおすすめです。


※賞与3か月分として計算(月収に含まず)

30歳で結婚して子ども1人と3人暮らしは700万円以上が理想

年収700万円の場合、手取り月収は約37.3万円(※1)です。

夫婦と子ども1人の3人暮らしでは、以下のような生活が目安となります。

支出項目支出金額(月額)
家賃120,000円
貯金70,000円
食費70,000円
教育費20,000円
光熱費15,000円
通信費15,000円
交際費25,000円
雑費(保険料・交通費など)30,000円
合計365,000円


年収700万円以上あれば、夫婦と子ども1人の3人暮らしでも安心して生活できるでしょう。

30歳の平均年収が416万円なので、夫1人で年収700万円以上はかなり難しいラインです。

ただし、首都圏では家賃や将来の教育資金に不安があるため、節約して家賃や貯蓄に回すか、育休明けの共働きを検討する必要があります。

妻が育休明けに働く場合は女性向けの転職サイトを活用してください。経験やスキルがある方は女性向けの転職エージェントもおすすめです。

なお、住宅ローンを組む場合は年収の約5倍が借入額の目安(※2)となります。頭金も含めて3,500~4,500万円ほどの住宅を検討すると良いでしょう。


※1賞与3か月分として計算(月収に含まず)
※2三菱UFJ銀行 いくら借りられる?年収から住宅ローンの目安を計算しよう https://www.bk.mufg.jp/(2024-6-12)

30歳で夫婦と子ども2人と4人暮らしは800万円以上が理想

年収800万円の場合、手取り月収は約42.7万円(※)です。

夫婦と子ども2人の4人暮らしでは、以下のような暮らしが目安となります。

支出項目支出金額(月額)
家賃120,000円
貯金70,000円
食費80,000円
教育費40,000円
光熱費17,000円
通信費15,000円
交際費30,000円
雑費(保険料・交通費など)40,000円
合計412,000円


夫婦と子ども2人の4人家族の場合、大学進学や老後のための貯蓄も考慮して年収800万円以上あると安心です。

なお、住宅ローンを組む場合、年収800万円では月の返済額は最大でも10万円ほどが目安になります。

子どもの成長に伴う教育費や食費も年々上がるため、必要であれば夫婦2馬力の収入も検討しましょう。

夫or妻、もしくは2人とも高年収がもちろん理想なので、リクルートエージェントビズリーチなどキャリアドバイザーにサポートしてもらえる転職サイトを活用してください。


(※)賞与3か月分として計算(月収に含まず)

30歳から年収を上げるためにできること

30歳が年収を上げるには、主に次の4つの方法があります。

理想の生活や将来設計のために、自分に合った方法で年収アップを目指しましょう。

資格取得やキャリアを積んで昇格・昇進する

多くの企業は長く務めるほど年収が上がる傾向があるため、資格取得やキャリアを積んで昇格・昇進を目指すことが年収を上げる近道です。

業務に役立つ資格を取得して資格手当の支給を目指す、会社既定の目標を達成して評価を上げるなど、目に見える実績を意識しましょう。

取得した資格は現職でのキャリアアップだけでなく、転職を考えたときにも役立ちます。

また、役職手当は一般的に係長・課長・部長と役職が上がるごとに約10万円ずつ月収がアップ(※)します。

係長クラスの平均年齢が45歳なので、30代のうちにキャリアを積み重ねておくことが大切です。

ただし、資格やキャリアを積んでも現在の職場で昇格・昇進が見込めない場合は、30代におすすめの転職サイトを活用してください。



※参考:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-12)

特技や趣味を生かして副業する

現職での年収アップが期待できない場合、特技や趣味を生かして副業をはじめるのも一つの方法です。

ただし、企業によっては副業を禁止しているため、はじめる前に会社の規定を忘れずに確認しましょう。

アルバイトなどのダブルワーク以外にも、クラウドソーシングを利用して自宅でできる副業も増えています。

本業と関係のあるスキルや知識、趣味の経験などを生かせるものならスムーズにはじめられるでしょう。

副業に取り組む際は、時間の確保や活動を通して本業に悪影響がでないよう注意が必要です。

資産運用をはじめる

将来的な余裕資金をつくるために、資産運用をはじめるのも一つの方法です。

老後に向けて必要な資金は2,000万円といわれるため、30代は教育資金だけでなく老後資金も蓄えておく必要があります。

新NISAの運用など政府が個人投資を促進する中、30代の金融資産運用割合(※)は次のようになっています。

金融資産保有額預貯金保険投資その他
単身世帯912万円443万円(48.6%)51万円(5.6%)389万円(42.7%)29万円(3.2%)
2人以上世帯856万円408万円(47.7%)146万円(17.1%)294万円(34.3%)9万円(1.0%)


ライフステージや貯蓄額によっても異なりますが、金融資産における資産運用割合の平均は単身世帯で42.7%、ファミリー世帯で34.3%です。

この割合を目安に少しずつ運用資産を増やしていくと良いでしょう。

ただし、資産運用をはじめる際は、長期的に安定して資産を運用できるよう事前にしっかり学習することが大切です。



※参考:金融広報中央委員会 令和5年 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] https://www.shiruporuto.jp/public/ (2024-6-12)
参考:金融広報中央委員会 令和5年 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] https://www.shiruporuto.jp/(2024-6-12)

待遇の良い企業へ転職する

年収を上げるために、今より待遇の良い企業へ転職するのも手段の一つです。

そもそもの年収が低い、今の会社でキャリアアップが期待できないという場合は転職を検討しましょう。

なお、30代で転職した方の44.6%が年収が上がった(※)と回答しており、特に30代前半は全年代の中で最も年収が上がった人の割合が高くなっています。

30代は積み重ねたスキルやキャリアを生かして転職するチャンスといえるでしょう。

転職を迷っている方は、ひとまず転職サイト転職エージェントに登録して転職市場をチェックしてみてください。


※参考:厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-12)

30代で年収を上げて転職したい方向けの転職サイト・エージェント

年収を上げたい30代におすすめの転職サイトや転職エージェントを紹介します。

転職エージェントを利用して転職した場合、利用しなかったときと比較して年収アップの確率が高い傾向があります。

リクルートエージェント

保有求人の多さに定評のあるリクルートエージェントは、30万件以上の非公開求人を取り扱う転職エージェントです。

自分の強みを発見できるキャリアカウンセリングから、選考対策、企業の情報提供など転職活動を幅広くサポートしてくれます。

業種や職種を問わず多くのジャンルをカバーしているため、自分に合った求人が見つかるでしょう。

幅広い求人にアクセスしたい30代は、リクルートエージェントを利用してください。

公開求人数公開:382,611件
非公開:335,977件
※2024年4月時点
対応エリア全国、海外
特色・強み・非公開求人を多数保有
・業界に精通した専任キャリアアドバイザー
・幅広い転職の希望に対応できる

出典:株式会社リクルート 【公式】リクルートエージェント https://www.r-agent.com/ (2024-6-12)

doda

doda 公式サイト

28万件以上の求人を保有するdodaは、転職サイト・エージェント・スカウトを兼ね備えた転職サービスです。

自分のペースで転職活動を進めつつ、必要な場面でエージェントサービスを活用できます。

また、エージェントサービスを利用することで非公開求人の紹介も受けられるため、条件の良い転職を希望する方はぜひ登録しておきましょう。

効率良く転職活動を進めたい30代はdodaの利用がおすすめです。

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出典:パーソルキャリア株式会社 【公式】doda https://doda.jp/ (2024-6-12)

ビズリーチ

ビズリーチ公式

ビズリーチは保有求人の3分の1以上が年収1,000万円以上の、経営幹部・管理職といったプロフェッショナル向けの転職サイトです。

28,900社以上の優良企業や、7,300人以上の優秀なヘッドハンターから直接スカウトが届きます。

スカウトの内容から自分のスキルやキャリアを評価した市場価値がわかるため、現在の年収が適正かどうか判断できるでしょう。

現在の年収に不満がある30代はビズリーチへの登録をおすすめします。

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出典:株式会社ビズリーチ 【公式】BIZREACH https://www.bizreach.jp/ (2024-6-12)

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト バナー

リクルートダイレクトスカウトは、年収800万~2,000万円以上の求人を12万件以上掲載している転職サイトです。

転職決定年収は平均925万円以上となっており、30代の求職者も年収アップが見込めます。

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出典:株式会社リクルート 【公式】リクルートダイレクトスカウト https://directscout.recruit.co.jp/ (2024-6-12)

パソナキャリア

ハイクラス転職を支援するパソナキャリアは、年収アップ率61.7%の実績を持つ転職エージェントです。

30代の転職支援に強みを持ち、年収600万~1,200万円の求人を多数扱っています。

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マネジメントスキルや積み重ねた経験を生かしてキャリアアップを希望する30代は、パソナキャリアの利用がおすすめです。

公開求人数35,414件※2024年4月時点
対応エリア全国・海外
特色・強み・女性のキャリア支援に強い
・女性向けイベントやセミナーの実施
・転職後のサポートが充実

出典:株式会社パソナ 【公式】パソナキャリア https://www.pasonacareer.jp/corp/ (2024-6-12)

ワークポート

3年連続で顧客満足度高評企業に選ばれたワークポートは、11万件以上の求人を取り扱う転職エージェントです。

国内に50か所以上の拠点を持ち、地方での転職活動も地元に根差したサポートをしてくれます。

特にIT系や建設業界に強みを持つため、未経験からのキャリアチェンジを目指す方にもおすすめです。

30代で未経験ジャンルに挑戦したい方は、ワークポートに相談してみましょう。

公開求人数94,293件
対応エリア全国
特色・強み・IT・Web業界の転職に強い
・未経験歓迎の求人が豊富
・転職支援ツールが充実している

出典:株式会社ワークポート 【公式】ワークポート https://www.workport.co.jp/ (2024-6-12)

30歳の平均年収についてのQ&A

30歳の平均年収に関する以下の質問に回答します。

平均年収の数値がおかしくないですか?

平均年収は都心部や地方など年収に幅のある地域や、さまざまな雇用形態の給与の平均値となっているため、見る人によっては体感と異なる場合があります。

例えば全国の30代の平均年収は443.5万円ですが、東京都の平均年収は535万円のため、東京で働く30代にとって平均年収は低く感じるでしょう。

反対に派遣社員や地方で働く方にとっては、平均年収が高すぎておかしいと感じるケースもあります。

また、平均年収の多くは税込の年収であり、手取り収入とは異なることにも注意が必要です。

平均年収を見るときは地域や年齢などの属性を確認して、自分の条件に近いデータを参照しましょう。

30歳では年収がいくらあればいいですか?

30歳で必要な年収はライフステージによって異なります。

独身1人暮らしの30歳なら年収400万で十分豊かな暮らしができますが、結婚して子どもがいる30歳は年収800万円以上が理想です。

生活に必要な金額から理想の年収を定めて、不足している場合は共働きや副業で補うか、キャリアアップや転職を検討してキャリアプランを立て直しましょう。

30代で年収600万円は上位何%に入りますか?

30代で年収600万円の場合、全年代の上位22.6%に入ります。

全年代における年収600万円以上が占める割合(※)

全体男性女性
22.6%33.2%8.1%


30代の平均年収が443.5万円、東京都に限定しても535万円なので、年収600万円以上は高いといえるでしょう。

女性では上位8.1%と上位1割に入っており、年収600万円以上を稼ぐ女性はごく一部であることがわかります。


※出典:国税庁 民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/ (2024-6-12)

30代で年収1,000万円は上位何%に入りますか?

30代で年収1,000万円の場合、全年代の年収の上位5.4%に入ります。

全年代における年収1,000万円以上が占める割合(※)

全体男性女性
5.4%8.3%1.4%


30代に限らず年収1,000万円を超えるビジネスパーソンは、非常に高年収であるといえるでしょう。

女性の場合は上位1.4%となり、女性の昇給・昇進の厳しさがわかります。


※出典:国税庁 民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/ (2024-6-12)

30代からでも転職して年収を上げることはできますか?

30代でも転職して年収を上げることは可能です。厚生労働省の調査(※)によると、転職した30代の半数以上が賃金が増えた、または変わらないと回答しています。

増加した変わらない減少した
30~34歳48.6%18.4%32.8%
35~39歳40.6%20.5%37.7%


現職でキャリアアップが見込めない場合は転職を検討し、スキルやキャリアを適正に評価してくれる職場を選びましょう。



※参考:厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/ (2024-6-12)

30歳の平均年収|まとめ

30歳という年齢は今後の年収アップが期待でき、またキャリアチェンジしたい方の転職にも最適なタイミングです。

年収に不満があってもまだまだやり直せる年齢なので、目標をしっかり定めてキャリアを積み重ねていきましょう。

また、ライフプランによっても求めるキャリアが変わってくるため、ワークライフバランスの実現も大切です。

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